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6話:上杉ディスコード
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翌日疲れているユキナはまだ眠っていてその場にはいないが
広場では謙信や他の幹部そして結月が揃っていた。
重苦しい空気が流れている。
昨夜遅くに帰ってきた兼続もその場に居合わせていてユキナの姉である結月を警戒するように見ていた。
結月は不安そうに様子をうかがっている。
ユキナの姿が無いことに気づいて気になっているようだ。
謙信「集まっているのは彼女の件だ…」
家臣「城は彼女の話でもちきりです。
豊臣に囲われていたのを保護したんですから…おまけに
ユキナさんと同じ神姫巫女の血を持っているとか…。」
謙信「うむ。そうだ彼女の血はユキナ同様にこの戦場を左右しゆる凄まじい力がある…。
彼女は上杉軍に取って…非常に重要なものになるだろう…」
結月「‥‥」
結月は不安な色を隠せないようだ…。
謙信「それで、血についてだが…今後いかなる時でも使うことを禁ズる」
意外な言葉に景持たちが驚きの声を上げる。
結月「え?」
謙信「無論…城の外で血の力について口にすることもだ」
兼続「ですが…こいつの力があれば武田軍も敵ではなくなります!」
謙信「…話は以上だ…下がれ」
兼続「…!」
景家「承知いたしました」
景持「…承知しました」
景家に続いて景持も一例して出ていく。
それに続いて渋々兼続も承知したと告げて立ち上がる
景勝も立とうとしたときに謙信が呼び止めた。
謙信「景勝…」
景勝「はい?」
謙信「彼女の世話を…お前に任せる」
結月「私の…!」
景勝「…承知しました…」
少し不安な表情で答えると影家が現れて馬の準備ができたとのこと。
謙信は用事があるとのことで城を出ていった…。
結月「…すみません…お世話をかけて」
控えめに謝ると景勝が答える。
景勝「気にしないで…父上の命令は絶対だし…」
結月「父上?」
景勝「僕…「上杉 景勝」っていうんだ…上杉謙信の養子で後継者…一応…」
結月「そうなんだ…」
景勝「年も近そうだし…敬語とかいいから」
結月「…わかりました…あ、うん…よろしくね」
景勝「…うん」
微笑み合っていると後から兼続が現れた
兼続「何がよろしくだよ…景勝気を付けろ…こいつが豊臣の患者だったらどうするんだ?」
景勝「きっと大丈夫悪そうに見えないし…それに…ユキナのお姉ちゃん何でしょう?‥‥腹すかない…?ご飯にしよう?」
結月「うん…ねぇユキナに会えないかな?まだ一度もあってなくて…」
景勝「そういえば…今日はまだユキナを見てないね…」
兼続「あぁ…おかしいないつもならお前に会えるのを楽しみにして飛んでくると思ったんだが…」
景勝「部屋を見てくるよ…兼続とここで待ってて?」
結月「…はい」
景勝side
いつもなら朝早く起きて父上の元に飛んでくるユキナが今日は出てこなかった…それどころか会議にも出ていなかった…
具合が悪いのかな?
昨日初出陣だったから…疲れたせいもあってまだ寝ているのかもしれない…。
ユキナの部屋の前につくと人の気配がしなかった…。
一応声をかけて障子を開けるともぬけの殻だった!
景勝「…!ユキナ…?どこに‥‥」
家臣たちに聞いてみると先ほど父上と景持たちと一緒に寺の方へむかったとのことだった‥‥。
お姉さんがいること知らないでいったのかな?
…いや、父上や景持なら彼女のことをすぐに伝えるはず…。
合わないようにするのには…何か別の理由があった?
‥‥今まで特に変わりのないユキナだったけど…
‥‥‥‥あ、もしかして神牙にきてから人狼の姿になったことを気にして…嫌われるのが怖くて会いたいけど会いにくいから…
会わないようにしていた?
唯一の家族に自分の姿が人ではないことを知られたら…
怯えるのも無理はない…。
景勝「……ユキナ」
僕は兼続たちが待つ食堂に戻った…。
二人はお膳を前に座り待っていた…。
兼続「お、景勝…あいつは?」
景勝「…うん、家臣たちに聞いたら…先ほど父上と一緒に寺の方に行ったらしい…だから帰ってくるのは夕方になると思う…。」
結月「…!…そう…ですか…せっかく会えると思ったのになぁ」
兼続「…あいつにこいつが来ていること知らせてなかったのか?」
景勝「…いや、父上たちなら知らせていると思うけど…。」
兼続「…けど…なんだよ?」
景勝「…もしかしたら…ユキナは君に会うのが怖いのかもしれない」
結月「…わたしに!?」
兼続「‥‥お前あいつに何かしたのか?」
警戒するような目で結月を睨んだ。
結月「私は何もしてません…この世界に来るまではずっと一緒にいましたし…」
景勝「ねぇ…もしかして元の世界でユキナが怖がっているものとか…なかった?」
ご飯を食べながら気になった質問をした。
結月「…怖がっていたもの…?確か…ユキナは満月に怯えていました…」
兼続「満月?」
結月「はい…満月の日は決まって一人で部屋に閉じこもっているんです…」
お寺で皆の清めを終えた後……
馬に乗り城を目指して野道を進んでいると景持の馬に乗っているユキナに不意に声をかけた‥‥
景持「…それにしても‥‥よかったのですか?ユキナ」
「‥‥」
他の景色を見ていてたユキナはピクリと小さな耳を動かした。
景持「‥‥あの少女…貴方の結月さん…と言いましたね?
貴方のお姉さんなのでしょう?」
謙信の馬は筆頭にその後ろに影家と景持の馬が並ぶようにしてついていく。
景家「そうだぞ…あんなに会いたがっていたのではなかったか?」
「‥‥」
少し悲し気に耳を垂れ降ろすのを見て景持と景家はお互いを見た
謙信「……お前の考えは恐らくこうであろう?
今までこの世界に来てから唯一の家族にようやくで会えるチャンスが来た…だが一つ問題がある。」
景持「…問題……!」
何を思い出したのかはっとする景持に謙信は頷いた。
謙信「ユキナお前は…自分の今の姿を…彼女に見せたくはないと思っているのだろう?」
「‥‥」
謙信「見せれば…煙たがわれる、嫌われると‥‥そう思っているのであろう?」
「…‥‥‥‥…コクン)結姉には勿論会いたいよ?
……でも、僕のこの姿をみて…嫌いになっちゃったらどうしようって…不安で…」
誰かの大きな手がユキナ頭に乗っかった撫でられる感触に上を見ると謙信がいつの間にかそばによって微笑えみながら撫でていた。
謙信「案ずるな‥‥それはお前の鳥越苦労という奴だ…
彼女はどんなお前の姿も受け入れると私は思う…」
景持「‥‥私もそう思います…だから安心して会ってみては?」
「‥‥‥わかった!結姉に会ってみるよ!ニコッ)」
景家「やっと笑ったな!お前は笑顔が一番だ!二ィ)」
現在地から離れたところにお寺があるために夜は宿に泊まる。
謙信たちは一つの領内にある宿を目指した。
広場では謙信や他の幹部そして結月が揃っていた。
重苦しい空気が流れている。
昨夜遅くに帰ってきた兼続もその場に居合わせていてユキナの姉である結月を警戒するように見ていた。
結月は不安そうに様子をうかがっている。
ユキナの姿が無いことに気づいて気になっているようだ。
謙信「集まっているのは彼女の件だ…」
家臣「城は彼女の話でもちきりです。
豊臣に囲われていたのを保護したんですから…おまけに
ユキナさんと同じ神姫巫女の血を持っているとか…。」
謙信「うむ。そうだ彼女の血はユキナ同様にこの戦場を左右しゆる凄まじい力がある…。
彼女は上杉軍に取って…非常に重要なものになるだろう…」
結月「‥‥」
結月は不安な色を隠せないようだ…。
謙信「それで、血についてだが…今後いかなる時でも使うことを禁ズる」
意外な言葉に景持たちが驚きの声を上げる。
結月「え?」
謙信「無論…城の外で血の力について口にすることもだ」
兼続「ですが…こいつの力があれば武田軍も敵ではなくなります!」
謙信「…話は以上だ…下がれ」
兼続「…!」
景家「承知いたしました」
景持「…承知しました」
景家に続いて景持も一例して出ていく。
それに続いて渋々兼続も承知したと告げて立ち上がる
景勝も立とうとしたときに謙信が呼び止めた。
謙信「景勝…」
景勝「はい?」
謙信「彼女の世話を…お前に任せる」
結月「私の…!」
景勝「…承知しました…」
少し不安な表情で答えると影家が現れて馬の準備ができたとのこと。
謙信は用事があるとのことで城を出ていった…。
結月「…すみません…お世話をかけて」
控えめに謝ると景勝が答える。
景勝「気にしないで…父上の命令は絶対だし…」
結月「父上?」
景勝「僕…「上杉 景勝」っていうんだ…上杉謙信の養子で後継者…一応…」
結月「そうなんだ…」
景勝「年も近そうだし…敬語とかいいから」
結月「…わかりました…あ、うん…よろしくね」
景勝「…うん」
微笑み合っていると後から兼続が現れた
兼続「何がよろしくだよ…景勝気を付けろ…こいつが豊臣の患者だったらどうするんだ?」
景勝「きっと大丈夫悪そうに見えないし…それに…ユキナのお姉ちゃん何でしょう?‥‥腹すかない…?ご飯にしよう?」
結月「うん…ねぇユキナに会えないかな?まだ一度もあってなくて…」
景勝「そういえば…今日はまだユキナを見てないね…」
兼続「あぁ…おかしいないつもならお前に会えるのを楽しみにして飛んでくると思ったんだが…」
景勝「部屋を見てくるよ…兼続とここで待ってて?」
結月「…はい」
景勝side
いつもなら朝早く起きて父上の元に飛んでくるユキナが今日は出てこなかった…それどころか会議にも出ていなかった…
具合が悪いのかな?
昨日初出陣だったから…疲れたせいもあってまだ寝ているのかもしれない…。
ユキナの部屋の前につくと人の気配がしなかった…。
一応声をかけて障子を開けるともぬけの殻だった!
景勝「…!ユキナ…?どこに‥‥」
家臣たちに聞いてみると先ほど父上と景持たちと一緒に寺の方へむかったとのことだった‥‥。
お姉さんがいること知らないでいったのかな?
…いや、父上や景持なら彼女のことをすぐに伝えるはず…。
合わないようにするのには…何か別の理由があった?
‥‥今まで特に変わりのないユキナだったけど…
‥‥‥‥あ、もしかして神牙にきてから人狼の姿になったことを気にして…嫌われるのが怖くて会いたいけど会いにくいから…
会わないようにしていた?
唯一の家族に自分の姿が人ではないことを知られたら…
怯えるのも無理はない…。
景勝「……ユキナ」
僕は兼続たちが待つ食堂に戻った…。
二人はお膳を前に座り待っていた…。
兼続「お、景勝…あいつは?」
景勝「…うん、家臣たちに聞いたら…先ほど父上と一緒に寺の方に行ったらしい…だから帰ってくるのは夕方になると思う…。」
結月「…!…そう…ですか…せっかく会えると思ったのになぁ」
兼続「…あいつにこいつが来ていること知らせてなかったのか?」
景勝「…いや、父上たちなら知らせていると思うけど…。」
兼続「…けど…なんだよ?」
景勝「…もしかしたら…ユキナは君に会うのが怖いのかもしれない」
結月「…わたしに!?」
兼続「‥‥お前あいつに何かしたのか?」
警戒するような目で結月を睨んだ。
結月「私は何もしてません…この世界に来るまではずっと一緒にいましたし…」
景勝「ねぇ…もしかして元の世界でユキナが怖がっているものとか…なかった?」
ご飯を食べながら気になった質問をした。
結月「…怖がっていたもの…?確か…ユキナは満月に怯えていました…」
兼続「満月?」
結月「はい…満月の日は決まって一人で部屋に閉じこもっているんです…」
お寺で皆の清めを終えた後……
馬に乗り城を目指して野道を進んでいると景持の馬に乗っているユキナに不意に声をかけた‥‥
景持「…それにしても‥‥よかったのですか?ユキナ」
「‥‥」
他の景色を見ていてたユキナはピクリと小さな耳を動かした。
景持「‥‥あの少女…貴方の結月さん…と言いましたね?
貴方のお姉さんなのでしょう?」
謙信の馬は筆頭にその後ろに影家と景持の馬が並ぶようにしてついていく。
景家「そうだぞ…あんなに会いたがっていたのではなかったか?」
「‥‥」
少し悲し気に耳を垂れ降ろすのを見て景持と景家はお互いを見た
謙信「……お前の考えは恐らくこうであろう?
今までこの世界に来てから唯一の家族にようやくで会えるチャンスが来た…だが一つ問題がある。」
景持「…問題……!」
何を思い出したのかはっとする景持に謙信は頷いた。
謙信「ユキナお前は…自分の今の姿を…彼女に見せたくはないと思っているのだろう?」
「‥‥」
謙信「見せれば…煙たがわれる、嫌われると‥‥そう思っているのであろう?」
「…‥‥‥‥…コクン)結姉には勿論会いたいよ?
……でも、僕のこの姿をみて…嫌いになっちゃったらどうしようって…不安で…」
誰かの大きな手がユキナ頭に乗っかった撫でられる感触に上を見ると謙信がいつの間にかそばによって微笑えみながら撫でていた。
謙信「案ずるな‥‥それはお前の鳥越苦労という奴だ…
彼女はどんなお前の姿も受け入れると私は思う…」
景持「‥‥私もそう思います…だから安心して会ってみては?」
「‥‥‥わかった!結姉に会ってみるよ!ニコッ)」
景家「やっと笑ったな!お前は笑顔が一番だ!二ィ)」
現在地から離れたところにお寺があるために夜は宿に泊まる。
謙信たちは一つの領内にある宿を目指した。