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5話:暴走フィーリング
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勝家は二人の後を追った…
二人が逃げた先は崖だった…。
半兵衛「これって絶体絶命?」
結月「…みたいですね」
結月は不安に思う…このままユキナにも会えずに…織田軍に捕まってしまうのか
半兵衛「あぁ~まだ死にたくなかったな。」
半兵衛は結月をそっと抱きしめた。
結月はいきなりのことに驚きながら半兵衛の名前を呼ぶ
半兵衛「「愛してるよ」…本当はどこか遠い場所へ二人で行きたかった…秀吉さまも何も関係のないところへ…」
勝家「お、おい!お前…」
半兵衛の行動を悟ったのか戸惑いの声をかける。
半兵衛「勝家…君達に彼女を渡すなんてこれっぽっちも思ってないから…誰かに彼女を渡すことくらいなら…
死を選ぶことにするよ…」
まさかの決断をする半兵衛に戸惑う結月をさらに強く抱きかかえて崖から飛び降りて激流に飛び込んだ二人。
結月「きゃあああー!」
ドボン
勝家「…まじかよ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのころ戦場を離れた景勝・兼続・ユキナはというと
景勝「……かなり遠くまで来たはずだけど‥‥」
兼続「だが、油断するな…信長は同盟を組んだとはいえ
絶対にユキナの力も狙っているはずだからな…いつ不意打ちで兵士たちが襲ってくるかわかんねぇ」
景勝「…うん。そうだね…実際に織田軍は結月さんを狙っていると聞いてるし…。何度か襲ったことがあるって…聞いた」
「結姉が…?…結姉も…この戦に来ているのかな?」
兼続「恐らくきてるんじゃねぇか?確信はねぇが、今豊臣軍の城も安全とはいいきれねぇからなぁ…」
「…結姉……会いたいな…」
景勝「…大丈夫…きっと会えるよ…」
グォオオオー
独特の声が森中に響き渡る
景勝「この声は!」
兼続「まさか…こんな時にまで現れんのかよ!」
目の前にはいつのまにか赤く光る鋭い目と禍々しいオーラを発している。
「…厄魔!」
厄魔との目がぎらりと合ってしまった…。
「!」
そしてこちらめがけて襲い掛かってくる
兼続「アブねぇ!!」
兼続が僕の前に庇うように前にたち剣を構えて一刀両断する。
目の前の厄魔は切り捨てられた。
しかしまだ沢山の厄魔がやってくる。
「兼続兄!」
景勝「…駄目だよ、前に出ちゃ」
兼続「ッチ…景勝!ユキナを連れて先に城へ戻れ!」
景勝「でも兼続は!?」
兼続「俺は少しでも引き付ける、お前はそいつを安全な場所へ!」
景勝「‥‥わかった、気を付けて!絶対に無理をしないでよ」
兼続「は!誰にもの言ってんだ!大丈夫に決まってんだろう!
後で城で落ち合おうぜ」
兼続は笑顔を見せたそれをみて大きく頷いた景勝はユキナと共に城を目指して走る。
信玄「謙信!何故お前ほどの男が織田軍と手を組んだ?!」
謙信「お前こそ…豊臣軍と手を組んで…何を企んでいる?」
刃を混じらせながらお互いの疑問をぶつけていた
しかしここでも厄魔の出現で一時中断することになった
謙信(ユキナは無事だろうか?まぁ何かあれば城へ帰還しろと二人には命じてあるから…無事に帰っているといいが…。)
そのころ伊達軍は豊臣の城を落とそうと攻め入りそれに応戦する三成と豊臣軍、そして真田軍は突然の厄魔の出現に混乱していた。
秀吉は負傷した利家を支えながら厄魔を応戦していたが
壮大な被害を招いていた。
敵軍共々撤退を余儀なくされた…。
景勝たちは無事に城へ戻ることができた…。
後に謙信たちも戻ってきた‥‥。
「謙信様!!」
謙信「…ユキナか大事ないか?」
「はい…景勝さまと兼続が守ってくれましたから…
でも兼続兄がまだ戻ってきてないんです…」
謙信「どいうことだ?」
景勝「…父上…お帰りなさい…」
謙信「あぁ…兼続はどうした?」
景勝「…それが…」
景勝は撤退の時の事情を説明した。
厄魔が大量に出現し二人を逃がすために兼続が優先して囮になっていたこと…。
謙信「…そうか…」
謙信の表情は読み取れないが…恐らく兼続の心配をしているのだと思う…。
景勝「父上のほうは大丈夫でしたか?」
謙信も…先ほどの状況を報告した。
信玄との対峙の中で厄魔が突然出現してお互いに撤退を余儀なくされたこと…。
そして帰り道の途中で一人の負傷者を拾い今は景持の治療を受けているとのこと…。
景勝「…その負傷者って…」
何かを悟った景勝は謙信のほうをみつめると「あぁ」とうなずいた
二人は何かを考えこんでいるユキナを見つめていた。
(…兼続…大丈夫かな?もし…大けがおってたら…どうしよう…)
結月side
私は今秀吉さんたちと一緒に戦にきている。
何でも、織田信長という武将と上杉軍、そして伊達軍が同盟を組んだらしい…。
私たちの方はというと豊臣軍、真田軍、武田軍が同盟を結んでいた
信玄さんたちが味方になってくれるのはとても心強い
だけど…私が不安に思うのは…。
ユキナがいるのは確か上杉軍だと信玄さんが言っていた。
信玄さんが好敵手と呼ぶ戦の名人上杉謙信さん…。
彼が敵側にいるということは恐らくユキナも標的にされそうで
怪我をしないかとても心配…。
私は不安を思いながらも半兵衛君と官兵衛さんたちと共に安全な場所へ避難していた…。
でも織田軍の人たちがそれを呼んでいたのか待ち伏せをされていた
官兵衛さんがひきつけるけど追い詰められた私たちは
半兵衛君が思いもよらない行動にでて崖から飛び降りて川に飛び込んだ…。
一時はどうなるかと思ったけど何とか下流に流れ着いた
川から出ると私は足を怪我してしまった…。
恐らく流れる時に岩にぶつかったんだと思う…。
ジンジンと痛みが走る…。
そんな中グォオオオという禍々しい声が聞こえた…。
この不気味な声は…厄魔だった。
沢山の厄魔が現れて無理して走ってしまい半兵衛君は囮になってくれたけど…。
私は痛みのあまりに意識を手放してしまう…。
半兵衛君が必死で戦っているのに…
意識を飛ばさないように必死に保っていたけど体力は限界を超えていた…。
誰かの声が聞こえて眠りから覚めるとイマリ君が心配そうな顔で覗かせていた。
辺りを見渡すともう既に夜になっていた…。
身体を起こすとズキッと痛みを増す
ここは先ほど半兵衛君と別れた森のようだ…。
ここがどこだか見当もつかず足の痛みで立てずにいると人の気配がしたコツコツという足音…。
誰かが近づいている…。敵の人だったらどうしよう…。
イマリ君も警戒する。
姿を現したのは…見たことものない藍色の髪をした人狼?の人だった…。
この人は…一体…?
?「‥‥」
私の姿をじっと見つめると何かを感じ取ったのか急に体の浮遊感に驚きの声を上げる。
結月「え!?」
?「その怪我では立てまい…来い、手当てをしよう」
二人が逃げた先は崖だった…。
半兵衛「これって絶体絶命?」
結月「…みたいですね」
結月は不安に思う…このままユキナにも会えずに…織田軍に捕まってしまうのか
半兵衛「あぁ~まだ死にたくなかったな。」
半兵衛は結月をそっと抱きしめた。
結月はいきなりのことに驚きながら半兵衛の名前を呼ぶ
半兵衛「「愛してるよ」…本当はどこか遠い場所へ二人で行きたかった…秀吉さまも何も関係のないところへ…」
勝家「お、おい!お前…」
半兵衛の行動を悟ったのか戸惑いの声をかける。
半兵衛「勝家…君達に彼女を渡すなんてこれっぽっちも思ってないから…誰かに彼女を渡すことくらいなら…
死を選ぶことにするよ…」
まさかの決断をする半兵衛に戸惑う結月をさらに強く抱きかかえて崖から飛び降りて激流に飛び込んだ二人。
結月「きゃあああー!」
ドボン
勝家「…まじかよ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのころ戦場を離れた景勝・兼続・ユキナはというと
景勝「……かなり遠くまで来たはずだけど‥‥」
兼続「だが、油断するな…信長は同盟を組んだとはいえ
絶対にユキナの力も狙っているはずだからな…いつ不意打ちで兵士たちが襲ってくるかわかんねぇ」
景勝「…うん。そうだね…実際に織田軍は結月さんを狙っていると聞いてるし…。何度か襲ったことがあるって…聞いた」
「結姉が…?…結姉も…この戦に来ているのかな?」
兼続「恐らくきてるんじゃねぇか?確信はねぇが、今豊臣軍の城も安全とはいいきれねぇからなぁ…」
「…結姉……会いたいな…」
景勝「…大丈夫…きっと会えるよ…」
グォオオオー
独特の声が森中に響き渡る
景勝「この声は!」
兼続「まさか…こんな時にまで現れんのかよ!」
目の前にはいつのまにか赤く光る鋭い目と禍々しいオーラを発している。
「…厄魔!」
厄魔との目がぎらりと合ってしまった…。
「!」
そしてこちらめがけて襲い掛かってくる
兼続「アブねぇ!!」
兼続が僕の前に庇うように前にたち剣を構えて一刀両断する。
目の前の厄魔は切り捨てられた。
しかしまだ沢山の厄魔がやってくる。
「兼続兄!」
景勝「…駄目だよ、前に出ちゃ」
兼続「ッチ…景勝!ユキナを連れて先に城へ戻れ!」
景勝「でも兼続は!?」
兼続「俺は少しでも引き付ける、お前はそいつを安全な場所へ!」
景勝「‥‥わかった、気を付けて!絶対に無理をしないでよ」
兼続「は!誰にもの言ってんだ!大丈夫に決まってんだろう!
後で城で落ち合おうぜ」
兼続は笑顔を見せたそれをみて大きく頷いた景勝はユキナと共に城を目指して走る。
信玄「謙信!何故お前ほどの男が織田軍と手を組んだ?!」
謙信「お前こそ…豊臣軍と手を組んで…何を企んでいる?」
刃を混じらせながらお互いの疑問をぶつけていた
しかしここでも厄魔の出現で一時中断することになった
謙信(ユキナは無事だろうか?まぁ何かあれば城へ帰還しろと二人には命じてあるから…無事に帰っているといいが…。)
そのころ伊達軍は豊臣の城を落とそうと攻め入りそれに応戦する三成と豊臣軍、そして真田軍は突然の厄魔の出現に混乱していた。
秀吉は負傷した利家を支えながら厄魔を応戦していたが
壮大な被害を招いていた。
敵軍共々撤退を余儀なくされた…。
景勝たちは無事に城へ戻ることができた…。
後に謙信たちも戻ってきた‥‥。
「謙信様!!」
謙信「…ユキナか大事ないか?」
「はい…景勝さまと兼続が守ってくれましたから…
でも兼続兄がまだ戻ってきてないんです…」
謙信「どいうことだ?」
景勝「…父上…お帰りなさい…」
謙信「あぁ…兼続はどうした?」
景勝「…それが…」
景勝は撤退の時の事情を説明した。
厄魔が大量に出現し二人を逃がすために兼続が優先して囮になっていたこと…。
謙信「…そうか…」
謙信の表情は読み取れないが…恐らく兼続の心配をしているのだと思う…。
景勝「父上のほうは大丈夫でしたか?」
謙信も…先ほどの状況を報告した。
信玄との対峙の中で厄魔が突然出現してお互いに撤退を余儀なくされたこと…。
そして帰り道の途中で一人の負傷者を拾い今は景持の治療を受けているとのこと…。
景勝「…その負傷者って…」
何かを悟った景勝は謙信のほうをみつめると「あぁ」とうなずいた
二人は何かを考えこんでいるユキナを見つめていた。
(…兼続…大丈夫かな?もし…大けがおってたら…どうしよう…)
結月side
私は今秀吉さんたちと一緒に戦にきている。
何でも、織田信長という武将と上杉軍、そして伊達軍が同盟を組んだらしい…。
私たちの方はというと豊臣軍、真田軍、武田軍が同盟を結んでいた
信玄さんたちが味方になってくれるのはとても心強い
だけど…私が不安に思うのは…。
ユキナがいるのは確か上杉軍だと信玄さんが言っていた。
信玄さんが好敵手と呼ぶ戦の名人上杉謙信さん…。
彼が敵側にいるということは恐らくユキナも標的にされそうで
怪我をしないかとても心配…。
私は不安を思いながらも半兵衛君と官兵衛さんたちと共に安全な場所へ避難していた…。
でも織田軍の人たちがそれを呼んでいたのか待ち伏せをされていた
官兵衛さんがひきつけるけど追い詰められた私たちは
半兵衛君が思いもよらない行動にでて崖から飛び降りて川に飛び込んだ…。
一時はどうなるかと思ったけど何とか下流に流れ着いた
川から出ると私は足を怪我してしまった…。
恐らく流れる時に岩にぶつかったんだと思う…。
ジンジンと痛みが走る…。
そんな中グォオオオという禍々しい声が聞こえた…。
この不気味な声は…厄魔だった。
沢山の厄魔が現れて無理して走ってしまい半兵衛君は囮になってくれたけど…。
私は痛みのあまりに意識を手放してしまう…。
半兵衛君が必死で戦っているのに…
意識を飛ばさないように必死に保っていたけど体力は限界を超えていた…。
誰かの声が聞こえて眠りから覚めるとイマリ君が心配そうな顔で覗かせていた。
辺りを見渡すともう既に夜になっていた…。
身体を起こすとズキッと痛みを増す
ここは先ほど半兵衛君と別れた森のようだ…。
ここがどこだか見当もつかず足の痛みで立てずにいると人の気配がしたコツコツという足音…。
誰かが近づいている…。敵の人だったらどうしよう…。
イマリ君も警戒する。
姿を現したのは…見たことものない藍色の髪をした人狼?の人だった…。
この人は…一体…?
?「‥‥」
私の姿をじっと見つめると何かを感じ取ったのか急に体の浮遊感に驚きの声を上げる。
結月「え!?」
?「その怪我では立てまい…来い、手当てをしよう」