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序章
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‥‥もしも‥‥
あなたが‥‥
時代のうねりに巻き込まれる時代に飛ばされたら
‥・・・貴方は…どう生きますか?
僕は‥‥‥‥この時代で‥‥
前へと進む彼らに魅了されて‥‥
貴方たちと共に生きたいと‥‥
願いを込めた‥‥
もう‥‥たとえ‥‥戻れなくたっていい
貴方たとともに志を掲げて生きたい…
誠の旗のもとに‥‥
桜舞う花吹雪の中で一人の影がちらりと見える
その影は女性の姿をしており
‥‥遠くの空を見つめている
‥‥その表情はとても辛そうで‥‥
切なげな‥‥表情だった。
「もし…そこのお方どうかされましたか?」
耳慣れない声に意識が浮上する。
ハッと目を開けるとそこは人の優しそうなおじさんの顔があった。
不安げに寄せられた眉に反射的に「大丈夫です」と答えた‥。
自分がいた場所は、家々の狭間の隅に寄りかかっていた。
何故…自分がこんなところで寝ていたんだろうか?
そんな疑問を思いながら声をかけてくれたおじさんを見ると
和服を来ていて腰に刀を差していた‥‥
って刀っ!?
この時代に銃刀法違反で捕まるのに…彼は‥堂々と違反をしている
そしてあたりを見るとおじさんだけでなく全員ではないが男たちは皆腰に刀を差している‥‥。
女の人はきれいに化粧と着物で着飾られている。
そのまま固まってしまった。状況を理解しようと自分の脳が凄い速さで回転している。
此処は…どこ?何かの撮影のセットなのか?!
待て待て…思い出せ…今まで何をしていたのかを!!
そう、中学校を出てその友達と遊んで帰り道
季節が真冬だったってのに、「桜」が咲いていたんだ。
狂い桜って本当にあるんだな…と思いながら綺麗な桜を引き寄せられるように見入っていた。
その時だ…不思議な声が頭の中に響いた
≪あなたを‥‥ずっと待っていました≫
声がした途端、意識を手放したんだった‥‥
唯一の情報源であるおじさんに声をかける。
「…あの、ここは「何処」?何でしょうか…」
その質問は明らかにおかしかっただろうか?
おじさんは眉を寄せながら首をかしげて「どこって…京だが‥」と答えてくれた。
「…京‥‥?京都なんですか?」
「いや…江戸の京だが…きょうとってなんだい?」
「…あ、ごめんなさい。何でもないです…」
江戸の京ってことは…本物の江戸時代!?
まさか…ここは…嫌な予感がしつつもおじさんに年をたずねた。
「あの…今日は何年、何月ですか?」
いよいよ頭のおかしい奴だと思われているに違いない‥。
おじさん「文久三年の京」
本格的に当たってしまった…
文久というのは150年前の過去の日本の世界…
つまりタイムスリップしてしまったということだ!!
冷汗をかきながら手に汗握る。
頭の状況においつくそれと同時に恐怖を感じた。
‥‥僕はきっとここにいてはいけない…そう感じた。
そう思った途端、おじさんにお礼を言ってそののまま身体は勝手に動き出す
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