目を覚ますと…うつぶせに寝かされていた
しかも身動きが取れないのは両手を背後できつく結ばれており
声を出さないように猿轡を噛まされいたのだ！

っ…！何だよ…
これ…縄放置プレイかよ…
しかも…誰かさんが首を思いっきり叩いたせいで首がズキズキするしそれじゃなくても、肩がズキズキと動かすだけで痛む。

ズキッと痛みが増して思わず悲鳴を上げそうになるが
声が出ない。
「っ‥‥」

そういえば此処…どこだ？
部屋全体を目だけで確認すると和風の部屋に寝かされたようだ‥
障子のほうをみると誰かが通った人影が写った

「！！」

警戒していると入ってきたのは昨日とは違った優しそうなおじさんだった…

？「目が覚めたかい？すまないね…こんな扱いで」
申し訳なさそうな顔をしながら僕に駆けられたであろう布団をめくる

？「今縄を解くからね…少し待ってておくれよ

あー…総司のやつこんなにきつく縛り上げられたらきつかっただろう…それに君は怪我をしていたようだからね…尚更…。」

両手を縛っていた縄が解けたのか少し離れると
僕の身体を起こしたそして猿轡の布を外してくれた

？「…口の中のものもとってくれるかい？」
僕は言われたとうりに口の中に入れてあった布もとった。

「…あの…ここはどこですか？貴方は…だれ？」

？「アァ‥・これは失礼したね私は「井上源三郎」ここは新選組の屯所だ」

やはり…彼らは新選組だったようだ…
「…新選組！」

井上「そんなに驚かなくていい…ちょっときてくれるかい？」

「それより…千鶴姉は！もう一人…僕と一緒にいたでしょう！？」

井上「え？…あぁ、あの子もつい先ほど目が覚めて今から行くところにいるから案内するよ‥‥
少し手首を縛るけど…肩の傷は大丈夫かい？」

「…え？…あ、はい…少し痛むけど大丈夫…です」

井上「‥‥あぁ…よかった…それより君は…あの時の‥」

「え？…あ、あの時のおじさん！！」

井上「やはり君だったか…まさかこんなところで再会するとは思ってもいなかったよ…途中で君がいなくなったから心配してたんだけど…元気そうでよかった」

と安心したように笑う井上さん・・・
なんていい人なんだ…
とか思いつつも話し合いの場についたらしく井上さんが少女をゆっくりと開けた。