変換なしの場合雪奈になります
神の悪戯編3
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目を覚ますと僕は何故か小さな部屋の中にいた。
景色がどんどんと広がっていって空まで見えるくらいの高いところにいるらしい。
そして建物が僅かに揺れるこの小さな部屋
ここは一体どこなのだろうか?
何故自分はここにいるのか…
今までのことを振り返ってみるとかすかにしか思い出せないでいた。
確かに自分は工藤邸の自分の部屋で眠ったはず…
それなのに周りは既に明るくて太陽が真ん中にまで登っている様子からどうやら昼のようだが…。
くるくると変わる景色に違和感を覚える。
そして自分の右手にも…身体を動かそうとしたが何故か右手だけが動けずにいたのだ。
よく視ると手錠のようなもので右手が拘束されているようだ。
「っ!?」
これは一体…何故自分が動く建物の中で拘束されないといけないんだ‥とうなっているとかすかに聞こえるピッピッという小さな時計の音が聞こえた。ふと真下をみると四角い箱が置かれていた。
掲示板にはタイマーのような数字が並んでいる…。
まさか、これは…爆弾!?
と心の中で驚いたのと同時にぐらりと何かの重みに小さな部屋が揺れるふと人の気配がしたもので扉の方をみてみるとテンパの黒髪のサングラスの男が入ってきたのだ。
「っ!!」
「…あとはプロに任せな」
サングラスを少し外して外にいる誰かと話しているようだった
そして男の人が僕の方へみると驚いた顔をした。
「なっ?!…お前!!」
「…!?」
知りあいなのだろうか…?僕の顔を見て驚ているようだが
「何でお前がここにいるんだ!しかも、それ…」
「ごめんなさい、僕にも何故ここにいるのかわからなくて目が覚めたらここに拘束されていました…」
「っチ)‥‥お前…ずっと探していたんだからな?
聞きたいことが山ほどある…がその前にこいつを解体しねぇとな」
と僕の下にある爆弾に視線を落とした。
するとガタンと大きく建物が揺れて観覧車が止まってしまったようだ。
すると彼の携帯が鳴りそれに応答する。
?≪ちょっと松田君!大丈夫なの!!≫
松田「…あぁ、何故か例の女の子まで拘束されてな…」
?≪例の女の子って貴方たちが探してたユキナちゃん?
って…その観覧車に乗ってるの?!≫
松田「あぁ、爆弾も見つけた‥だが、厄介なおまけつきときた」
?≪おまけつき?≫
松田「水銀レバーだよ…俺と一般人を死なせたくなかったら観覧車を動かすんじゃねぇぞって言っておけ!!」
松田side
俺は去年まで警備部機動隊所属していたが今日捜査一課に移動した
何故俺がこの捜査一課にいるのかというと
俺は四年前に死にかけた萩原を助けてくれた謎の少女を探し出すためもあり、毎年11月7日に送り付けてくるふざけた予告の爆弾犯を捕まえるためだ…。
松田「まぁ、四年前に俺の親友が危ういときに一般人の女の子が助けてくれたんだがな、その子は意識不明の重体になっていた
三日後に目を覚ましたんだがな突然消えちまったんだよ」
俺はあいつがいなかったら萩原が死んでいたのかもしれない。
だから、探し出して礼を言いたい…のもあり
唯者ではないという刑事の直感からこっちのほうが探しやすいと踏んで移動したんだ。
そして今日はその問題の11月7日…。
俺は爆弾犯が毎年同じ月の同じ日に送り付けてくるのはCountdownだと考えた…爆弾の…。
案の定そのファックスが届いていた。
白鳥警部というやつがその内容を読み上げる
白鳥「我は円卓の騎士なり!
愚かで狡猾な警官諸君に告ぐ、本日正吾と14時に
‘‘我が戦友の首を弔う面白い花火を打ち上げる‥止めたくば我が元へ来い!
尚今回は‘‘スペシャルゲスト’’を72番目の席に用意してある…
ゲストを助けたいのなら待っている…。」
目暮「どいう意味だね…?」
白鳥「そのスペシャルゲストが72番目の席にいるというのも気になりますね‥‥」
目暮「犯人との繋がりがあるのかそれとも…」
白鳥「我々警察官の中の誰かの身内…とか?」
なんて試行錯誤している連中を無視して俺は爆弾解体用のバックを手にして外に出ようとするのを佐藤が止める
佐藤「ちょっと松田君!どこにいくのよ!!」
松田「わからねぇのか?円卓の騎士が72番目の席を空けて待ってるんだ…円盤状で72も席があると言ったら…?
坏戸町にあるショッピングモールの大型観覧車鹿ねぇーだろう…」
俺達が駆けつけるころには既に観覧車の爆発が起きて人々が逃げ回っていてパニック状態になっていた。
目暮「くそっ!遅かったか!!」
白鳥「しかし正午までは30分はあるんですが…」
と時計を見ながら確認する
俺達はすぐに観覧車へ向かうと係員に状況を接召してもらっていた。
爆発は制御盤で突然に起きたらしい
ふとみるとちょうど目の前に72番目のが下に来ていた
俺は迷わずに乗り込む
佐藤が追いかけてくる
佐藤「ちょっと、松田君!!」
松田「大丈夫、こういうときはプロに任せな」
俺は72番目の観覧車に乗り込んだ。
目暮「彼は去年まで警備部機動隊にある爆弾物処理班にいたんだよ彼の親友が爆弾を処理中にCountdownが復活して逃げる途中でまだ残っていた少女に助けられて命は助かったんだが
その女の子は意識不明の重体で三日後くらいに目が覚めたんだがね突然消えてしまったそうなんだよ…
だから今は行方不明だ…」
佐藤「えぇ!」
ふと人の気配を感じて中を見ると思いもよらない人物が椅子に腰かけて右手が手すりに手錠で繋がれていた。
その人物は俺が探していた萩原を助けた少女…
スペシャルゲストってこいつのことだったのか!?
松田「なっ?!…お前!!」
「…!?」
俺のことを覚えていないのか首をかしげながらも驚いているようだった…。
松田「何でお前がここにいるんだ!しかも、それ…」
俺はガキの手首についている手錠をさした。
餓鬼は首を横に振った…。
「ごめんなさい、僕にも何故ここにいるのかわからなくて目が覚めたらここに拘束されていました…」
松田「っチ)‥‥お前…ずっと探していたんだからな?
聞きたいことが山ほどある…がその前にこいつを解体しねぇとな」
解体しようと準備をしていると突然観覧車が止まった…
その振動で厄介なことに水銀レバーが作動しちまった…。
くそっ…最悪な状況じゃねぇか…。
そのころ外では…。
再び観覧車から火が出てきたために消火器で消すように目暮警部が支持をだしていた
佐藤≪ちょっと松田君!大丈夫なの!!≫
松田「…大丈夫だだが今の振動で妙なスイッチが入っちまった‥」
佐藤≪妙なスイッチ…?≫
松田「水銀レバーだ…わずかな振動でも中の玉が線に触れたらお陀仏よ…それにスペシャルゲストっつうのは…俺が探していた例のガキだった…」
佐藤≪誰だったの!?えぇ~!!ユキナちゃんが観覧車に乗ってるの!?松田君のいる観覧車に!?≫
松田「…あぁ、俺たちの肉片を視たくなきゃこいつを解体するまでゴンドラを動かすんじゃねぇぞ」
佐藤≪でも、爆発まであと五分もないわよ!≫
松田「ふん…この程度の爆弾の仕掛け3分もありゃ…っ!!」
パネルに文章が出てきた…
松田「…勇敢なる警察官よ…君の勇気を称えて褒美を与えよう」
佐藤≪ちょっと何言ってるの!?≫
松田「もう一つのもっと大きな花火の在処を
ヒントを表示するのは爆発3秒前…
スペシャルゲストは気に入っていただけたかな?
君たちとかかわりのある人物を選ばせてもらった…
大きな花火の在処を知るために小さな命を犠牲にするか
小さな命一つを護るために沢山の人を死なせるか…。
君への選択肢は二つに一つ…。
それでは健闘を祈る…。」
「‥‥っ」
俺はガキの方をみると怯えるどころか困った表情をしていた
なんでこんなにこの餓鬼は冷静にいられるんだ?
普通なら怯えて泣き叫ぶところだが…。
松田「これが経った今液晶パネルに表示された文字だ‥
どうやら奴はこの餓鬼を知りあいと踏んで誘拐したらしいな
爆弾を止めてパネルの電源が落ちると二度とそのヒントは拝めなくなっちまうらしいな…
つまり奴は最初から警察官の誰かを一般人と一緒にゴンドラに閉じ込めてこの文字を見せるつもりだったらしいな…」
佐藤≪じゃ、さっきの爆発は…!この近くに爆弾犯がいるのね!≫
松田「この人ごみの中から奴を特定留守のは難しいがもう一つの爆弾の在処の検討はついている」
佐藤≪え?≫
松田「FAXに書いてあったろ?「我が戦友の首」って
円卓の騎士は中世のヨーロッパあの頃の騎士は
十字がデザインされた仮面をつけていたんだ
…もうわかるよな?」
佐藤≪び、病院の地図記号?!≫
松田「あぁ、そうだそれがどこの病院かはヒントを視たらすぐに連絡する…」
佐藤≪れ、連絡するってヒントが出るの三秒前でしょう!?
それに一般人の子供もいるのに!?≫
松田「おっと…もう電源がキレそうだ‥じゃあな」
俺は電源を切った、餓鬼の方を見るとずっと黙って俺の方を見つめていた
松田「…悪いな…お前のことを探していた
お前の正体を知りたかったんだが…ここで終わりのようだ」
「…いん‥‥」
途切れ途切れで何言っているのか聞こえなかった…
爆発まで残り5分
「米花中央病院!!爆弾のあるところはそこです!」
なんでもう一つの爆弾の在処を知ってるんだ!?
まさかこいつ…!犯人とグルなのか!?
「お願い…!信じて?…訳なら後で話します
僕を信じてください!爆弾の在処は米花中央病院です!!
爆弾を解除してください!」
餓鬼の今までにない威圧で俺は思わずおうと答えて解除した
佐藤にメールで
「米花中央病院」と送った…
これですぐに動いてくるだろう…
爆発残り30秒前で爆弾を解体した…。
俺はなんでガキのいうことを信じて解体しちまったんだろう…
もしこいつのいうことが嘘で…別の場所にあったらと考えると俺はバカなことをしてしまったと頭をかかえる。
「…お、…お兄さん‥?もしかして…後悔してる?」
俺の考えを読み取ったのか不安げに話しかけてきた
松田「…あぁ、まぁな」
素直に答える。
「…大丈夫!僕の予知よみは100%の確率で当たるから!
信じてくれてありがとうニコッ)」
こいつは嬉しそうに笑った…
あの時のお願いされたときのこいつの顔はとても真剣な表情で言っていた本当にこいつは一体何者なのだろうか…。
これが片付いたらとことん取り調べしてやる。
と心に決めた…。
「あ…あの…手錠 外してほしいんだけど…」
と遠慮気味に聞いてきた…
俺の道具の中に手錠を外せるものがねぇしな…。
松田「あぁ、…お前が必ず俺に全部話してくれるって誓ってくれるんなら手錠を外してやってもいいぜ?」
俺は悪戯っぽく笑った。
「…わ、…わかりました!話せるところは全て話すので外してください!!」
松田「くくっ、あぁだがな俺は今そいつを外せる道具がないんでな
下に降りたら外してやるよ…」
餓鬼の方を見ると「うわぁ騙された…」っていう顔をしていた
コロコロ表情が変わるこいつは見てて面白いと思う。
観覧車から降りると慌てた佐藤がこっちにやってきた
佐藤「松田君!女の子は大丈夫なの?!」
松田「あぁ、無事だぜ‥今手錠をはずしてもらってるからな」
景色がどんどんと広がっていって空まで見えるくらいの高いところにいるらしい。
そして建物が僅かに揺れるこの小さな部屋
ここは一体どこなのだろうか?
何故自分はここにいるのか…
今までのことを振り返ってみるとかすかにしか思い出せないでいた。
確かに自分は工藤邸の自分の部屋で眠ったはず…
それなのに周りは既に明るくて太陽が真ん中にまで登っている様子からどうやら昼のようだが…。
くるくると変わる景色に違和感を覚える。
そして自分の右手にも…身体を動かそうとしたが何故か右手だけが動けずにいたのだ。
よく視ると手錠のようなもので右手が拘束されているようだ。
「っ!?」
これは一体…何故自分が動く建物の中で拘束されないといけないんだ‥とうなっているとかすかに聞こえるピッピッという小さな時計の音が聞こえた。ふと真下をみると四角い箱が置かれていた。
掲示板にはタイマーのような数字が並んでいる…。
まさか、これは…爆弾!?
と心の中で驚いたのと同時にぐらりと何かの重みに小さな部屋が揺れるふと人の気配がしたもので扉の方をみてみるとテンパの黒髪のサングラスの男が入ってきたのだ。
「っ!!」
「…あとはプロに任せな」
サングラスを少し外して外にいる誰かと話しているようだった
そして男の人が僕の方へみると驚いた顔をした。
「なっ?!…お前!!」
「…!?」
知りあいなのだろうか…?僕の顔を見て驚ているようだが
「何でお前がここにいるんだ!しかも、それ…」
「ごめんなさい、僕にも何故ここにいるのかわからなくて目が覚めたらここに拘束されていました…」
「っチ)‥‥お前…ずっと探していたんだからな?
聞きたいことが山ほどある…がその前にこいつを解体しねぇとな」
と僕の下にある爆弾に視線を落とした。
するとガタンと大きく建物が揺れて観覧車が止まってしまったようだ。
すると彼の携帯が鳴りそれに応答する。
?≪ちょっと松田君!大丈夫なの!!≫
松田「…あぁ、何故か例の女の子まで拘束されてな…」
?≪例の女の子って貴方たちが探してたユキナちゃん?
って…その観覧車に乗ってるの?!≫
松田「あぁ、爆弾も見つけた‥だが、厄介なおまけつきときた」
?≪おまけつき?≫
松田「水銀レバーだよ…俺と一般人を死なせたくなかったら観覧車を動かすんじゃねぇぞって言っておけ!!」
松田side
俺は去年まで警備部機動隊所属していたが今日捜査一課に移動した
何故俺がこの捜査一課にいるのかというと
俺は四年前に死にかけた萩原を助けてくれた謎の少女を探し出すためもあり、毎年11月7日に送り付けてくるふざけた予告の爆弾犯を捕まえるためだ…。
松田「まぁ、四年前に俺の親友が危ういときに一般人の女の子が助けてくれたんだがな、その子は意識不明の重体になっていた
三日後に目を覚ましたんだがな突然消えちまったんだよ」
俺はあいつがいなかったら萩原が死んでいたのかもしれない。
だから、探し出して礼を言いたい…のもあり
唯者ではないという刑事の直感からこっちのほうが探しやすいと踏んで移動したんだ。
そして今日はその問題の11月7日…。
俺は爆弾犯が毎年同じ月の同じ日に送り付けてくるのはCountdownだと考えた…爆弾の…。
案の定そのファックスが届いていた。
白鳥警部というやつがその内容を読み上げる
白鳥「我は円卓の騎士なり!
愚かで狡猾な警官諸君に告ぐ、本日正吾と14時に
‘‘我が戦友の首を弔う面白い花火を打ち上げる‥止めたくば我が元へ来い!
尚今回は‘‘スペシャルゲスト’’を72番目の席に用意してある…
ゲストを助けたいのなら待っている…。」
目暮「どいう意味だね…?」
白鳥「そのスペシャルゲストが72番目の席にいるというのも気になりますね‥‥」
目暮「犯人との繋がりがあるのかそれとも…」
白鳥「我々警察官の中の誰かの身内…とか?」
なんて試行錯誤している連中を無視して俺は爆弾解体用のバックを手にして外に出ようとするのを佐藤が止める
佐藤「ちょっと松田君!どこにいくのよ!!」
松田「わからねぇのか?円卓の騎士が72番目の席を空けて待ってるんだ…円盤状で72も席があると言ったら…?
坏戸町にあるショッピングモールの大型観覧車鹿ねぇーだろう…」
俺達が駆けつけるころには既に観覧車の爆発が起きて人々が逃げ回っていてパニック状態になっていた。
目暮「くそっ!遅かったか!!」
白鳥「しかし正午までは30分はあるんですが…」
と時計を見ながら確認する
俺達はすぐに観覧車へ向かうと係員に状況を接召してもらっていた。
爆発は制御盤で突然に起きたらしい
ふとみるとちょうど目の前に72番目のが下に来ていた
俺は迷わずに乗り込む
佐藤が追いかけてくる
佐藤「ちょっと、松田君!!」
松田「大丈夫、こういうときはプロに任せな」
俺は72番目の観覧車に乗り込んだ。
目暮「彼は去年まで警備部機動隊にある爆弾物処理班にいたんだよ彼の親友が爆弾を処理中にCountdownが復活して逃げる途中でまだ残っていた少女に助けられて命は助かったんだが
その女の子は意識不明の重体で三日後くらいに目が覚めたんだがね突然消えてしまったそうなんだよ…
だから今は行方不明だ…」
佐藤「えぇ!」
ふと人の気配を感じて中を見ると思いもよらない人物が椅子に腰かけて右手が手すりに手錠で繋がれていた。
その人物は俺が探していた萩原を助けた少女…
スペシャルゲストってこいつのことだったのか!?
松田「なっ?!…お前!!」
「…!?」
俺のことを覚えていないのか首をかしげながらも驚いているようだった…。
松田「何でお前がここにいるんだ!しかも、それ…」
俺はガキの手首についている手錠をさした。
餓鬼は首を横に振った…。
「ごめんなさい、僕にも何故ここにいるのかわからなくて目が覚めたらここに拘束されていました…」
松田「っチ)‥‥お前…ずっと探していたんだからな?
聞きたいことが山ほどある…がその前にこいつを解体しねぇとな」
解体しようと準備をしていると突然観覧車が止まった…
その振動で厄介なことに水銀レバーが作動しちまった…。
くそっ…最悪な状況じゃねぇか…。
そのころ外では…。
再び観覧車から火が出てきたために消火器で消すように目暮警部が支持をだしていた
佐藤≪ちょっと松田君!大丈夫なの!!≫
松田「…大丈夫だだが今の振動で妙なスイッチが入っちまった‥」
佐藤≪妙なスイッチ…?≫
松田「水銀レバーだ…わずかな振動でも中の玉が線に触れたらお陀仏よ…それにスペシャルゲストっつうのは…俺が探していた例のガキだった…」
佐藤≪誰だったの!?えぇ~!!ユキナちゃんが観覧車に乗ってるの!?松田君のいる観覧車に!?≫
松田「…あぁ、俺たちの肉片を視たくなきゃこいつを解体するまでゴンドラを動かすんじゃねぇぞ」
佐藤≪でも、爆発まであと五分もないわよ!≫
松田「ふん…この程度の爆弾の仕掛け3分もありゃ…っ!!」
パネルに文章が出てきた…
松田「…勇敢なる警察官よ…君の勇気を称えて褒美を与えよう」
佐藤≪ちょっと何言ってるの!?≫
松田「もう一つのもっと大きな花火の在処を
ヒントを表示するのは爆発3秒前…
スペシャルゲストは気に入っていただけたかな?
君たちとかかわりのある人物を選ばせてもらった…
大きな花火の在処を知るために小さな命を犠牲にするか
小さな命一つを護るために沢山の人を死なせるか…。
君への選択肢は二つに一つ…。
それでは健闘を祈る…。」
「‥‥っ」
俺はガキの方をみると怯えるどころか困った表情をしていた
なんでこんなにこの餓鬼は冷静にいられるんだ?
普通なら怯えて泣き叫ぶところだが…。
松田「これが経った今液晶パネルに表示された文字だ‥
どうやら奴はこの餓鬼を知りあいと踏んで誘拐したらしいな
爆弾を止めてパネルの電源が落ちると二度とそのヒントは拝めなくなっちまうらしいな…
つまり奴は最初から警察官の誰かを一般人と一緒にゴンドラに閉じ込めてこの文字を見せるつもりだったらしいな…」
佐藤≪じゃ、さっきの爆発は…!この近くに爆弾犯がいるのね!≫
松田「この人ごみの中から奴を特定留守のは難しいがもう一つの爆弾の在処の検討はついている」
佐藤≪え?≫
松田「FAXに書いてあったろ?「我が戦友の首」って
円卓の騎士は中世のヨーロッパあの頃の騎士は
十字がデザインされた仮面をつけていたんだ
…もうわかるよな?」
佐藤≪び、病院の地図記号?!≫
松田「あぁ、そうだそれがどこの病院かはヒントを視たらすぐに連絡する…」
佐藤≪れ、連絡するってヒントが出るの三秒前でしょう!?
それに一般人の子供もいるのに!?≫
松田「おっと…もう電源がキレそうだ‥じゃあな」
俺は電源を切った、餓鬼の方を見るとずっと黙って俺の方を見つめていた
松田「…悪いな…お前のことを探していた
お前の正体を知りたかったんだが…ここで終わりのようだ」
「…いん‥‥」
途切れ途切れで何言っているのか聞こえなかった…
爆発まで残り5分
「米花中央病院!!爆弾のあるところはそこです!」
なんでもう一つの爆弾の在処を知ってるんだ!?
まさかこいつ…!犯人とグルなのか!?
「お願い…!信じて?…訳なら後で話します
僕を信じてください!爆弾の在処は米花中央病院です!!
爆弾を解除してください!」
餓鬼の今までにない威圧で俺は思わずおうと答えて解除した
佐藤にメールで
「米花中央病院」と送った…
これですぐに動いてくるだろう…
爆発残り30秒前で爆弾を解体した…。
俺はなんでガキのいうことを信じて解体しちまったんだろう…
もしこいつのいうことが嘘で…別の場所にあったらと考えると俺はバカなことをしてしまったと頭をかかえる。
「…お、…お兄さん‥?もしかして…後悔してる?」
俺の考えを読み取ったのか不安げに話しかけてきた
松田「…あぁ、まぁな」
素直に答える。
「…大丈夫!僕の予知よみは100%の確率で当たるから!
信じてくれてありがとうニコッ)」
こいつは嬉しそうに笑った…
あの時のお願いされたときのこいつの顔はとても真剣な表情で言っていた本当にこいつは一体何者なのだろうか…。
これが片付いたらとことん取り調べしてやる。
と心に決めた…。
「あ…あの…
と遠慮気味に聞いてきた…
俺の道具の中に手錠を外せるものがねぇしな…。
松田「あぁ、…お前が必ず俺に全部話してくれるって誓ってくれるんなら手錠を外してやってもいいぜ?」
俺は悪戯っぽく笑った。
「…わ、…わかりました!話せるところは全て話すので外してください!!」
松田「くくっ、あぁだがな俺は今そいつを外せる道具がないんでな
下に降りたら外してやるよ…」
餓鬼の方を見ると「うわぁ騙された…」っていう顔をしていた
コロコロ表情が変わるこいつは見てて面白いと思う。
観覧車から降りると慌てた佐藤がこっちにやってきた
佐藤「松田君!女の子は大丈夫なの?!」
松田「あぁ、無事だぜ‥今手錠をはずしてもらってるからな」