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劇場版漆黒の追跡者
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ー帝丹小学校ー
深夜、誰もいないはずの帝丹小学校に怪しげな人影が一つ動いていた床にはコツコツという足音と、一つの懐中電灯だった。
その怪しげな人影は誰もいないのを見計らい侵入し、
とあるクラスに侵入していった。
ランドセル置き場の棚の上には数日前に授業で作っていた、粘土細工が置かれていた。
歩美、灰原、光彦、元太、江戸川コナン、草薙ユキナという順で完成した粘土細工が置かれていた。
江戸川コナンと草薙ユキナのところに懐中電灯が照らされた
そしてまた別の場所に移動してパソコンに何やらを入力していた。
指紋照合をしているようだ、照合人物は「江戸川コナン」と「工藤新一」のものだった。
その指紋は98%の確率で合致した。
その結果を見て怪しげな人影が口角を上げて笑みを浮かべる。
同時に一本の電話が鳴り響く。男がそれに出る
「何の用だ、ジン」
ジン≪…二時間もどこへ行っていた?
携帯電話の電源を切らなきゃならないところにいたらしいな…≫
「…ふ、気になるか?」
ジン≪…ふん、まぁいい…お前は与えられた任務を果たすことだけに専念しろ…≫
「そうえいば、あの高校生探偵を例の薬で処分したのはお前だったな?」
ジン≪‥‥何の話だ?≫
「「工藤新一」だよ…忘れたか?」
ジン≪やったやつの顔なんざ、いちいち覚えちゃいねぇよ…
それより、例の子供 は見つかったのか?≫
「‥‥あぁ、それなら検討はついているいづれ捕獲する予定だ」
ジン≪ふん、ならいいが…しくじるなよ?
生け捕りにしろとあのお方からの命令だからな‥‥
多生の傷はやむを得んが認めるそうだ。
必ずボスのところへと連れてこいという命令だ≫
「…あぁ、俺が必ず連れてきてやるよ…」
ジンは一方的に電話を切った。
そして切られた方の男は忌々しそうにその携帯を睨む。
ーあぁ、そうさ。ふんぞり返っているのも今のうちだぞ、ジン
もうすでに例のガキは私の手の中だ。
あとはお前を潰す鍵さえ手に入れれば…くっくっく。
同時刻
蘭がお茶碗の皿を落としてしまい悲鳴をあげる。
蘭「わっ!‥‥‥」
コナン「どうしたの?」
蘭「ごめん…コナン君のお茶碗割っちゃった…」
コナン「いいけど、珍しいね蘭姉ちゃんが食器を割るだなんて」
蘭「ほんと、なにしてんだかね」
といいながら割れた破片を拾い集める蘭の姿をじっと見つめるコナン。
綾瀬市、光陵運動公園の早朝
パトカー数台があつまり鑑識を既に行っていた。
パシャパシャと写真を撮られているのは
遺体となって豹変した新堂すみれだった・・・・
写真と照らし合わせて重悟は意味ありげに近くに置かれた麻雀牌を睨んだ。
重悟「…間違いねぇ、被害者は新堂すみれだ」
そして毛利小五郎に捜査会議の連絡が来た。
小五郎「わかった、三時だな?じゃああとで」
蘭「今の電話高木刑事から?」
小五郎「あぁ、三時からまた捜査会議があるらしい」
コナン「何か進展があったの?」
小五郎「例の新堂すみれが遺体で発見されたそうだ」
コナン「麻雀牌は筒子の7?」
小五郎「明かりマルは下の4つの右上裏はアルファベットじゃなくて三角が‥‥ん?」
朝食をとりながらさりげなく説明する小五郎はふとコナンをみた
コナン「ん?」
小五郎「…こら!さっさと学校に行け!!」
ー帝丹小学校ー
歩美たちがコナンの粘土が置いてある場所に集合していた
コナン「おはようー」
歩美「あ、コナン君!大変イルカさんの背びれが無くなっちゃったよ!?」
コナン「背びれが?」
コナンはイルカの背びれの方を見るともぎられたような痕跡と
河手袋の痕跡が残されていたのを見て表情が怖くなる
光彦「大事件発生ですね」
コナン「大げさだな…誰かが掃除をしている時にでもぶつかって取れたんだろう?」
元太「でも、探したけどねーぜ?」
コナン「いいよ…またつくって付けとくから」
歩美「ねぇ、それより今日もユキナちゃんお休みなの?」
コナン「え?」
光彦「あの粘土を作った日以降…ずっと休んでますよね?」
コナン「あぁ、昴さんに聞いたら風邪がひどいんだとよ
まだ微熱があるらしいから今日も休むってさ」
歩美「そうなんだ、心配だね」
光彦「そうだ、放課後お見舞いに行くっていうのはどうですか?!」
元太「いいな!それ」
歩美「うん!行こうよ」
コナン「やめとけ!」
今までにないくらい怖い顔で3人を生死の声を上げるコナンにビクつく3人はコナンをみた。
歩美「どうして?」
コナン「あ、嫌ぁ…昴さんが落ち着くまで来ないでほしいんだってよ…風邪をうつすといけないからだってさ」
光彦「それなら、仕方ありませんね…」
と何か言いたげだが渋々了解する子供たちを見てホッとするコナンは席に着く、灰原が小声で声をかける
灰原「まさか…あの、背びれ」
コナン「ちげぇよ…心配スンナ」
ー間違いねぇ…やつらだ
コナンside
俺は奴らが学校に忍び込み俺のつくったイルカの背びれを持ち去った。その証拠に河手袋のあとが残っていた。
普通、ガキの作ったものなんて持ち去るなんて意味のねぇことをしない‥‥
ということは何て嫌な予感をしながら授業を受けていると蘭からメールが来ていた
見てみると俺が学園際の時に元の姿に戻り使用した
黒衣の兜が壊されているらいしいという連絡だった。
まずいぞ、あの兜には俺の指紋がばっちりとついている。
確実に奴らが俺の正体に気づき始めて行動しているということだ
一刻も早くこの事件の謎を解いて、奴らより先にNOCリストを奪わないと…
それと恐らく、奴らの手に落ちたと思われるユキナのことも…
あいつとは連絡が取れていない…
昴さんこと赤井さんも捜索しているようだが未だに見つかっていないらしい…
何かわかれば連絡をしてくれると言っていたが…。
安室さんもここ最近ポアロを休んでいるようだし、組織での仕事があるのか…姿を見せていない。
蘭には暫く電話やメールはしないでくれと連絡を入れておいた
これでしばらくは大丈夫だろう…
あとは、この事件の謎のヒントとなるダイイングメッセージ
「七夕…きよう」の意味…
俺はすぐに服部に連絡を入れた
きょうというのはもしかして、京都のことかもしれないと思ったからだ…
平次≪おう、工藤久しぶりやな!
なんや?俺に聞きたいことって…あぁ…あぁ、なるほどな≫
窓を開けて手すりの部分に座り込んでいる平次にキュウに声をかけた和葉の声に驚きバランスを崩して落ちそうになる
和葉もそれを見て悲鳴を上げそうになるが何とか落ちずに済んで教室に戻ることに成功した。
平次「驚かすなボケ!」
和葉「ごめんごめん…」
平次「ったく、死ぬかと思ったわ」
と再び携帯に耳を傾けようとする平次に茶化すような目でみる和葉
和葉「そんな驚かなあかん相手と電話してるんや」
平次「あほ!工藤や、工藤!例の連続殺人事件の調査で…「七夕…京都」で思いつくことないかって聞いてきたんや
すまんな、工藤和葉の阿保がちょっかい出して来よってな
「七夕…京都」とゆうたら」
と言いかけたところで和葉が口を挟む
和葉「御手洗まつり」やない?北野天満宮さんの
あと地主神社さんの七夕祭りも有名やなぁ
そや、今晩一緒にいかへん?」
平次「行きたかったら一人でいけや
聞こえたか?工藤…」
と和葉を無視する平次をみて頬を膨らます和葉
コナン「あぁ、だけどいまいちピンとこねぇ…」
和葉「なぁ~行こうや京都やったらホテルとか止まらんでも日刈りで行けるやん!」
平次「あほか!言われんでもホテルなんか泊まるか!
おととし大火事があったの忘れたんか?」
コナン≪服部!≫
平次「あん?」
コナン≪大火事ってなんだ?≫
平次「大歳京都で大火事があったんや…そういや七夕の晩だったな」
コナン≪詳しく聞かせろ!!≫
平次「確かホテルの名前は「ベガ」客の一人が無くなってしもうたはず」
コナン≪服部その火事についてもっと詳しく調べてくれ!
大至急だ!≫
平次「よっしゃぁ!」
平次はそのまま早退した「服部君は織姫さんと彦星さんに会わなきゃいけなくなったのでってな」と和葉に言い残して去っていった
コナンもまた米花図書館で調べていた。
ビジネスホテルで火事というタイトルで記事が書かれていた
出荷原因は5階の宿泊客のたばこの不始末で
非常階段も使用不可能…他に6回の宿泊客が一人煙にまかれて死亡
「本上ななこ」三鷹市神代と書かれていた。
その住所を訪れると
部屋の扉の斜めに「水谷浩介♡本上ななこ」と書かれた看板が掛けられていた。
コンコンとノックしながら同居人の水谷さんを呼ぶが返事がなく出てきたのはとなりの住民だった。
「水谷君なら留守だけど」
コナン「あ、どこへいったかわかりますか?」
話を聞くために中にいれてもらいオレンジジュースを出してくれたのだ。
「へぇー君あの毛利探偵の助手なんだ
僕は沢村俊上南大の法科大学院に行ってるよろしくね」
コナン「ありがとう!あ、でもこの子とは誰にも言わないでね?
極秘で調査してるらしいから…」
沢村「だから君みたいな子供を…」
納得したように返事をした。
コナン「それで水谷浩介さんと本上ななこさんって」
沢村「恋人同士だよどうも親の反対を押し切って千葉から駆け落ちしてきたらしいんだ…。」
コナン「駆け落ち」
沢村「大歳の七夕の日二人は京都へ旅行して、あのビジネスホテルに泊まったんだ…
ところが彼だけ京都に住む友達に会いに行ったんだ
その間にホテルが火事になってしまったんだ…。
「自分さえ友達に会いに行かなければななこを死なさずにすんだ」…そういって泣いてたよ…彼は…」
コナン「水谷さんの仕事は?」
沢村「フリーターだったんだけど、彼女が無くなってから殆ど仕事をしていないみたいだ‥‥
部屋にもしばらく戻っていないよ」
深夜、誰もいないはずの帝丹小学校に怪しげな人影が一つ動いていた床にはコツコツという足音と、一つの懐中電灯だった。
その怪しげな人影は誰もいないのを見計らい侵入し、
とあるクラスに侵入していった。
ランドセル置き場の棚の上には数日前に授業で作っていた、粘土細工が置かれていた。
歩美、灰原、光彦、元太、江戸川コナン、草薙ユキナという順で完成した粘土細工が置かれていた。
江戸川コナンと草薙ユキナのところに懐中電灯が照らされた
そしてまた別の場所に移動してパソコンに何やらを入力していた。
指紋照合をしているようだ、照合人物は「江戸川コナン」と「工藤新一」のものだった。
その指紋は98%の確率で合致した。
その結果を見て怪しげな人影が口角を上げて笑みを浮かべる。
同時に一本の電話が鳴り響く。男がそれに出る
「何の用だ、ジン」
ジン≪…二時間もどこへ行っていた?
携帯電話の電源を切らなきゃならないところにいたらしいな…≫
「…ふ、気になるか?」
ジン≪…ふん、まぁいい…お前は与えられた任務を果たすことだけに専念しろ…≫
「そうえいば、あの高校生探偵を例の薬で処分したのはお前だったな?」
ジン≪‥‥何の話だ?≫
「「工藤新一」だよ…忘れたか?」
ジン≪やったやつの顔なんざ、いちいち覚えちゃいねぇよ…
それより、例の
「‥‥あぁ、それなら検討はついているいづれ捕獲する予定だ」
ジン≪ふん、ならいいが…しくじるなよ?
生け捕りにしろとあのお方からの命令だからな‥‥
多生の傷はやむを得んが認めるそうだ。
必ずボスのところへと連れてこいという命令だ≫
「…あぁ、俺が必ず連れてきてやるよ…」
ジンは一方的に電話を切った。
そして切られた方の男は忌々しそうにその携帯を睨む。
ーあぁ、そうさ。ふんぞり返っているのも今のうちだぞ、ジン
もうすでに例のガキは私の手の中だ。
あとはお前を潰す鍵さえ手に入れれば…くっくっく。
同時刻
蘭がお茶碗の皿を落としてしまい悲鳴をあげる。
蘭「わっ!‥‥‥」
コナン「どうしたの?」
蘭「ごめん…コナン君のお茶碗割っちゃった…」
コナン「いいけど、珍しいね蘭姉ちゃんが食器を割るだなんて」
蘭「ほんと、なにしてんだかね」
といいながら割れた破片を拾い集める蘭の姿をじっと見つめるコナン。
綾瀬市、光陵運動公園の早朝
パトカー数台があつまり鑑識を既に行っていた。
パシャパシャと写真を撮られているのは
遺体となって豹変した新堂すみれだった・・・・
写真と照らし合わせて重悟は意味ありげに近くに置かれた麻雀牌を睨んだ。
重悟「…間違いねぇ、被害者は新堂すみれだ」
そして毛利小五郎に捜査会議の連絡が来た。
小五郎「わかった、三時だな?じゃああとで」
蘭「今の電話高木刑事から?」
小五郎「あぁ、三時からまた捜査会議があるらしい」
コナン「何か進展があったの?」
小五郎「例の新堂すみれが遺体で発見されたそうだ」
コナン「麻雀牌は筒子の7?」
小五郎「明かりマルは下の4つの右上裏はアルファベットじゃなくて三角が‥‥ん?」
朝食をとりながらさりげなく説明する小五郎はふとコナンをみた
コナン「ん?」
小五郎「…こら!さっさと学校に行け!!」
ー帝丹小学校ー
歩美たちがコナンの粘土が置いてある場所に集合していた
コナン「おはようー」
歩美「あ、コナン君!大変イルカさんの背びれが無くなっちゃったよ!?」
コナン「背びれが?」
コナンはイルカの背びれの方を見るともぎられたような痕跡と
河手袋の痕跡が残されていたのを見て表情が怖くなる
光彦「大事件発生ですね」
コナン「大げさだな…誰かが掃除をしている時にでもぶつかって取れたんだろう?」
元太「でも、探したけどねーぜ?」
コナン「いいよ…またつくって付けとくから」
歩美「ねぇ、それより今日もユキナちゃんお休みなの?」
コナン「え?」
光彦「あの粘土を作った日以降…ずっと休んでますよね?」
コナン「あぁ、昴さんに聞いたら風邪がひどいんだとよ
まだ微熱があるらしいから今日も休むってさ」
歩美「そうなんだ、心配だね」
光彦「そうだ、放課後お見舞いに行くっていうのはどうですか?!」
元太「いいな!それ」
歩美「うん!行こうよ」
コナン「やめとけ!」
今までにないくらい怖い顔で3人を生死の声を上げるコナンにビクつく3人はコナンをみた。
歩美「どうして?」
コナン「あ、嫌ぁ…昴さんが落ち着くまで来ないでほしいんだってよ…風邪をうつすといけないからだってさ」
光彦「それなら、仕方ありませんね…」
と何か言いたげだが渋々了解する子供たちを見てホッとするコナンは席に着く、灰原が小声で声をかける
灰原「まさか…あの、背びれ」
コナン「ちげぇよ…心配スンナ」
ー間違いねぇ…やつらだ
コナンside
俺は奴らが学校に忍び込み俺のつくったイルカの背びれを持ち去った。その証拠に河手袋のあとが残っていた。
普通、ガキの作ったものなんて持ち去るなんて意味のねぇことをしない‥‥
ということは何て嫌な予感をしながら授業を受けていると蘭からメールが来ていた
見てみると俺が学園際の時に元の姿に戻り使用した
黒衣の兜が壊されているらいしいという連絡だった。
まずいぞ、あの兜には俺の指紋がばっちりとついている。
確実に奴らが俺の正体に気づき始めて行動しているということだ
一刻も早くこの事件の謎を解いて、奴らより先にNOCリストを奪わないと…
それと恐らく、奴らの手に落ちたと思われるユキナのことも…
あいつとは連絡が取れていない…
昴さんこと赤井さんも捜索しているようだが未だに見つかっていないらしい…
何かわかれば連絡をしてくれると言っていたが…。
安室さんもここ最近ポアロを休んでいるようだし、組織での仕事があるのか…姿を見せていない。
蘭には暫く電話やメールはしないでくれと連絡を入れておいた
これでしばらくは大丈夫だろう…
あとは、この事件の謎のヒントとなるダイイングメッセージ
「七夕…きよう」の意味…
俺はすぐに服部に連絡を入れた
きょうというのはもしかして、京都のことかもしれないと思ったからだ…
平次≪おう、工藤久しぶりやな!
なんや?俺に聞きたいことって…あぁ…あぁ、なるほどな≫
窓を開けて手すりの部分に座り込んでいる平次にキュウに声をかけた和葉の声に驚きバランスを崩して落ちそうになる
和葉もそれを見て悲鳴を上げそうになるが何とか落ちずに済んで教室に戻ることに成功した。
平次「驚かすなボケ!」
和葉「ごめんごめん…」
平次「ったく、死ぬかと思ったわ」
と再び携帯に耳を傾けようとする平次に茶化すような目でみる和葉
和葉「そんな驚かなあかん相手と電話してるんや」
平次「あほ!工藤や、工藤!例の連続殺人事件の調査で…「七夕…京都」で思いつくことないかって聞いてきたんや
すまんな、工藤和葉の阿保がちょっかい出して来よってな
「七夕…京都」とゆうたら」
と言いかけたところで和葉が口を挟む
和葉「御手洗まつり」やない?北野天満宮さんの
あと地主神社さんの七夕祭りも有名やなぁ
そや、今晩一緒にいかへん?」
平次「行きたかったら一人でいけや
聞こえたか?工藤…」
と和葉を無視する平次をみて頬を膨らます和葉
コナン「あぁ、だけどいまいちピンとこねぇ…」
和葉「なぁ~行こうや京都やったらホテルとか止まらんでも日刈りで行けるやん!」
平次「あほか!言われんでもホテルなんか泊まるか!
おととし大火事があったの忘れたんか?」
コナン≪服部!≫
平次「あん?」
コナン≪大火事ってなんだ?≫
平次「大歳京都で大火事があったんや…そういや七夕の晩だったな」
コナン≪詳しく聞かせろ!!≫
平次「確かホテルの名前は「ベガ」客の一人が無くなってしもうたはず」
コナン≪服部その火事についてもっと詳しく調べてくれ!
大至急だ!≫
平次「よっしゃぁ!」
平次はそのまま早退した「服部君は織姫さんと彦星さんに会わなきゃいけなくなったのでってな」と和葉に言い残して去っていった
コナンもまた米花図書館で調べていた。
ビジネスホテルで火事というタイトルで記事が書かれていた
出荷原因は5階の宿泊客のたばこの不始末で
非常階段も使用不可能…他に6回の宿泊客が一人煙にまかれて死亡
「本上ななこ」三鷹市神代と書かれていた。
その住所を訪れると
部屋の扉の斜めに「水谷浩介♡本上ななこ」と書かれた看板が掛けられていた。
コンコンとノックしながら同居人の水谷さんを呼ぶが返事がなく出てきたのはとなりの住民だった。
「水谷君なら留守だけど」
コナン「あ、どこへいったかわかりますか?」
話を聞くために中にいれてもらいオレンジジュースを出してくれたのだ。
「へぇー君あの毛利探偵の助手なんだ
僕は沢村俊上南大の法科大学院に行ってるよろしくね」
コナン「ありがとう!あ、でもこの子とは誰にも言わないでね?
極秘で調査してるらしいから…」
沢村「だから君みたいな子供を…」
納得したように返事をした。
コナン「それで水谷浩介さんと本上ななこさんって」
沢村「恋人同士だよどうも親の反対を押し切って千葉から駆け落ちしてきたらしいんだ…。」
コナン「駆け落ち」
沢村「大歳の七夕の日二人は京都へ旅行して、あのビジネスホテルに泊まったんだ…
ところが彼だけ京都に住む友達に会いに行ったんだ
その間にホテルが火事になってしまったんだ…。
「自分さえ友達に会いに行かなければななこを死なさずにすんだ」…そういって泣いてたよ…彼は…」
コナン「水谷さんの仕事は?」
沢村「フリーターだったんだけど、彼女が無くなってから殆ど仕事をしていないみたいだ‥‥
部屋にもしばらく戻っていないよ」