そして・・あっという間に４隻の海軍艦隊は沈められた・・。

そして・・翌日毎日のように早く起きたユキナは仲良くなったコックのナルロのところへ行くために食堂へ向かうと早起きでしっかりもののアルヴィスがコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた
ユキナの存在に気がついたアルヴィスは新聞を置き飲みかけのコーヒーが入ったコップをテーブルにおいてユキナのところに近づいて手を差し伸べるとユキナはその手に乗っかった。
そしてもちあげられた彼女はテーブルの上に乗ると再び新聞を読み始めた

ユキナ「おはよう！アルヴィス！」
アルヴィス「おはよう・・いつも速いな船長は？」

ユキナ「相変わらずまだ寝てます・・苦笑)」
アルヴィス「あはは・・・そうか・・まぁ・・あれでも船長だがいざというときは頼りになる！今は休ましてやろう」

ユキナ「うん！アルヴィスなんか変わったことあったの？」
アルヴィス「ああ・・・その話なんだがな・・がチャ)エース「ふぁあ～・・おはよう」・・今日は速いなぁ・・船長・・明日は嵐か？」

と真顔で答えるアルヴィスにエースは焦る

エース「なっ！！なんでそうなんるんだよ！俺だってたまには早く起きるときもある！」
と胸を張って応える。ぞろぞろと他の船員も起きてきて食堂はあっという間に人でうまった
そしてコック担当のナルロと他のコックたちが食事を運んでくる
ここは自分で好きなものをとりだすようなルールである。

ナルロ「おお～！おめぇらおはよう！さぁ飯だよ！たぁんと喰え！」
「「「いただきま～す！！」」」

挨拶をしたあとここはすぐに戦場化とした。
わいわいと賑わうなか僕は一口サイズのご飯をもらい口に頬張る

「うぅ～ん！！おいしぃいモグモグ)・・・なるふぉ・・おいひぃよ！」
　 (ナルロ・・おいしいよ)
ナルロ「おお～そうかそうか！ニカッ)」
アルヴィス「食べながらしゃべるな・・呆)」

幸せな一時も迎えたのである・・・
そして食事が集まった後これからどうするのかを話し合っているとアルヴィスがしゃべる

アルヴィス「実はな・・おまえらに・・・ニュースがある」
「「「ニュース？？？」」
「？」

アルヴィス「これだ・・」

ぴらっ・・
アルヴィスが取り出したのは一枚の手配書だった・・。

其の顔は・・・僕だった・・・


「「「えええええぇ～！！」」」

一枚の手配書には大きく僕の顔が写っていたいつの間に・・
たぶんこの間の海軍戦のときに取られたのだろう高くジャンプしてアクア・ストリームで攻撃しているところを上手く取られている

しかも・・その懸賞金の額がとんでもないことに！

小さき守護神ユキナ
ALIVE ONRYE４億５０００万ベリー
※必ず生かして捕らえよ殺したものをインペルダウン送りとする

と書かれていた。

いきなり４億ごえ～！！
なんで？？

ナルロ「参ったこいつはぁ・・驚いたエース船長より金額が上とは・・・」
シン「しかも生け捕り・・・・海軍は何を考えてんだ？」
アルヴィス「・・恐らく能力者の弱点である海の力を操れるからだと思うが？」
エース「おっ！俺の懸賞金も上がってるぜ！ニィ)」

「「「えっ？！！」」」

ユウト「あっ・・本当だ火拳のエース「２億３０００万べりー」だって！一気に跳ね上がったなぁ～」

エース「だろう！船長なのにクルーより低いというのも何か変だが・・そんなのは関係ねぇ！！ユキナこの調子でどんどんあげていこうぜ？なっユキナ！」
ユキナ「ふぇ？！・・うっ・・うん！そうだね」

アルヴィス「・・・？・・・・」

そのときアルヴィスが僕のことを不思議に思っていたことを知らずに僕は思わず作り笑いをしてしまった。

その日の夜皆が寝静まった頃ぼくは一人甲板の手すりにたち夜空に瞬く星を見つめていた。
もちろんエース兄は寝ているよ・・

「Forever,Forever,君が居るから答えは必要ないよ
　愛ですべては特別になる

　分かり合う一瞬でMy Life
　生まれ変わったような
　Amazing奇跡異常の出会いがNoe rigining
　僕らの人生はそう不完全でもいいさ
　just going可能性は変わり続けるAlways

I Love You,I Love You
何度言っても足りないDearest
　限られたこのたびに永遠をくれたYOU


70億の命の中でYOU LOVE運命に出会えた
　この手とこの手のぬくもりで
　きっと世界は変わる
　一瞬一秒が愛しくて今、すべてを抱きしめる
　孤独も涙も未来へと繋がるLil"infinity」


アルヴィス「・・・いい歌だなぁ？」

？！
「・・アルヴィス！・・聴いてたの？///」
アルヴィス「ああ・・綺麗な歌声が聞こえたもんだから誰だと思ってたらおまえだったんだなぁ？眠れないのか？」

「・・・うん」


アルヴィス「・・何か悩み事か？」

「・・・」
アルヴィスは僕の隣に来て手すりに肘を置いて一緒に夜空を見つめながら言う


アルヴィス「当ててやろうか？大方・・初懸賞金だけで億越えルーキーの仲間入りを果たしてしまったとこでまた狙われやすくなるし、海軍が襲ってくる確立も高くなる皆に迷惑をかけないか迷ってんだろう？」

「？！・・・フッ・・アルヴィス兄は何でもおみ透視ってことかぁ～」
僕はその場に座り込んで星空を見上げた
アルヴィス「で？その返事からして・・当たっているのか？」

「・・・まぁね・・でもどうしてわかったの？」
アルヴィス「おまえがエース船長に懸賞金上げていこうなといわれたときわずかだが、作り笑いだったからだ・・。」

そうだったんだ・・無意識でやっちゃったんだなぁ・・僕・・。
アルヴィス「気にするな今更海軍に狙われる奴が増えたところで俺たちは既にお尋ね者だ、狙われることになんて慣れてる。」

「でも！・・僕を狙ってる奴は・・とんでもなく強かったら・・僕はもぅ・・みんなに・・傷ついて欲しくないのにぃ・・・僕の所為で・・・怪我したら・・涙)」

アルヴィス兄ちゃんは僕の頭を撫でてくれた
その大きな人間の手で・・。

アルヴィス「俺たちがおまえを絶対護ってやる・・俺たちは誰一人仲間を見捨てやしねぇ！それだけは覚えておけ？ユキナどんなことがあっても仲間を信じろ！」

「？！・・・うん！！・・アルヴィス兄・・・ありがとう」
アルヴィス「フッ)・・ああ・・もう遅いから寝な？」
「・・・」

アルヴィス「・・・？どうした？」
「今日はアルヴィス兄のところで寝てもいい？」

アルヴィス「ああ・・別にそりゃあ構わねぇが・・どうしてだ？」
「たまには・・静かに寝たくて・・」

アルヴィス「・・・クっ)ああ・・なるほど・・いいぜ」

アルヴィス兄は手を差し伸べてくれたエース兄のいびきの煩さを知っている彼は苦笑いしてOKしてくれた。
そして今日は静かにぐっすりと眠れたのは言うまでもない。

朝方起きたエースがユキナの布団がないことに気がつきユキナの名前を叫びながら走り回っていて、アルヴィスに煩いと拳骨を喰らったのも言うまでもない。

そして・・赤髪の情報を掴んだユキナたちは冬島に進路を変えて進んだ。