やぁ、僕の名前は草薙 ユキナ
歳は7歳。僕は普通の人間がもたないような力を持っている

それは既に知っているか…
この世界に来てから半月が過ぎた…
この世界の生活にも慣れてきたころ…不思議な出来事が起きるようになった…

それは現在から過去へのタイムスリップだ…。
既に二回ほど経験している。

しかも、既に亡くなるはずだった人物を救出してしまい
未来が変わった。

この先何が起きるかわからなくなってしまったのだ。
死ぬはずのない人間が死んでしまう可能性も出てくる。
僕は未来を変えた責任として何としても
周りの人間を守らないといけない…

例え…この命が犠牲になったとしても…。

僕を受け入れてくれた…皆を護るために…。


コナン君に呼ばれてポアロの喫茶店に向かった

カランカランと鈴の音がなる。

梓「いらっしゃいませー…あら？ユキナちゃん一人？」

「…うん、コナン君に呼ばれたの‥‥」

梓「そうなんだ、カウンター席でもいい？」

「うん」

梓さんに案内されて待っているとカランカランと音を立てた
コナン君が入ってきたようだ。

梓「いらっしゃいコナン君」
コナン「こんにちわ」

梓「ユキナちゃんならもう来てるわよ」

カウンター席を指さすとコナンはありがとうといって隣の席に座る
安室「はいオレンジジュース」

「安室さん！！」

コナン「来てたんだ」

安室「えぇ、さっき買い出しから戻ってきたばかりだよ

珍しいね二人だけなのかい？」

コナン「あ、うん今日は話があったから」

安室「ホォー…話…ねぇ？それじゃあごゆっくり」

一瞬だったが探るような視線を向けた安室さん。
未だに話慣れていない制もあって僕も緊張する。

そういえば安室さんとはあのスコッチさん救出の一件以来合っていなかったけど…。

スコッチさん元気にしてるかな？

「それで？話って…」

コナン「あ、いや大したことじゃねぇんだけどよ…

明日、博士と博士の友達に誘われて釣りに行くんだけど
おめぇも来るか？」

「…へ？釣りに？」

コナン「あぁ、おめぇ昴さんに呼び出されて早く帰ってただろう？

その後で博士んちによったんだけどよ釣りに探偵団のみんなと行くことになったんだけど…」

「なるほど、僕は大丈夫だけど…でも、…それならメールしてくれればよかったのに」

コナン「あと別件で聞きたいことがあってよ」
「聞きたいこと？」

コナンは安室さんのほうをうかがいながら耳元で話しかけてきた

コナン「最近安室さんと関わってないか？」

「…へ？」

質問の意図がわからずに思わず目を・にさせながら変な声を上げてしまった。

コナンside

コナン「最近安室さんと関わってないか？」

「…へ？」

俺がこの質問をしたのには訳がある。
安室さんの見る目が…いつもと違っていたからだ…
それにまだ確信ではないけど、安室さんがbourbon…かもしれないからだ…

つまりユキナのことを探りを入れている安室さんに
ユキナの力を知られて組織に報告されちまったら
また‥‥あいつが辛い思いをする…。

それを阻止したかったからだ…。

組織もユキナの力を知ったら執着的に狙ってくるだろうし
最悪の場合また人体実験なんてされる可能性がある…。


「……特にこれといって会ってはないけど…」

コナン「……本当か？」

ユキナが小さく頷いた。
少しの間が気になった…こいつ何か隠してないか？

少し念を押しておくか…俺は手を握るように差し出すと
首をかしげながらも手を握りサイコメトリーを使わせた

コナン≪一応念を押しておくが、安室さんには気を付けろよ？≫

≪どうして？≫

コナン≪…安室さんが黒ずくめの組織の一員「バーボン」かもしれねぇからだ‥‥≫

≪…バーボン≫

コナン≪あぁ、あの人は尋問誘導が上手いからな…
自分の能力のこと話さねぇようにしろよ？

もしかしたら本当に組織の一員で組織にお前の力のことが知られたら…また悪用されるに違ねぇから≫


≪……わかった。≫

そこで会話が終わった。

安室「おや？話とやらは…終わったのかい？」

丁度いいタイミングで安室さんが声をかけてきた。

俺は一瞬びびったいつの間に…こいつ気配を消してやがった

コナン「あ、うん！安室さんは何か用事？」

安室「途中で静かになったからどうしたのかなって思って…

‥‥はい」

ことっと置いたのはサンドイッチの皿が二つだった。

コナン「…？僕たち注文してないけど？」

安室「サービスだよ、お代はいらないから遠慮なくどうぞ？ニコッ)」


この人サービスしまくってんな…大丈夫かよ…
金銭面的に‥‥

その後俺達はサンドイッチを美味しく食べさせてもらった。