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4話:真田ファミリア
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ー上杉城ー
僕はいつものように城の縁側から空を見上げると
≪必ず会いに行くね≫
という結月姉の声が聞こえたような気がした…
僕も会いに行くよ…必ず
空に向けて微笑み返すと,「どうしました?」と景持が声かけてきた
「ううん、何でもない!」
景持「そうですか…そういえば謙信様が呼んでいましたよ?」
「謙信さまが?」
景持「ええ、いきましょうか」
ニコッと微笑み手を差し出す景持の手を握りうんと握り
謙信さまの元へ!
※景持と呼んでいるのは親しみを込めて様を無しにしてほしいと言われて様を無しにして呼び捨てにしている。
謙信以外の人はそう呼んでいる。
謙信さまのいる広間へやってくると既にみんなが揃っていた。
謙信「きたか」
景持「お待たせしました…謙信様」
横一列に幹部たちが座る僕も話に加わる
その話とは…。
謙信「実は‥織田軍から書状届いたのは知っているな」
兼続「えぇ、それで内容はなんだったんです?」
謙信「…「織田軍と同盟を結びたい」と」
「「「!?!」」」
兼続「な!?」
景家「同盟ですか!?」
景持「…一体何故?」
家臣たちが口々と感想を述べる。
それもそのはず織田軍は滅多な理由では同盟を結ぼうとはしない逆に排除しようとする側…それが今こうして同盟の書状が来ること自体信じられない為驚きを隠せないようだ…。
謙信「理由は各軍が動き始めて互いに同盟を結び大きな戦を仕掛けてくるであろうということらしい
それに書状には武田軍と豊臣軍が同盟を結んでいるという情報も入ってきた」
景持「…武田と豊臣が…ですか」
謙信「近々…大きな戦が起こることは間違いない…」
景持「謙信さまは如何様にお考えで?」
謙信「…うむ。」
考える仕草をしたのちちらりとユキナのほうをみた。
「?」
謙信「…実はな豊臣軍にお前の姉らしい人物が身を寄せていると書かれている何でも異世界の娘で血には不思議な力があると…」
「「「!?!」」」
「結姉が?豊臣軍にいるの?」
謙信「あぁ、織田軍と同盟を組んでしまえば敵となってしまうが…どちらにせよ、我が領内が危険に晒されることは避けなければならない…
私はこの同盟を受けようと思う…」
「「「!!!!」」」
意外な答えにまたも驚きあまりに目を見開く家臣たち
謙信「近々戦があると思う各自戦の支度をせよ…話は以上だ」
景家「‥承知いたしました」
そう言って立ち上がる景家に続いて兼続や景持も立ち上がる。
「…?」
景勝「…」
謙信「…どうした?景勝」
景勝「あ、…いえ…どうして今回の同盟をお受けになられたんですか?」
謙信「うむ…先ほども申したが大きな戦が起きればこちらの領内にも少なからず被害が出るであろう…
そのために俺達も出陣しなければならん…」
景勝「でも…わざわざ彼女の姉がいる軍と敵軍と同盟を結ばなくても…」
「景勝兄?ぼくなら大丈夫だよ?」
いつもの景勝らしくなく身を乗り出す勢いで抗議する
それをやんわりと止める。
景勝「…ユキナちゃん…でもいいの?君のお姉さんと敵同士になるんだよ?」
ユキナは首を横に振った
「ううん、違うよ?たとえ…立ち位置とかは敵同士でも心はたった一人の姉妹だもん!
離れたりはしないし、嫌ったりはしない…。
さっきだってお空に誓ったもん必ず会いに行くよって!
だから大丈夫。どんなことが待ってたってみんなが大好きだもん」
そうこんな僕を受け入れてくれたからだ‥‥。
ある日のことを思い浮かべた。
最近のことだったがある日の満月の日いつもの謎の発作が始まって堪えていたその時に景持が心配になり僕の部屋にやってきたときのことそれは本当に偶然だった。
景持がかすり傷を作っていて血を見た瞬間僕は大きな鼓動が脈打つのを感じ取った身体の中から何かがはちきれたような気がしたのだ
するとその日から僕は耳としっぽがでるようになった。
まさに景持たちと同じ人狼の姿だった…。
僕は初めて自分の姿を見た時驚いて泣きじゃくったことがあった
この姿を見て結姉に嫌われたらどうしようかと絶望した時があった…。
それを励ましてくれたのはみんなだった。
泣き止むまで落ち着くまで、そばにいて背中を撫でてくれた
謙信様は僕の姿を見て元々人狼だったのかもしれん
満月の日に発作が起きるのは人狼としての覚醒の兆候だということ
そして人狼や吸血鬼という月牙族は血を飲むと覚醒するらいしい
だから覚醒の兆候だったユキナは人狼へと覚醒したのだと…。
何故異世界にいたのかはまだわからないと。
僕はいつものように城の縁側から空を見上げると
≪必ず会いに行くね≫
という結月姉の声が聞こえたような気がした…
僕も会いに行くよ…必ず
空に向けて微笑み返すと,「どうしました?」と景持が声かけてきた
「ううん、何でもない!」
景持「そうですか…そういえば謙信様が呼んでいましたよ?」
「謙信さまが?」
景持「ええ、いきましょうか」
ニコッと微笑み手を差し出す景持の手を握りうんと握り
謙信さまの元へ!
※景持と呼んでいるのは親しみを込めて様を無しにしてほしいと言われて様を無しにして呼び捨てにしている。
謙信以外の人はそう呼んでいる。
謙信さまのいる広間へやってくると既にみんなが揃っていた。
謙信「きたか」
景持「お待たせしました…謙信様」
横一列に幹部たちが座る僕も話に加わる
その話とは…。
謙信「実は‥織田軍から書状届いたのは知っているな」
兼続「えぇ、それで内容はなんだったんです?」
謙信「…「織田軍と同盟を結びたい」と」
「「「!?!」」」
兼続「な!?」
景家「同盟ですか!?」
景持「…一体何故?」
家臣たちが口々と感想を述べる。
それもそのはず織田軍は滅多な理由では同盟を結ぼうとはしない逆に排除しようとする側…それが今こうして同盟の書状が来ること自体信じられない為驚きを隠せないようだ…。
謙信「理由は各軍が動き始めて互いに同盟を結び大きな戦を仕掛けてくるであろうということらしい
それに書状には武田軍と豊臣軍が同盟を結んでいるという情報も入ってきた」
景持「…武田と豊臣が…ですか」
謙信「近々…大きな戦が起こることは間違いない…」
景持「謙信さまは如何様にお考えで?」
謙信「…うむ。」
考える仕草をしたのちちらりとユキナのほうをみた。
「?」
謙信「…実はな豊臣軍にお前の姉らしい人物が身を寄せていると書かれている何でも異世界の娘で血には不思議な力があると…」
「「「!?!」」」
「結姉が?豊臣軍にいるの?」
謙信「あぁ、織田軍と同盟を組んでしまえば敵となってしまうが…どちらにせよ、我が領内が危険に晒されることは避けなければならない…
私はこの同盟を受けようと思う…」
「「「!!!!」」」
意外な答えにまたも驚きあまりに目を見開く家臣たち
謙信「近々戦があると思う各自戦の支度をせよ…話は以上だ」
景家「‥承知いたしました」
そう言って立ち上がる景家に続いて兼続や景持も立ち上がる。
「…?」
景勝「…」
謙信「…どうした?景勝」
景勝「あ、…いえ…どうして今回の同盟をお受けになられたんですか?」
謙信「うむ…先ほども申したが大きな戦が起きればこちらの領内にも少なからず被害が出るであろう…
そのために俺達も出陣しなければならん…」
景勝「でも…わざわざ彼女の姉がいる軍と敵軍と同盟を結ばなくても…」
「景勝兄?ぼくなら大丈夫だよ?」
いつもの景勝らしくなく身を乗り出す勢いで抗議する
それをやんわりと止める。
景勝「…ユキナちゃん…でもいいの?君のお姉さんと敵同士になるんだよ?」
ユキナは首を横に振った
「ううん、違うよ?たとえ…立ち位置とかは敵同士でも心はたった一人の姉妹だもん!
離れたりはしないし、嫌ったりはしない…。
さっきだってお空に誓ったもん必ず会いに行くよって!
だから大丈夫。どんなことが待ってたってみんなが大好きだもん」
そうこんな僕を受け入れてくれたからだ‥‥。
ある日のことを思い浮かべた。
最近のことだったがある日の満月の日いつもの謎の発作が始まって堪えていたその時に景持が心配になり僕の部屋にやってきたときのことそれは本当に偶然だった。
景持がかすり傷を作っていて血を見た瞬間僕は大きな鼓動が脈打つのを感じ取った身体の中から何かがはちきれたような気がしたのだ
するとその日から僕は耳としっぽがでるようになった。
まさに景持たちと同じ人狼の姿だった…。
僕は初めて自分の姿を見た時驚いて泣きじゃくったことがあった
この姿を見て結姉に嫌われたらどうしようかと絶望した時があった…。
それを励ましてくれたのはみんなだった。
泣き止むまで落ち着くまで、そばにいて背中を撫でてくれた
謙信様は僕の姿を見て元々人狼だったのかもしれん
満月の日に発作が起きるのは人狼としての覚醒の兆候だということ
そして人狼や吸血鬼という月牙族は血を飲むと覚醒するらいしい
だから覚醒の兆候だったユキナは人狼へと覚醒したのだと…。
何故異世界にいたのかはまだわからないと。