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序章
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能力を使い始めてから数分が経った…彼女たちは意外と強いようでまだ決着がつかない…。
身体が段々と重く感じてくる
ドクン…ドクンと脈が大きく鼓動を撃つのが感じられる…
額には汗が滲む‥‥。
「…はぁ…はぁ…」
体力がどんどん削られていくようだ…。
皆本「!?」
フラフラする身体に鞭をうち能力を駆使する…。
男「どうした!001!
戦え奴らを滅ぼせ!それがお前の存在価値なのだからな!」
男が僕に向けて叫ぶ。
‥‥存在価値…。
所詮僕は…生まれてきてはいけない存在…。
それを必要としてくれる人がいる…。
それが今の彼等(普通の人々)…
僕は戦わなくちゃいけない…。
「‥‥サイキック…エレクトリックアイ!!」
赤髪の女の子へ向けて雷を撃つ…
彼女はシールドをはりそれを防いだ…。
ドォオオん
薫「…く、…やるじゃねぇか!
あたしについてこれるなんて…」
皆本「…もう止めるんだ!
エスパー同士で戦って…何があるというんだ!!
それに君がこれ以上戦い続けたら…命が危険に晒されるぞ!」
それでもいい…
僕が…必要だと…言ってくれるのなら…!
それが僕の生きがいなのだから
せめてもの…
生きる意味なのだから
僕の力が必要だというのなら…
その人のために戦う!!
僕はメガネをかけた男に向けて先ほどの技を放とうとした
「…エレクトリック…」
皆本「やめろー!」
薫「てめぇー!」
ドォオオオン
大きな爆発が聞こえて…
施設内が大きく揺れた…。
薫「!…力が!」
皆本「…ということは…」
シュパッという音を立てて二人の子供が現れた…。
葵「成功したで!皆本はん」
紫穂「これで私たちも全力を出せるわ!!」
薫「…よっしゃあー!
行くぜ…サイキックぅううー!
真空鎌居達!!!」
念動力の風の刃がこちらに襲い掛かってきた
それはぼくではなく普通の人々を狙って飛んでいった
男「おい!001俺たちを守れ!
これは命令だ」
「…ぴくっ)‥‥はい」
僕は男の前に現れてサイコキノのバリアを張ろうとする…
だが既に力を使い切ってしまったようで…身体に大きな悲鳴が走る重みと痛みが走る。
「‥‥っく!」
刃は僕の身体を容赦なく襲う
身体のいたるところに切り傷が出来てそこから血があふれだす
フラリ…
ドサッ‥‥
もう体力は残っていない…
目を開けるのも…辛い…。
男「おい!…立て!!」
「‥‥」
男が倒れている僕のお腹を蹴る
男「ッチ)…厄にたたねぇな
所詮は化け物…使い物にならねぇなら…いっそのこと…
殺すか?」
男は拳銃をこちらに向けた音が聞こえた…
薫「!?」
皆本「おい!何をしてんだ!」
男「何って…化け物対峙だよ…
」
薫「何だと!?」
皆本「その子は化け物なんかじゃない!列記とした人間の女の子だ!」
……初めて…人間だと…いってくれた人がいた…。
男「くっくっ…あははは」
皆本「何がおかしい!」
男「お前らは知らないだろうけどな…。
こいつはLEVEL7以上の力を持ちながら複合能力者なんだぜ?
こいつの親でさえ、いってたんだぜ「化け物」だってな…
こいつは…売られたんだよ…
両親になぁ」
皆本達「「「「?!」」」」
薫「…売られた…?」
皆本「人身売買…という奴か…」
紫穂「っ…それって」
葵「‥‥捨てられた…ということかいな?!」
男「そうさ…親にも化け物扱いされて…行き場のないこいつを引き取ってやったのは俺達だ
俺達がこいつをどう扱おうが俺達の勝手だ!
今までこいつの研究は役に立った…だがもう用済みだな…」
ガチャという安全レバーを引いた音が聞こえて…
もう死ぬのか…と悟った…。
二度目の人生もいいことなんて一つもなかったな…。
やはり僕は…生きていちゃいけなかったのかもしれない…
この世に生まれてきて…ごめんなさい…
僕は朦朧とする意識に逆らわずに目を閉じた…。
重たい衝撃が来るのを覚悟して…。
深い深い…闇に沈んでいく
身体に感じる浮遊感。
僕は…死んだのだろうか?
やっと…やっと
生という束縛から解放されるのか‥‥
不思議と悲しいことはなかった。
生前の人生では高校生まで生きていた…
高校三年生
受験の時期でもあった。
特にやりたいことはなかったので大学に通うことにした。
両親は中学の時に事故で亡くなり兄妹というものがいなかっために一人天涯孤独になった僕はアルバイトしながら生活費を稼いでいた。
親戚からは何故か疎まれた存在であったためにたらいまわしにされていた。
僕は一人で暮らすことを決めた
誰も愛してくれる人がいない。
誰も僕がいて喜ぶものがいない
そう思い誰にも頼らずに
全部一人で出来るように全てを勉強し一人孤立して生きていた
微かに思い出してくる記憶の断片…
その中には
重たい衝撃と痛み
眩しい光
大きな車の急ブレーキ音
その三つを見て感じて
僕は死んだんだと思った。
これで…幸せになられるよね
とふと嬉しく感じた僕は意識を手放した…。
だけど目が覚めた先は…
死後の世界ではなく
第二の人生が待っていた…。
それも最悪な‥‥。
この世界は21世紀というらしい
21世紀では超能力者エスパーが多く存在し始めているらしい‥‥。
念動力や瞬間移動などの能力者のことだ…。
そしてその能力者以外の人のことを普通の人々(ノーマル)というらしい。
ノーマルはエスパーを恐れている…強い力を持つ者は弱い者に恐れられる…
弱肉強食の世界だと2歳の時にそう感じた。
その時はすでに僕の力が目覚め始めていた。
4歳の時僕の力が暴走したようだ
僕の両親が僕に触れようとしたときにビりっと静電気のようなものが流れたらしい。
本当に軽い静電気だったらよかったが…
僕に触れるたびに怒るので不思議に思い検査を受けさせられたところ僕は世に珍しい静電気能力(エレキネス)という能力があるらしい…。
初めは…そんなに気にしてはいなかったけど…。
静電気の威力が段々とまして
母親を気絶させるほどの力を出してしまったらしい‥‥
急に倒れてしまった両親に思わず駆け寄るが気絶させてしまった母親を心配して僕のことには目もくれず…。
病院へ駆けつけた…
幸い命に別状はなく時期に目が覚めるということだったが
その日から両親の僕の見る目が変わったのだ…。
僕の名前を呼ぶことなく
化け物…と…
近寄ろうとすると近づくなと石を投げられる
身体が段々と重く感じてくる
ドクン…ドクンと脈が大きく鼓動を撃つのが感じられる…
額には汗が滲む‥‥。
「…はぁ…はぁ…」
体力がどんどん削られていくようだ…。
皆本「!?」
フラフラする身体に鞭をうち能力を駆使する…。
男「どうした!001!
戦え奴らを滅ぼせ!それがお前の存在価値なのだからな!」
男が僕に向けて叫ぶ。
‥‥存在価値…。
所詮僕は…生まれてきてはいけない存在…。
それを必要としてくれる人がいる…。
それが今の彼等(普通の人々)…
僕は戦わなくちゃいけない…。
「‥‥サイキック…エレクトリックアイ!!」
赤髪の女の子へ向けて雷を撃つ…
彼女はシールドをはりそれを防いだ…。
ドォオオん
薫「…く、…やるじゃねぇか!
あたしについてこれるなんて…」
皆本「…もう止めるんだ!
エスパー同士で戦って…何があるというんだ!!
それに君がこれ以上戦い続けたら…命が危険に晒されるぞ!」
それでもいい…
僕が…必要だと…言ってくれるのなら…!
それが僕の生きがいなのだから
せめてもの…
生きる意味なのだから
僕の力が必要だというのなら…
その人のために戦う!!
僕はメガネをかけた男に向けて先ほどの技を放とうとした
「…エレクトリック…」
皆本「やめろー!」
薫「てめぇー!」
ドォオオオン
大きな爆発が聞こえて…
施設内が大きく揺れた…。
薫「!…力が!」
皆本「…ということは…」
シュパッという音を立てて二人の子供が現れた…。
葵「成功したで!皆本はん」
紫穂「これで私たちも全力を出せるわ!!」
薫「…よっしゃあー!
行くぜ…サイキックぅううー!
真空鎌居達!!!」
念動力の風の刃がこちらに襲い掛かってきた
それはぼくではなく普通の人々を狙って飛んでいった
男「おい!001俺たちを守れ!
これは命令だ」
「…ぴくっ)‥‥はい」
僕は男の前に現れてサイコキノのバリアを張ろうとする…
だが既に力を使い切ってしまったようで…身体に大きな悲鳴が走る重みと痛みが走る。
「‥‥っく!」
刃は僕の身体を容赦なく襲う
身体のいたるところに切り傷が出来てそこから血があふれだす
フラリ…
ドサッ‥‥
もう体力は残っていない…
目を開けるのも…辛い…。
男「おい!…立て!!」
「‥‥」
男が倒れている僕のお腹を蹴る
男「ッチ)…厄にたたねぇな
所詮は化け物…使い物にならねぇなら…いっそのこと…
殺すか?」
男は拳銃をこちらに向けた音が聞こえた…
薫「!?」
皆本「おい!何をしてんだ!」
男「何って…化け物対峙だよ…
」
薫「何だと!?」
皆本「その子は化け物なんかじゃない!列記とした人間の女の子だ!」
……初めて…人間だと…いってくれた人がいた…。
男「くっくっ…あははは」
皆本「何がおかしい!」
男「お前らは知らないだろうけどな…。
こいつはLEVEL7以上の力を持ちながら複合能力者なんだぜ?
こいつの親でさえ、いってたんだぜ「化け物」だってな…
こいつは…売られたんだよ…
両親になぁ」
皆本達「「「「?!」」」」
薫「…売られた…?」
皆本「人身売買…という奴か…」
紫穂「っ…それって」
葵「‥‥捨てられた…ということかいな?!」
男「そうさ…親にも化け物扱いされて…行き場のないこいつを引き取ってやったのは俺達だ
俺達がこいつをどう扱おうが俺達の勝手だ!
今までこいつの研究は役に立った…だがもう用済みだな…」
ガチャという安全レバーを引いた音が聞こえて…
もう死ぬのか…と悟った…。
二度目の人生もいいことなんて一つもなかったな…。
やはり僕は…生きていちゃいけなかったのかもしれない…
この世に生まれてきて…ごめんなさい…
僕は朦朧とする意識に逆らわずに目を閉じた…。
重たい衝撃が来るのを覚悟して…。
深い深い…闇に沈んでいく
身体に感じる浮遊感。
僕は…死んだのだろうか?
やっと…やっと
生という束縛から解放されるのか‥‥
不思議と悲しいことはなかった。
生前の人生では高校生まで生きていた…
高校三年生
受験の時期でもあった。
特にやりたいことはなかったので大学に通うことにした。
両親は中学の時に事故で亡くなり兄妹というものがいなかっために一人天涯孤独になった僕はアルバイトしながら生活費を稼いでいた。
親戚からは何故か疎まれた存在であったためにたらいまわしにされていた。
僕は一人で暮らすことを決めた
誰も愛してくれる人がいない。
誰も僕がいて喜ぶものがいない
そう思い誰にも頼らずに
全部一人で出来るように全てを勉強し一人孤立して生きていた
微かに思い出してくる記憶の断片…
その中には
重たい衝撃と痛み
眩しい光
大きな車の急ブレーキ音
その三つを見て感じて
僕は死んだんだと思った。
これで…幸せになられるよね
とふと嬉しく感じた僕は意識を手放した…。
だけど目が覚めた先は…
死後の世界ではなく
第二の人生が待っていた…。
それも最悪な‥‥。
この世界は21世紀というらしい
21世紀では超能力者エスパーが多く存在し始めているらしい‥‥。
念動力や瞬間移動などの能力者のことだ…。
そしてその能力者以外の人のことを普通の人々(ノーマル)というらしい。
ノーマルはエスパーを恐れている…強い力を持つ者は弱い者に恐れられる…
弱肉強食の世界だと2歳の時にそう感じた。
その時はすでに僕の力が目覚め始めていた。
4歳の時僕の力が暴走したようだ
僕の両親が僕に触れようとしたときにビりっと静電気のようなものが流れたらしい。
本当に軽い静電気だったらよかったが…
僕に触れるたびに怒るので不思議に思い検査を受けさせられたところ僕は世に珍しい静電気能力(エレキネス)という能力があるらしい…。
初めは…そんなに気にしてはいなかったけど…。
静電気の威力が段々とまして
母親を気絶させるほどの力を出してしまったらしい‥‥
急に倒れてしまった両親に思わず駆け寄るが気絶させてしまった母親を心配して僕のことには目もくれず…。
病院へ駆けつけた…
幸い命に別状はなく時期に目が覚めるということだったが
その日から両親の僕の見る目が変わったのだ…。
僕の名前を呼ぶことなく
化け物…と…
近寄ろうとすると近づくなと石を投げられる