そのころ、コナン君は僕の元にやってきた。

コナン「悪い…ユキナ俺のランドセル持って、先に帰っててくれないか？」

「…え？…でも、一人にはなるなって…コナン君が…」

コナン「あぁ、ここから家に近いから大丈夫だと思うが何かあれば必ず探偵団バッチで知らせてくれ…あとスマホの電源を入れておいてくれGPS機能もな…」

「‥‥？、‥‥わかった気を付けてね」

コナン「あぁ、お前もな‥‥」


駐車場では外車の前に先ほどの人質になった女性が乗り込もうとしていたのを見てコナンが声をかけた。

コナン「あの男のに用があるんじゃねぇ―のか？

ベルモット」

ベルモットといわれた女性がコナンに答える。
ベルモット？「フッ…仕方ないじゃない…そうさせたのは、あなたでしょう？

それにその男は多分犯人じゃないわ」

コナン「あぁそうだな…」

そのころ気が付いた深瀬に手錠をかけると悲鳴を上げて声を上げる
深瀬「あう！手荒にしないでくれ、右肩を痛めてるんだ！」
大和「痛めてるってお前…そういやお前、さっき」

深瀬「来るな！いっつ！」

ー駐車場ー
ベルモット？「右腕が上がらない男が、ナイフ降り下ろすのは無理…」

コナン「犯行後に痛めたんでない限りな」
ベルモット？「それにしてもよく「私」だってわかったわね」
コナン「足だよ…」

ベルモット？「足？」

ベルモットらしき人物は自分の右足の方に視線を送る

コナン「右足が膨らんでるぜ、そこに拳銃を仕込んでいるんだろう？それに、奴のナイフで左ほほに傷が付いていたのに言って気持ちが出ていないぜ」

ベルモットらしき女性はふふと笑いながら首元に手をかけてびりびりとマスクをはがすとプラチナブロンドの髪の女性が姿を現した…


ベルモット「次は血の出るマスクを考えなくちゃね」
コナン「恐らくおめぇーは技と人質になってやつに拉致され…
警察から引き離した後で…その拳銃を使って、大逆転って計画だった…まぁ、おめぇーなら銃なんか使うまでもなかっただろうがな」

ベルモット「貴方に褒めてもらえるとは思わなかったわ」

コナン「どうしておめーらの組織が今回の殺人事件を追ってるんだ…」

ベルモット「ずいぶん、単刀直入にいうのね…」

コナンside

コナン「教えろ！」
ベルモット「NOCよ」

…NOC?NOCはNOn Oficial Coverの略…

コナン「NOC…一般人を装った組織のメンバーが被害者の中に？！」

ベルモット「そう‥そのNOCが保険のつもりなのか組織のNOCリストのデータを入れたメモリカードをもちあるいていることがわかってね…近々組織の消されるはずだったのよ…」

ベルモットは煙草に火をつけながらところがと続ける
コナン「消される前に誰かに殺されてしまった」

ベルモット「そう…そして、そのはんにんはメモリーカードを持ち去ってしまった

恐らくそうとは知らずにね…」

コナン「なるほど、犯人が警察に捕まりそのデータを視られると厄介なことになる…そこで」

その時俺は大事なことに気がづいた

もし、組織が潜入するために変装したのだとしたら本物の警察官は監 禁されていることなる。

コナン「おめーがここにきたってことは、捜査官の中にNOCが…
いや違うおめーが仲間の一人に化けさせたんだ

だからおめーは捜査会議に潜入したんだろう？
そのメンバーがうまく化けられてるか確かめるために…

でなきゃ、オメガ―そのまま潜入し続けているはずだからな！」

俺の推理をタバコを吸いながら黙って聞いてた。

コナン「誰だ！誰に化けてるんだ！本物の捜査官は無事なのか！？」

ベルモットは人差し指を左右に揺らしながら答える
ベルモット「チッチッチっ‥教えられるのはここまでよ
あとはあなた自身で調べることね…


コードネームは「アイリッシュ」」

コナン「…アイリッシュ…」

ベルモット「そう…雑味が少なくマイルドなウイスキー…

気を付けることね、最近組織ではとある少女を狙っているようだから…。そう、貴方のそばにいる…蒼瞳の女の子をね」

蒼い瞳の女の子
まさか！ユキナのことか！？

コナン「なにっ！？…何で組織がそいつのことを狙ってるんだ！

組織とはなんの接点もなかったはずなのに！」

ベルモット「さぁ‥‥？それも貴方自身が調べることね

まぁもっとも、既に組織の手が彼女に迫っていると思うけど」

コナン「！‥‥っんだと！！」

ベルモット「あのすいません～警備員さん」

俺は考えている間に近くにいたベルモットが声をかけていた
振り返ると確かに一人警備員がいた。

ベルモット「この子迷子みたいなんですけど」
警備員「え、迷子ですか」

俺は迷子じゃないことを説明しようとするとエンジン音が聞こえて振り返るとすでにベルモットが自分の車に乗り込んでいた。

コナン「なっ！？」
ベルモット「グッドラ～ック♡幸運を祈っているわ」

スポーツカーがスピード違反じゃねぇかって思うほどスピードを出して走り去っていった

組織がユキナを狙ってる…

そういえば俺が警察庁を飛び出した時組織の人間らしき人物に襲われかけたと言ってたな…

今ユキナは一人…だが、連絡はないってことは無事に家に帰ったのか…

俺はスマホを取り出してあいつのスマホに電話をかけた。

呼び出し音が鳴り響くが中々に出る気配がない

まさか…もう既に襲われているのか？！
俺は嫌な予感がしながら博士をスマホで呼び出した