とある場所では・・

「どうやら・・失敗したようです・・「若様」・・」

若様と呼ばれた男は不気味な高笑いをしながら冷静に応える・・

「フッフッフッ)・・悪運だけは強いようだな・・」

「それで・・いかがいたしましょう？取引の件ですが・・」

「しばらく泳がせておけ・・いずれ・・海軍本部にも知らされるだろうしなぁ・・すぐに居場所も割られるだろう？」

「はっ・・それでは・・」

バタン・・

部下は部屋から居なくなって・・幹部と思われる男が口を開く

「いいのか？・・このままで・・」

「フッフッフッ)ああニヤリ)しばらく泳がせチャいるが・・海軍の思いどうりにはさせねぇよ・・あいつの能力にはあいつが生まれたときから目をつけていたんだからなぁ・・おまえも仕事場では目を配っとけよ？あいつの情報が来たらすぐに知らせろ」

「・・了解したそれでは私は本部に戻るとしよう・・」
ガチャリ
「ああ！」

バタン



「フッフッフッフッ・・・おめぇはいつまでかくれんぼを続けているつもりだぁ？俺はいつでもおまえを見張っている・・・おまえの能力は俺のモノだ・・必ず手に入れてやる・・





待っていろ？すぐに迎えに行くからなぁ・・ユキナニヤリ)」

暗い部屋に一筋の光が灯る彼は一体何者なのか・・
ｐｒｒｒｒｐｒｒｒ
一つの電電虫が鳴り響く
｛ドフィ・・俺だ・・・｝
「・・おまえに一つ仕事を頼みたい・・」
｛仕事？なんだ？それは・・もしかして「例の探し人」は見付かったのか？｝

「ああ・・今は海賊船にいるらしい・・」
｛海賊船？また厄介な船にいるなぁ・・どこの海賊だ？｝
「・・最近力をつけている「スペード海賊団」というところにいる。」
｛ああ・・わかった・・とりあえず部下の海兵にでも海賊が近くにいるとでもいって対処させよう｝

「フッフッフッ)悪いなぁ・・・・




　 ・・・・ヴェルゴ」
ヴェルゴ｛・・・いいさドフィの頼みならなそれじゃ俺は仕事があるから・・｝
「ああニヤリ)」
ガチャ・・

海軍とはなんのつながりがあるのか・・ユキナをなんの目的で狙っているのか・・
まだ・・知るのはこの先になるだろう・・・。