変換なしの場合雪奈になります
出会い編
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目を覚ますと…人気のない古びた神社で倒れていた…。
「…ここはどこ?」
先ほどいた処も神社だったが
そことはまた違う神社のようだ
それに昼間だったはずなのに
空を見上げれば夜空に浮かぶ小さな星たちが瞬いている。
今は夜なのか?
気絶している間に日が暮れたのか?
薫さんたちは?!
あの犯人も見当たらないし…
そもそも争った跡が無い
ということは…別の神社に飛ばされたか…
攻撃する前に彼女たちも神隠しにあい飛ばされてしまい犯人が逃走してしまったとか?!
取りあえず薫さんたちと合流するか…。
もしかしたら犯人を捕らえてBABELに連行しているかもしれないし…。
僕はBABELのある場所へテレポートした…
シュパッ…
はずだったのだが…
BABELではなく…知らない綺麗な家に飛んでしまったようだ…。
どいうことだろうか?
何故BABELにとんだはずなのに屋敷に飛んでしまうのか‥?
しかもいつの間にかリミッターの解禁が解かれているようでレベル2ぐらいの威力しか出せずに近くにテレポートしてしまったらしい…。
家の家主に見つかっては
大騒ぎになってしまう
個人的にも解禁できるようにしてもらっているために
一度解禁しようと首飾りに手を伸ばそうとした瞬間
部屋の扉がガチャリと開き
男の人が入ってきたかと思えば
お腹に強い衝撃がきて
僕は意識を手放した。
「…ぁ」
ドサリ…。
男「‥‥」
?side
工藤邸に住むことになって数日が経ったある日
ボウヤがうちに遊びに来ていた。
どうやらお世話になっている毛利探偵と蘭さんがいないそうで
今日は博士の家に泊まることになっているらしい…。
暇をつぶすためにホームズの本を読みに来たとのことだ。
ジュースを出してもてなしていると二階の客間から突然人の気配を感じた!
突然現れたかのように感じたその気配に一気に警戒が強くなる
ボウヤも感じ取ったようだ…。
誰にも気づかれずに二階に侵入するなんてそいつはかなり出来る奴だということだな…。
?「私が見てこよう…君はここにいるといい」
コナン「で、でも…」
ついてこようとするボウヤを制止して二階に気配を消してあがる。
逃げられる前に押さえなければ…
この部屋から人の気配を感じる。
そっと扉を開けると驚いたことにまだボウヤと変わらない少女が立っていた。
こちらに気づいた少女は何かを言おうとしたが逃げられる前に先手を打たせてもらった。
彼女の溝に拳を当てて気絶して貰った…。
バタリと倒れる少女…。
?「…ふぅ…もういいぞ…ボウヤ」
コナン「大丈夫?その人…組織の人間?」
?「いや、組織にいたころは見たことが無いし子供がいるなんていう情報は入っていなかった…」
コナン「でも、二階に急に現れたよね?
一階から二階に誰にも気づかれずに上がるなんて…不可能だよ」
?「あぁ、…その前に彼女が逃げられないように拘束しないとな‥‥」
何処からか持ってきたガムテープで私は彼女を拘束した…。
念のために口にもはった。大声を叫ばれたら誤解されるからな。
その時に見えた彼女の服には痣が残っていた。
至る所に傷や痣、注射痕が残っていた。
これは…彼女は虐 待を受けているのかそれとも実験の被害者か…
コナン「…昴さん?」
昴「…あぁ、すまない…少し離れる…
しばらくは起きないと思うが…」
コナン「あ、‥‥ぅん」
一波乱起きそうな雰囲気に…深いため息が出る。
hiroin side
目を覚ますとお腹辺りに痛みが走る。
「…っ!」
そして部屋の周りを見てみると見覚えのない部屋。
先ほど手違いで出てきてしまった部屋のようだ。
体を起こそうとすると両手両足がガムテープのようなもので拘束されていた。
口にもはられているようで声が出なくしてあるようだ…。
ここの家の住人は唯者ではないようだ…警戒心が強い。
リミッターは解禁出来る…が声が出なければ解禁できない。
ボタンも押せないから…難しい…か、いや手首のブレスレット型のリミッターならいけるかな…
確かこれはテレパスのリミッターだっていってたような‥
そんなことを思っていると僕と同じくらいの子供が話しかけてきた
男の子「…あ、起きた?」
「‥‥んぐ」
声を出そうともがいてみるがやはり能力なしでは逃れそうにない。
さりげなく指先だけ床に届いたのでテレパスの能力を使ってみる。
彼は江戸川コナン…という名前らしい…
そして中身は工藤新一の高校生
謎の組織により薬で幼児化してしまったらしい…
幼馴染には毛利蘭という女性がいるらしい…。
ふぅん…なるほどね…。
男の子「僕江戸川コナン…君の名前は?」
いや、…名前を聞く前にこれを外そうよ…。
答えようにもこたえられないじゃん…
あ、…あれがあるか…でもこの子…ノーマルっぽいし
力を使っても平気かな?
≪…僕はユキナ≫
コナン「?!…声が…一体どこから!?」
驚いてあたりを見渡すそして周りに人がいないことにより僕に視線を再び戻した…。
コナン「もしかして…君が?」
≪‥‥まぁね…それよりこれを外してほしい…答えたくても答えられない…≫
コナン「‥‥あ、そうだね…」
ちらりとドア側を見ると一人の男がこちらを警戒しながら覗いていた‥メガネの男がこちらをみてうなずいた…
ただし口だけだという指示もしっかりと残して…。
ぺりとゆっくり剥がされてようやく息をした…。
「ここは…どこなんです?君達は一体…何者?
見たところただのノーマルのようですが‥‥
僕を特務エスパーだとしって何か企んでるんじゃないでしょうね…」
僕は警戒しているという意味も込めてコナン少年と男女を睨む。
コナン「ノーマル?特務エスパー?何のことだかわからないけど
ここにはどうやって入ったの?君は何者?」
エスパーを知らない?どいうこと?
「僕はBABEL所属の特務エスパーザ・ダブルウィング…まだ結成されたばかりだけど高レベルのエスパーだ…
知らないはずがないでしょう…」
コナン「…BABEL?ダブルウィング?聞いたことないな」
聞いたことが無いのは本当みたいだ…。
エスパーを知らなくてもバベルの存在は普通に毎日新聞に載っているから‥知らないはずはないんだけどな…。
そういえば任務の途中で謎の能力にかかったな…
あれのせい…ってこと?!
確か能力はものを神隠しさせる力…。
は、もしかしてここは…
沖矢「…気が付いたんですね…」
メガネの男がしびれを切らしたのか入ってきた。
こいつ…さっき僕を気絶させた男‥‥!
こいつもノーマルっぽいけど…。
顔は笑っているけど目が笑っていない…。
敵を見るような目だ…
コナン「昴さん!」
沖矢「君は一体何者なんです?どうやってここにはいった?」
細い目がゆっくりと開眼されて翡翠の瞳がこちらを睨んでいる。
「…だから言っているでしょう!
僕はBABEL所属の特務エスパーザ・ダブルウィングだって!
LEVEL7の複合能力者だ!!」
沖矢「‥‥BABEL?ダブルウィング?LEVEL7?聞いたことないですね…嘘をつくならもっとましな嘘をついてくれますか?」
「…嘘じゃないです!!僕はこれでもテレパスでサイコメトリーも含まれていますから貴方たちの思考が読めるんですよ!!」
沖矢「…ほぉー面白い…それじゃあ私の正体がなんなのかボウヤも含めて教えてもらいたいものだな…」
「…いいですよ…まずはコナン君から…テレパスで送ります」
≪君は江戸川コナンと名乗っていたけど本当はそっちの名前じゃないでしょう?≫
コナン「!?どいうこと!!」
≪君の名前は高校生探偵工藤新一…謎の黒い男たちをを追いかけたら取引現場に遭遇し目撃してしまったために
銀髪の男に毒薬を飲まされて幼児化…
そうでしょう?≫
コナン「テメェ…何者だ!?奴らの仲間か!」
「だから…君の思考を読んだと言っているでしょう?
LEVEL6のサイコメトリーです相手に触れずとも読めますから
それに」
≪イギリスのビックベンで蘭さんに告白したんでしょう?≫
コナン「なっ////」
「コナン君は…信じてくれたようですね…
では次は貴方ですね…
沖矢昴 木馬荘が燃えてしまいこちらに住まうことになった大学院生…実際はFBIきっての切れ者赤井秀一さん
黒の組織に潜入ライというコードネームが付けられて
スナイパーとして活躍していたが
仲間のミスが原因で組織にスパイだとバレてしまい離脱
その後も組織を追跡するが逃げられてしまう
水無怜奈ことキールにより来葉峠で組織から始末するように命じられた
死んだふりをして沖矢昴になりすましている。
‥‥で、どうですか?
まだ足りないんなら組織内での出来事なども透視して差し上げますが…」
といやみっぽく言ってしまったが彼等にはこれくらいがちょうどいいだろう…。
赤井「…いや、いい…その情報は一部の人間しか知らないことだからな…君の力は本当なようだ…
なぁ?ボウヤ‥‥」
コナン「あ、…うん…そうだね」
赤井「君の力が本物だとひとまず信じよう…
だが…君は一体…何者なんだ?何故ここにいる?」
いきなり声が変わったかと思えば‥今の声が本来の声か…
いい声だな…←
「…実は…最近神隠しにあうという事件が起きていてそれに高レベルのエスパーが関わっているといことで
特務エスパーの出動命令が来て僕たちは出動したんだけど
未知の能力に仲間が消されそうなところで僕が庇ったんだ‥
そしたら鳥居と一緒に飛ばされてしまって本部に一度帰ろうとテレポートしたらリミッターがオンになっていて
本来の力が出せなかったみたいでこの家に…」
赤井「出てしまったというわけか…」
僕は頷いた…。
コナン「神隠しの事件なんてニュースなかったよね?」
赤井「…あぁ、君の話が本当ならば…
君は異世界からやってきたのだろう…」
「‥‥ぇ?!」
コナン「つまり、その未知の能力を使った犯人のせいでこちらの世界に来てしまった可能性がある…ということだよね?」
赤井「…あぁ」
「…なるほど…確かにあれはテレポーターと同じ類の能力‥
それを異次元とかに飛ばせるのだとしたら…。」
赤井「ここが異世界だと言ってもおかしくはないだろう?
実際にBABELなんていう社会はないし、エスパーもノーマルとやらも存在はしないからな…」
「‥‥そんな」
薫さんたちは無事なのだろうか?
犯人は…?
初めての任務で…こんな異世界に飛ばされるなんて‥
あはは、情けないな‥僕は。
沖矢さん基赤井さんの推理によりここが異世界だということが判明した。
確かにテレポーターの能力でも工夫すれば異次元に飛ばせられる可能性もある…。
まだそれが世間に明かされていないだけ‥たまたま、今回の犯人が異世界へ飛ばせる能力者だったとしたら…。
僕は元の世界に戻れるのだろうか?
「‥‥僕は…これからどうすれば‥‥」
コナン「だったらこのうちに住めばいいよ!」
とコナン君が提案をしてきた…。
まぁ元は彼の家だからというのもあるのだろうがこんな見ず知らずの子供を普通自分の家にあげるだろうか?
「…ぇ…でも」
赤井「‥‥それがいいだろうな、下手に動かれて事件に巻き込まれたりしたらたまらんからな…」
「…迷惑じゃ‥‥」
赤井「君は透視とやらをして知っているだろうが…
俺は世間では死んでいる身なんでね…普段の生活の時は「沖矢昴」で頼む…この家の家主に貸してもらっている屋敷なんだ」
コナン「ぼくから家主と新一兄ちゃんに連絡してあげるから大丈夫だよ!!」
新一君は君だろうに‥‥
赤井「遠慮することはないちょうど話し相手が欲しいと思っていたところなんだ…。君がいてくれると助かる…
事件の時には協力してくれるか?」
「‥‥わかりました…。よろしくお願いします」
コナン「そういえばさ…苗字は?苗字はないの…?」
「‥‥苗字…?‥・・・…あ、草薙…だったかな?」
コナン「…何故疑問形?」
「ずっと…名前で呼ばれたことはなかったし
家からも出させてもらえなかったから…苗字何て知らなかったんだよ…」
赤井「…家に…閉じ込められていたのか?」
「…まぁ、世間からすれば一般的みたいなものだけど
エスパーがノーマルの両親から生まれたら…それは気味悪がるし視界には入れたくないだろうからね…」
赤井「そんなことは無いだろう…仮にも自分の子供だぞ?」
僕は首を横に振った。
「……僕は生まれてこのかた…家から出た覚えはないし
親には罵声を飛ばされて殴られるし、名前なんて呼ばれた覚えがない…。むしろ付けたのかどうかさえ怪しいんだ…」
コナン「…どいうこと…」
「僕のこと「化け物」って呼んでたから…
それに僕が5歳くらいの時に組織に売られたんだ…」
コナン「組織!?」
組織という言葉にコナン君の表情が険しくなる
「…ここはどこ?」
先ほどいた処も神社だったが
そことはまた違う神社のようだ
それに昼間だったはずなのに
空を見上げれば夜空に浮かぶ小さな星たちが瞬いている。
今は夜なのか?
気絶している間に日が暮れたのか?
薫さんたちは?!
あの犯人も見当たらないし…
そもそも争った跡が無い
ということは…別の神社に飛ばされたか…
攻撃する前に彼女たちも神隠しにあい飛ばされてしまい犯人が逃走してしまったとか?!
取りあえず薫さんたちと合流するか…。
もしかしたら犯人を捕らえてBABELに連行しているかもしれないし…。
僕はBABELのある場所へテレポートした…
シュパッ…
はずだったのだが…
BABELではなく…知らない綺麗な家に飛んでしまったようだ…。
どいうことだろうか?
何故BABELにとんだはずなのに屋敷に飛んでしまうのか‥?
しかもいつの間にかリミッターの解禁が解かれているようでレベル2ぐらいの威力しか出せずに近くにテレポートしてしまったらしい…。
家の家主に見つかっては
大騒ぎになってしまう
個人的にも解禁できるようにしてもらっているために
一度解禁しようと首飾りに手を伸ばそうとした瞬間
部屋の扉がガチャリと開き
男の人が入ってきたかと思えば
お腹に強い衝撃がきて
僕は意識を手放した。
「…ぁ」
ドサリ…。
男「‥‥」
?side
工藤邸に住むことになって数日が経ったある日
ボウヤがうちに遊びに来ていた。
どうやらお世話になっている毛利探偵と蘭さんがいないそうで
今日は博士の家に泊まることになっているらしい…。
暇をつぶすためにホームズの本を読みに来たとのことだ。
ジュースを出してもてなしていると二階の客間から突然人の気配を感じた!
突然現れたかのように感じたその気配に一気に警戒が強くなる
ボウヤも感じ取ったようだ…。
誰にも気づかれずに二階に侵入するなんてそいつはかなり出来る奴だということだな…。
?「私が見てこよう…君はここにいるといい」
コナン「で、でも…」
ついてこようとするボウヤを制止して二階に気配を消してあがる。
逃げられる前に押さえなければ…
この部屋から人の気配を感じる。
そっと扉を開けると驚いたことにまだボウヤと変わらない少女が立っていた。
こちらに気づいた少女は何かを言おうとしたが逃げられる前に先手を打たせてもらった。
彼女の溝に拳を当てて気絶して貰った…。
バタリと倒れる少女…。
?「…ふぅ…もういいぞ…ボウヤ」
コナン「大丈夫?その人…組織の人間?」
?「いや、組織にいたころは見たことが無いし子供がいるなんていう情報は入っていなかった…」
コナン「でも、二階に急に現れたよね?
一階から二階に誰にも気づかれずに上がるなんて…不可能だよ」
?「あぁ、…その前に彼女が逃げられないように拘束しないとな‥‥」
何処からか持ってきたガムテープで私は彼女を拘束した…。
念のために口にもはった。大声を叫ばれたら誤解されるからな。
その時に見えた彼女の服には痣が残っていた。
至る所に傷や痣、注射痕が残っていた。
これは…彼女は虐 待を受けているのかそれとも実験の被害者か…
コナン「…昴さん?」
昴「…あぁ、すまない…少し離れる…
しばらくは起きないと思うが…」
コナン「あ、‥‥ぅん」
一波乱起きそうな雰囲気に…深いため息が出る。
hiroin side
目を覚ますとお腹辺りに痛みが走る。
「…っ!」
そして部屋の周りを見てみると見覚えのない部屋。
先ほど手違いで出てきてしまった部屋のようだ。
体を起こそうとすると両手両足がガムテープのようなもので拘束されていた。
口にもはられているようで声が出なくしてあるようだ…。
ここの家の住人は唯者ではないようだ…警戒心が強い。
リミッターは解禁出来る…が声が出なければ解禁できない。
ボタンも押せないから…難しい…か、いや手首のブレスレット型のリミッターならいけるかな…
確かこれはテレパスのリミッターだっていってたような‥
そんなことを思っていると僕と同じくらいの子供が話しかけてきた
男の子「…あ、起きた?」
「‥‥んぐ」
声を出そうともがいてみるがやはり能力なしでは逃れそうにない。
さりげなく指先だけ床に届いたのでテレパスの能力を使ってみる。
彼は江戸川コナン…という名前らしい…
そして中身は工藤新一の高校生
謎の組織により薬で幼児化してしまったらしい…
幼馴染には毛利蘭という女性がいるらしい…。
ふぅん…なるほどね…。
男の子「僕江戸川コナン…君の名前は?」
いや、…名前を聞く前にこれを外そうよ…。
答えようにもこたえられないじゃん…
あ、…あれがあるか…でもこの子…ノーマルっぽいし
力を使っても平気かな?
≪…僕はユキナ≫
コナン「?!…声が…一体どこから!?」
驚いてあたりを見渡すそして周りに人がいないことにより僕に視線を再び戻した…。
コナン「もしかして…君が?」
≪‥‥まぁね…それよりこれを外してほしい…答えたくても答えられない…≫
コナン「‥‥あ、そうだね…」
ちらりとドア側を見ると一人の男がこちらを警戒しながら覗いていた‥メガネの男がこちらをみてうなずいた…
ただし口だけだという指示もしっかりと残して…。
ぺりとゆっくり剥がされてようやく息をした…。
「ここは…どこなんです?君達は一体…何者?
見たところただのノーマルのようですが‥‥
僕を特務エスパーだとしって何か企んでるんじゃないでしょうね…」
僕は警戒しているという意味も込めてコナン少年と男女を睨む。
コナン「ノーマル?特務エスパー?何のことだかわからないけど
ここにはどうやって入ったの?君は何者?」
エスパーを知らない?どいうこと?
「僕はBABEL所属の特務エスパーザ・ダブルウィング…まだ結成されたばかりだけど高レベルのエスパーだ…
知らないはずがないでしょう…」
コナン「…BABEL?ダブルウィング?聞いたことないな」
聞いたことが無いのは本当みたいだ…。
エスパーを知らなくてもバベルの存在は普通に毎日新聞に載っているから‥知らないはずはないんだけどな…。
そういえば任務の途中で謎の能力にかかったな…
あれのせい…ってこと?!
確か能力はものを神隠しさせる力…。
は、もしかしてここは…
沖矢「…気が付いたんですね…」
メガネの男がしびれを切らしたのか入ってきた。
こいつ…さっき僕を気絶させた男‥‥!
こいつもノーマルっぽいけど…。
顔は笑っているけど目が笑っていない…。
敵を見るような目だ…
コナン「昴さん!」
沖矢「君は一体何者なんです?どうやってここにはいった?」
細い目がゆっくりと開眼されて翡翠の瞳がこちらを睨んでいる。
「…だから言っているでしょう!
僕はBABEL所属の特務エスパーザ・ダブルウィングだって!
LEVEL7の複合能力者だ!!」
沖矢「‥‥BABEL?ダブルウィング?LEVEL7?聞いたことないですね…嘘をつくならもっとましな嘘をついてくれますか?」
「…嘘じゃないです!!僕はこれでもテレパスでサイコメトリーも含まれていますから貴方たちの思考が読めるんですよ!!」
沖矢「…ほぉー面白い…それじゃあ私の正体がなんなのかボウヤも含めて教えてもらいたいものだな…」
「…いいですよ…まずはコナン君から…テレパスで送ります」
≪君は江戸川コナンと名乗っていたけど本当はそっちの名前じゃないでしょう?≫
コナン「!?どいうこと!!」
≪君の名前は高校生探偵工藤新一…謎の黒い男たちをを追いかけたら取引現場に遭遇し目撃してしまったために
銀髪の男に毒薬を飲まされて幼児化…
そうでしょう?≫
コナン「テメェ…何者だ!?奴らの仲間か!」
「だから…君の思考を読んだと言っているでしょう?
LEVEL6のサイコメトリーです相手に触れずとも読めますから
それに」
≪イギリスのビックベンで蘭さんに告白したんでしょう?≫
コナン「なっ////」
「コナン君は…信じてくれたようですね…
では次は貴方ですね…
沖矢昴 木馬荘が燃えてしまいこちらに住まうことになった大学院生…実際はFBIきっての切れ者赤井秀一さん
黒の組織に潜入ライというコードネームが付けられて
スナイパーとして活躍していたが
仲間のミスが原因で組織にスパイだとバレてしまい離脱
その後も組織を追跡するが逃げられてしまう
水無怜奈ことキールにより来葉峠で組織から始末するように命じられた
死んだふりをして沖矢昴になりすましている。
‥‥で、どうですか?
まだ足りないんなら組織内での出来事なども透視して差し上げますが…」
といやみっぽく言ってしまったが彼等にはこれくらいがちょうどいいだろう…。
赤井「…いや、いい…その情報は一部の人間しか知らないことだからな…君の力は本当なようだ…
なぁ?ボウヤ‥‥」
コナン「あ、…うん…そうだね」
赤井「君の力が本物だとひとまず信じよう…
だが…君は一体…何者なんだ?何故ここにいる?」
いきなり声が変わったかと思えば‥今の声が本来の声か…
いい声だな…←
「…実は…最近神隠しにあうという事件が起きていてそれに高レベルのエスパーが関わっているといことで
特務エスパーの出動命令が来て僕たちは出動したんだけど
未知の能力に仲間が消されそうなところで僕が庇ったんだ‥
そしたら鳥居と一緒に飛ばされてしまって本部に一度帰ろうとテレポートしたらリミッターがオンになっていて
本来の力が出せなかったみたいでこの家に…」
赤井「出てしまったというわけか…」
僕は頷いた…。
コナン「神隠しの事件なんてニュースなかったよね?」
赤井「…あぁ、君の話が本当ならば…
君は異世界からやってきたのだろう…」
「‥‥ぇ?!」
コナン「つまり、その未知の能力を使った犯人のせいでこちらの世界に来てしまった可能性がある…ということだよね?」
赤井「…あぁ」
「…なるほど…確かにあれはテレポーターと同じ類の能力‥
それを異次元とかに飛ばせるのだとしたら…。」
赤井「ここが異世界だと言ってもおかしくはないだろう?
実際にBABELなんていう社会はないし、エスパーもノーマルとやらも存在はしないからな…」
「‥‥そんな」
薫さんたちは無事なのだろうか?
犯人は…?
初めての任務で…こんな異世界に飛ばされるなんて‥
あはは、情けないな‥僕は。
沖矢さん基赤井さんの推理によりここが異世界だということが判明した。
確かにテレポーターの能力でも工夫すれば異次元に飛ばせられる可能性もある…。
まだそれが世間に明かされていないだけ‥たまたま、今回の犯人が異世界へ飛ばせる能力者だったとしたら…。
僕は元の世界に戻れるのだろうか?
「‥‥僕は…これからどうすれば‥‥」
コナン「だったらこのうちに住めばいいよ!」
とコナン君が提案をしてきた…。
まぁ元は彼の家だからというのもあるのだろうがこんな見ず知らずの子供を普通自分の家にあげるだろうか?
「…ぇ…でも」
赤井「‥‥それがいいだろうな、下手に動かれて事件に巻き込まれたりしたらたまらんからな…」
「…迷惑じゃ‥‥」
赤井「君は透視とやらをして知っているだろうが…
俺は世間では死んでいる身なんでね…普段の生活の時は「沖矢昴」で頼む…この家の家主に貸してもらっている屋敷なんだ」
コナン「ぼくから家主と新一兄ちゃんに連絡してあげるから大丈夫だよ!!」
新一君は君だろうに‥‥
赤井「遠慮することはないちょうど話し相手が欲しいと思っていたところなんだ…。君がいてくれると助かる…
事件の時には協力してくれるか?」
「‥‥わかりました…。よろしくお願いします」
コナン「そういえばさ…苗字は?苗字はないの…?」
「‥‥苗字…?‥・・・…あ、草薙…だったかな?」
コナン「…何故疑問形?」
「ずっと…名前で呼ばれたことはなかったし
家からも出させてもらえなかったから…苗字何て知らなかったんだよ…」
赤井「…家に…閉じ込められていたのか?」
「…まぁ、世間からすれば一般的みたいなものだけど
エスパーがノーマルの両親から生まれたら…それは気味悪がるし視界には入れたくないだろうからね…」
赤井「そんなことは無いだろう…仮にも自分の子供だぞ?」
僕は首を横に振った。
「……僕は生まれてこのかた…家から出た覚えはないし
親には罵声を飛ばされて殴られるし、名前なんて呼ばれた覚えがない…。むしろ付けたのかどうかさえ怪しいんだ…」
コナン「…どいうこと…」
「僕のこと「化け物」って呼んでたから…
それに僕が5歳くらいの時に組織に売られたんだ…」
コナン「組織!?」
組織という言葉にコナン君の表情が険しくなる