エース「うぅ～ん・・・ふわぁあ～・・よく寝たぁ～！っと・・・・・・？あれ？ユキナがいねぇ先に起きて食堂にいったのか？ったく・・起こしてくれたらよかったのに・・」

エースは両手を天井に伸ばしがらグット身体を伸ばして軽く準備体操をした。
そして、食堂へ向かった。

皆はもう食堂におり食事を始めていた。
アルヴィス「おはよう船長」
エース「おう！おまえらおはよう」

「「おはようございます！！船長！」」
朝から元気よく挨拶を交わすクルーたちはもう二日酔いは治ったようで完全復活をしていた
シン「おう！やっと起きたのか・・エース船長」
エース「おう！肉～！！」

エースはアルヴィスとシンの間に座り肉がくるのを待った
ナルロ「はいよ！お待ちどう」

「「「いただきます～！！」」

大量の肉や料理がテーブルにならび声を揃えて挨拶をすると食べ物の争奪戦が始まった

「これはおれのだ！」
「いいや俺が速かった」
などと言い合ってはいるがどことなく楽しそうにやりとりをしていた
エースも其の一人で既に確保した大量の肉を皿に載せて口の中に頬張る
止まらないスピードでがつがつと食べ始めるが・・誰か一人いないことに気がついたのか辺りを見渡した

アルヴィス「どうした？エース」
エース「なぁ・・ユキナはどこにいんだ？部屋にいなかったが・・」
アルヴィス「ああ・・ユキナなら・・」
エース「？！」

ユキナ「・・・すぅ・・すぅ・・」
アルヴィスの右手がどかれると眼に見えたのは、一足先に食べたユキナはアルヴィスの左手に寄りかかりすーすとハンカチをかけられたユキナが寝息を立てて寝ていた。

エース「そんなに起きるの早かったのか？」
アルヴィス「いいや・・エースあんたのいびきが煩くて中々眠れなかったんだと」
エース「・・・」

アルヴィス「少しは気をつけてやれよ？」
エース「ああ分かったニカッ)」
シン「にしても寝顔が本当に可愛いなぁ～見てて癒されるよ・・なんか」

ナルロ「本当になぁニカッ)」
厨房から出てきたナルロもエプロンについているタオルで手を拭いながらやってきた
そんな平和な日々は一つの大きな音と揺れで壊れた

ドォオオオン

グラッ・・

エース「？！」
「「！！！！なんだ？敵襲か？！！」」

「海軍だぁあ～！！」

食事を終えて見張りをしていたクルーが甲板から叫んだ
ユキナも大きなゆれで目が覚めて起き上がった。どうやら海軍が攻めてきたらしい


海軍「見えてきました敵船です！！」
将校「どこの船だ！」
海軍「はい！最近活発に動き始めているルーキースペード海賊団です！！」

将校「ならば今のうちに潰しておくのみ！砲撃用意！！！」
海軍「砲撃用意～！！」
将校「撃て～！！」
ドォオン

４隻の海軍艦隊がスペード海賊船を目掛けて砲撃する・・。
船には当たらないが船の近く落ちたために船は左右にゆっくりだが大きく揺れた

エース「おっと・・あいつらも何かやる気みてぇだなニヤリ)」
ユキナ「そうみたいだね！」
エース「ユキナは俺のポケットに入ってろよ！俺が片付けてくるからよ」
そういってエースはポケットを広げ入れる隙間を造ったがユキナはエースの帽子に飛び乗った。

エース「・・ユキナ？」
ユキナ「僕も戦う」
エース「えっ？！でもお「船をつけろ～！！」・・わかった振り落とされんなよ？！ニヤリ)」

ユキナ「うん！」

何かを言おうとしたエースは海兵たちの言葉に悟られてしまったが決意したエースは帽子を深く被りガシッと捕まっているユキナに言うその笑みは何かイタズラを考えた子供のような笑みだった。
そして甲板へ出るとすぐ隣に海軍の軍艦が来ていた。
いつでも海兵たちが乗り移れる状態になっていた。

将校「いけ～！海賊を捕まえろ～！！」
海兵「「うぉおおおお～！！」」

戦いが始まったクルーたちも剣や銃を構えて戦闘態勢を取る。
海兵たち数名をクルーたちが相手をし、エースユキナは軍艦へ飛び移り攻撃を仕掛けた

エース「火拳～！！！」

ドォオオオン
海兵「うわぁあああ～！！」

そしてまた次の軍艦へ乗り移り甲板へと着地するとすぐさま囲まれて銃口を向けられた
海兵「気をつけろこいつ能力者だ！！」
エース「これは・・どうもだが、次の相手はおれじゃねぇ・・ニヤリ)」

エースの帽子から空へ向けて高くジャンプしたユキナ
ユキナ「僕が相手だ！！アクア・ストリーム(水の竜巻)」

海から渦潮が発生し柱を造るように海兵たち襲われ海へ投げ出された
エース「やるな！ユキナ俺も負けてランね！」

かくして、数分による戦闘で４隻は２人によって壊滅状態に落とされていた
生き残った将校は

将校「くっ・・強すぎる・・それに・・能力者が２人も・・？！・・小人？！ボソッ)おい写真をとっておけ」

海兵「はっ！」

将校(あれは・・海軍が探していた小人じゃなかったか？)

そんな動きがあったのをエースたちは知らずに海軍の軍艦を沈めた