変換なしの場合雪奈になります
追及編
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目を覚ますと見覚えのない部屋に寝かされていた。
体を起こそうとするが上半身を起こしかけたところで身体の自由が効かないことに気づいた。
頭がぼーっとする中で思い出したのは…
謎のタイムスリップ現象が起きて一人の人間を救い出したのち
元に戻ったはいいけど
翌日学校の帰りに何者かに背後から襲われて意識を手放したんだった。
僕はリビングの部屋にいるようで人の気配が少し離れたところから感じる。
気配がする方向とは逆方向を向いているために僕がまだ起きていることに気づいていないようだ。
相手が何者なのかは知らないけど僕を狙うなんて…
ただの誘拐犯かもしれない。
下手に動くのは危険と判断して僕は寝ているふりを続ける。
どうやら声からして男のようで二人いるようだ。
「‥‥それにしても‥‥があの子を連れてきた‥‥は驚いたぞ」
「悪い…ずっと探してた人がいきなり目の前に現れるもんだからつい…な」
「何が…ついだ!俺はてっきりお前もついにやったか!と思ったくらいだぞ!
それに誰かに見られたらどうするんだ!」
「そう怒るなよ‥‥ん?」
どうやら二人のうちの一人が僕のことを探していて見つけた時に連れてきたらしい
何かに気づいた男は僕に近づいてくる気配を感じた。
「すぅー…すぅー」
「なんだ…気のせいか」
「どうしたんだ?その子…起きたのか?」
「いや、薬が案外強く効いているようだまだ眠っている…」
「それにしても一体どいうことなんだ…?
何であの時のままなんだ?」
「俺にもわからねぇ…だからこそ、連れてきたんだ
このまま逃がせばまた消えちまうんじゃねぇかと思ってな」
あの時…その言葉がどうも引っかかる…
あの時というからには僕と彼らはどこかで会っているということ
だが、顔を確認したら彼らに起きていることがバレてしまう。
さてどうするか
コナン君に知らせようにも手が縛られていてはスマホを探すことができない。
いや、もしかしたら彼らに奪われているかもしれない
もし、本当に危なくなったら能力を使って逃げよう
「‥‥んぅ…」
わざと今起きたかのように演技をする僕に気づいて彼らがこちらにやってきた。
「…やっと起きたのか…おはようお嬢ちゃん…
気分はどうだ?」
「‥‥んぅ!?‥‥んー!」
此処は…貴方誰?と話そうとするが口元に何か張られていて話せない。
この顎髭の男…どこかで見たことがあるような
思い出そうとするが思い出せない…
どこであったことがあるんだ?
?side
俺は気分転換に外を出歩いている。
分け合って表立って歩けない状況のために変装は欠かせない。
手持ちには何も入っていないヴァイオリンケースを肩に背負い
中には何かあったときのために拘束用のロープとガムテープを入れてある。相手を気絶させるための薬品も少々…。
まぁ、この日本じゃこんなものを持っている時点で怪しい奴だと思われて警察に捕まってしまうが…。
生憎俺も元警察官だからな…不自然な動きをしないように注意を払っている。
俺は人を探している。
ある日俺は,仕事関係でとある組織に潜入捜査していたが
相手側にNOCだとバレたために自ら命を経とうと廃墟のビルの屋上へと足を運んだが…。
思いがけない人物が俺を救ってくれた。
その子は深夜のしかも廃墟のビルの屋上にいるはずもない7歳くらいの女の子だった。
あまりにも唐突で衝撃的だっために容姿は覚えていた。
ふと街を歩いていると目の前に見覚えのある姿が視界に入った
俺は人目であの子だと悟った。
理由はわからない。
俺の勘がそう告げていた。
信じられないことに俺が数年前に助けられた時と同じ姿だったということだ。
俺は思わずもっていた薬品をハンカチに付けて
背後に気配を消して近づいた。
何かに気を取られているのか俺の気配に気づいていない彼女の口元に布を当てて眠らせた
「‥‥すまない、少し…眠っていてくれ」
倒れる瞬間こちらを見ようと視線を向けるもすぐに意識を手放し倒れこむ少女を地面との衝突を防ぐために抱えた。
もっていたロープで彼女の手首と足首を拘束した。
ガムテープで口を封じる。
偶然だが、今日は空のヴァイオリンケースがある。
この少女の大きさぐらいなら入るだろう…
俺は誰も見ていないことを確認してから少女をケースに押し込めた
「窮屈だろうが…がまんしてくれな?」
返事するはずもない少女に声をかけてケースに鍵をかけてから
再び何もなかったかのようにケースを背負う。
そして俺はスマホを取り出しある人物にかける。
PrrrPrrr
二回目のコールで相手が出る。
「もしもし、俺だ…あぁ大丈夫だ…予想外の人物と接触してな
‥‥心配するな顔は見られていない…あぁ、今から帰るから」
俺は通話を終わらせてスマホをポケットにしまい空を見上げる
清々しいほど綺麗な青空に俺はふっと口角を上げて
家に戻るために足を進めた。
‥‥今日はいいことがありそうだ
と心に思いながら
俺は少女をヴァイオリンケースに押し込めて家に帰宅する
ドアを開けると上手そうな匂いが部屋中を漂わせる。
連絡した相手が帰ってきたようだ。
「…ただいま」
俺が帰ってくる気配を感じ取ったのかドアを開けるのと同時にあいつが顔を出してきた。
?「おかえり…遅かったな。なんで連絡したお前の帰りが遅くて俺が先に家に着くんだ?」
とエプロン姿で説教をし始めそうな表情をするこの男は
降谷零…俺は零ゼロと呼んでいる
俺と同じ公安警察の人間だが今はとある理由で偽名を使っている
名を「安室透」と名乗っている…。
二人でいる時は降谷に戻るのだ…。
「…あぁ、すまない予想外の人物と接触したものでな…」
零「それ…大丈夫なのか?」
不安な顔をするのは組織に会ったのかという不安な顔。
「…あぁ、問題ないそれより中に入っていいか?
この子も窮屈だろうしな?」
零「…は?」
俺の謎の言葉に首をかしげる零を無視して俺は家の中に入る
リビングにたどり着いてヴァイオリンケースをそっと降ろす
火を止めた零も一緒に中身を見る。
ケースの鍵を開けると現れたのは先ほど俺が眠らせた少女だった。
零「…な!!…お前…」
俺がまさか誘拐をしてくるとは予想もしていなかったのか思わず声を上げる零…。
俺はケースから嬢ちゃんを出す。
零「…その子…誘拐してきたのか…?!まさか…お前を逮捕するときが来ようとは…」
と頭を抱える零に落ち着けと声をかける。
「…なぁ、零…この子の容姿に見覚えが無いか?」
俺は真剣な表情で零に尋ねる…。
俺の目が真剣だったためか‥何か言いたげな零は顎に手を当てて考える…。
零「‥‥!‥‥その子、お前を助けた女の子に似ているな」
「…あぁ、やっぱりそう思うだろう…?」
零「でもお前を助けた少女が現れたのは2年前…あの時のこの子は小学一年生くらい…本来なら小学三、四年生になっているはず…」
「でもこの子はまったく変わっていない…あの時のままだ」
零「…どいうことだ?!容姿が似ているというだけじゃないのか?」
「わからない…だが、それはこの子が起きればわかることさ」
零「‥‥それにしても‥‥があの子を連れてきた‥‥は驚いたぞ」
「悪い…ずっと探してた人がいきなり目の前に現れるもんだからつい…な」
零「何が…ついだ!俺はてっきりお前もついにやったか!と思ったくらいだぞ!それに誰かに見られたらどうするんだ!」
「そう怒るなよ‥‥ん?」
「…」
俺は嬢ちゃんが起きたのかと思い視線を向けるが規則正しい寝息が聞こえてきた…
まだ薬が効いているのか‥起きていないようだ…。
「なんだ…気のせいか」
零「どうしたんだ?その子…起きたのか?」
「いや、薬が案外強く効いているようだまだ眠っている…」
零「それにしても一体どいうことなんだ…?
何であの時のままなんだ?」
「俺にもわからねぇ…だからこそ、連れてきたんだ
このまま逃がせばまた消えちまうんじゃねぇかと思ってな」
「‥‥んぅ…」
俺が連れてきた真意を話し終えたのと同時に嬢ちゃんが目を覚ましたようだ…。もぞりと体が動いていた。
俺は嬢ちゃんに近づいた。
「…やっと起きたのか…おはようお嬢ちゃん…気分はどうだ?」
「‥‥んぅ!?‥‥んー!」
嬢ちゃんが何かを言おうとしているがガムテープを張っているから話せないで口ごもる声が響く。
「…おっと…ワリィな…君が静かにすると約束できるなら
ガムテープは外してやるが…どうする?」
意地悪っぽく言ってみると少し迷っているようにも見えたが
静かにうなずいたのを確認してから口のガムテープを外す。
「……ここは、…どこ?…あなたは…だれ?」
意外と冷静な嬢ちゃんの言葉に大人っぽさを感じた。
「…ここは俺たちの家だ…。それと俺は「緑川 宏光」だ
君と俺は…二年前にあったことがあるんだが、覚えていないか?」
※スコッチの名前は判明しました宏光という名前のようなので
変更します
「‥‥…わからない」
覚えていないのか俺の顔をみても思い出せないらしい…。
だが、この子は確かにあの時俺を助けてくれた子だ…
※本当は覚えているが、あえて知らないふりをしている。
緑川「…そうか、なら君の名前を教えてくれるかな?」
「…知らない人に教えるなってお兄ちゃんが言ってたから…」
お兄ちゃん?兄貴がいるのか?
「…貴方の名前は「草薙 ユキナ」ちゃんですよね?」
ずっと黙っていた零が口を開いた…
この子と知りあいなのか?
緑川「…そうなのか?れ…透…この子のこと知っているのか?」
思わず本名を言いかけて偽名の方で言い直す。
安室「えぇ、ポアロの喫茶店で数日前にお会いしましたよ?
江戸川コナン君の紹介で…ね?覚えていませんか?」
「…っ!…あ、貴方は‥‥ポアロで会った‥‥!どうしてここに!?」
ようやく透の存在に気づいたようで目を見開いて驚くお嬢ちゃん
体を起こそうとするが上半身を起こしかけたところで身体の自由が効かないことに気づいた。
頭がぼーっとする中で思い出したのは…
謎のタイムスリップ現象が起きて一人の人間を救い出したのち
元に戻ったはいいけど
翌日学校の帰りに何者かに背後から襲われて意識を手放したんだった。
僕はリビングの部屋にいるようで人の気配が少し離れたところから感じる。
気配がする方向とは逆方向を向いているために僕がまだ起きていることに気づいていないようだ。
相手が何者なのかは知らないけど僕を狙うなんて…
ただの誘拐犯かもしれない。
下手に動くのは危険と判断して僕は寝ているふりを続ける。
どうやら声からして男のようで二人いるようだ。
「‥‥それにしても‥‥があの子を連れてきた‥‥は驚いたぞ」
「悪い…ずっと探してた人がいきなり目の前に現れるもんだからつい…な」
「何が…ついだ!俺はてっきりお前もついにやったか!と思ったくらいだぞ!
それに誰かに見られたらどうするんだ!」
「そう怒るなよ‥‥ん?」
どうやら二人のうちの一人が僕のことを探していて見つけた時に連れてきたらしい
何かに気づいた男は僕に近づいてくる気配を感じた。
「すぅー…すぅー」
「なんだ…気のせいか」
「どうしたんだ?その子…起きたのか?」
「いや、薬が案外強く効いているようだまだ眠っている…」
「それにしても一体どいうことなんだ…?
何であの時のままなんだ?」
「俺にもわからねぇ…だからこそ、連れてきたんだ
このまま逃がせばまた消えちまうんじゃねぇかと思ってな」
あの時…その言葉がどうも引っかかる…
あの時というからには僕と彼らはどこかで会っているということ
だが、顔を確認したら彼らに起きていることがバレてしまう。
さてどうするか
コナン君に知らせようにも手が縛られていてはスマホを探すことができない。
いや、もしかしたら彼らに奪われているかもしれない
もし、本当に危なくなったら能力を使って逃げよう
「‥‥んぅ…」
わざと今起きたかのように演技をする僕に気づいて彼らがこちらにやってきた。
「…やっと起きたのか…おはようお嬢ちゃん…
気分はどうだ?」
「‥‥んぅ!?‥‥んー!」
此処は…貴方誰?と話そうとするが口元に何か張られていて話せない。
この顎髭の男…どこかで見たことがあるような
思い出そうとするが思い出せない…
どこであったことがあるんだ?
?side
俺は気分転換に外を出歩いている。
分け合って表立って歩けない状況のために変装は欠かせない。
手持ちには何も入っていないヴァイオリンケースを肩に背負い
中には何かあったときのために拘束用のロープとガムテープを入れてある。相手を気絶させるための薬品も少々…。
まぁ、この日本じゃこんなものを持っている時点で怪しい奴だと思われて警察に捕まってしまうが…。
生憎俺も元警察官だからな…不自然な動きをしないように注意を払っている。
俺は人を探している。
ある日俺は,仕事関係でとある組織に潜入捜査していたが
相手側にNOCだとバレたために自ら命を経とうと廃墟のビルの屋上へと足を運んだが…。
思いがけない人物が俺を救ってくれた。
その子は深夜のしかも廃墟のビルの屋上にいるはずもない7歳くらいの女の子だった。
あまりにも唐突で衝撃的だっために容姿は覚えていた。
ふと街を歩いていると目の前に見覚えのある姿が視界に入った
俺は人目であの子だと悟った。
理由はわからない。
俺の勘がそう告げていた。
信じられないことに俺が数年前に助けられた時と同じ姿だったということだ。
俺は思わずもっていた薬品をハンカチに付けて
背後に気配を消して近づいた。
何かに気を取られているのか俺の気配に気づいていない彼女の口元に布を当てて眠らせた
「‥‥すまない、少し…眠っていてくれ」
倒れる瞬間こちらを見ようと視線を向けるもすぐに意識を手放し倒れこむ少女を地面との衝突を防ぐために抱えた。
もっていたロープで彼女の手首と足首を拘束した。
ガムテープで口を封じる。
偶然だが、今日は空のヴァイオリンケースがある。
この少女の大きさぐらいなら入るだろう…
俺は誰も見ていないことを確認してから少女をケースに押し込めた
「窮屈だろうが…がまんしてくれな?」
返事するはずもない少女に声をかけてケースに鍵をかけてから
再び何もなかったかのようにケースを背負う。
そして俺はスマホを取り出しある人物にかける。
PrrrPrrr
二回目のコールで相手が出る。
「もしもし、俺だ…あぁ大丈夫だ…予想外の人物と接触してな
‥‥心配するな顔は見られていない…あぁ、今から帰るから」
俺は通話を終わらせてスマホをポケットにしまい空を見上げる
清々しいほど綺麗な青空に俺はふっと口角を上げて
家に戻るために足を進めた。
‥‥今日はいいことがありそうだ
と心に思いながら
俺は少女をヴァイオリンケースに押し込めて家に帰宅する
ドアを開けると上手そうな匂いが部屋中を漂わせる。
連絡した相手が帰ってきたようだ。
「…ただいま」
俺が帰ってくる気配を感じ取ったのかドアを開けるのと同時にあいつが顔を出してきた。
?「おかえり…遅かったな。なんで連絡したお前の帰りが遅くて俺が先に家に着くんだ?」
とエプロン姿で説教をし始めそうな表情をするこの男は
降谷零…俺は零ゼロと呼んでいる
俺と同じ公安警察の人間だが今はとある理由で偽名を使っている
名を「安室透」と名乗っている…。
二人でいる時は降谷に戻るのだ…。
「…あぁ、すまない予想外の人物と接触したものでな…」
零「それ…大丈夫なのか?」
不安な顔をするのは組織に会ったのかという不安な顔。
「…あぁ、問題ないそれより中に入っていいか?
この子も窮屈だろうしな?」
零「…は?」
俺の謎の言葉に首をかしげる零を無視して俺は家の中に入る
リビングにたどり着いてヴァイオリンケースをそっと降ろす
火を止めた零も一緒に中身を見る。
ケースの鍵を開けると現れたのは先ほど俺が眠らせた少女だった。
零「…な!!…お前…」
俺がまさか誘拐をしてくるとは予想もしていなかったのか思わず声を上げる零…。
俺はケースから嬢ちゃんを出す。
零「…その子…誘拐してきたのか…?!まさか…お前を逮捕するときが来ようとは…」
と頭を抱える零に落ち着けと声をかける。
「…なぁ、零…この子の容姿に見覚えが無いか?」
俺は真剣な表情で零に尋ねる…。
俺の目が真剣だったためか‥何か言いたげな零は顎に手を当てて考える…。
零「‥‥!‥‥その子、お前を助けた女の子に似ているな」
「…あぁ、やっぱりそう思うだろう…?」
零「でもお前を助けた少女が現れたのは2年前…あの時のこの子は小学一年生くらい…本来なら小学三、四年生になっているはず…」
「でもこの子はまったく変わっていない…あの時のままだ」
零「…どいうことだ?!容姿が似ているというだけじゃないのか?」
「わからない…だが、それはこの子が起きればわかることさ」
零「‥‥それにしても‥‥があの子を連れてきた‥‥は驚いたぞ」
「悪い…ずっと探してた人がいきなり目の前に現れるもんだからつい…な」
零「何が…ついだ!俺はてっきりお前もついにやったか!と思ったくらいだぞ!それに誰かに見られたらどうするんだ!」
「そう怒るなよ‥‥ん?」
「…」
俺は嬢ちゃんが起きたのかと思い視線を向けるが規則正しい寝息が聞こえてきた…
まだ薬が効いているのか‥起きていないようだ…。
「なんだ…気のせいか」
零「どうしたんだ?その子…起きたのか?」
「いや、薬が案外強く効いているようだまだ眠っている…」
零「それにしても一体どいうことなんだ…?
何であの時のままなんだ?」
「俺にもわからねぇ…だからこそ、連れてきたんだ
このまま逃がせばまた消えちまうんじゃねぇかと思ってな」
「‥‥んぅ…」
俺が連れてきた真意を話し終えたのと同時に嬢ちゃんが目を覚ましたようだ…。もぞりと体が動いていた。
俺は嬢ちゃんに近づいた。
「…やっと起きたのか…おはようお嬢ちゃん…気分はどうだ?」
「‥‥んぅ!?‥‥んー!」
嬢ちゃんが何かを言おうとしているがガムテープを張っているから話せないで口ごもる声が響く。
「…おっと…ワリィな…君が静かにすると約束できるなら
ガムテープは外してやるが…どうする?」
意地悪っぽく言ってみると少し迷っているようにも見えたが
静かにうなずいたのを確認してから口のガムテープを外す。
「……ここは、…どこ?…あなたは…だれ?」
意外と冷静な嬢ちゃんの言葉に大人っぽさを感じた。
「…ここは俺たちの家だ…。それと俺は「緑川 宏光」だ
君と俺は…二年前にあったことがあるんだが、覚えていないか?」
※スコッチの名前は判明しました宏光という名前のようなので
変更します
「‥‥…わからない」
覚えていないのか俺の顔をみても思い出せないらしい…。
だが、この子は確かにあの時俺を助けてくれた子だ…
※本当は覚えているが、あえて知らないふりをしている。
緑川「…そうか、なら君の名前を教えてくれるかな?」
「…知らない人に教えるなってお兄ちゃんが言ってたから…」
お兄ちゃん?兄貴がいるのか?
「…貴方の名前は「草薙 ユキナ」ちゃんですよね?」
ずっと黙っていた零が口を開いた…
この子と知りあいなのか?
緑川「…そうなのか?れ…透…この子のこと知っているのか?」
思わず本名を言いかけて偽名の方で言い直す。
安室「えぇ、ポアロの喫茶店で数日前にお会いしましたよ?
江戸川コナン君の紹介で…ね?覚えていませんか?」
「…っ!…あ、貴方は‥‥ポアロで会った‥‥!どうしてここに!?」
ようやく透の存在に気づいたようで目を見開いて驚くお嬢ちゃん