その後全てが落ち着いたバルバットは
体制を立て直すためにアリババが率先し指示のもと共和制についての話し合いをしながら国事を男なっていた。

モルジアナは復旧作業をする人たちにご飯を作り配っていた。

アラジンはというとアリババの傍でその成り行きを見守っていた。

シンドバッドは自分の国の作業をしていた
ジャーファルの監視の元。←

マスルールは雪奈の看病をしていた
目を覚ましたら伝えるように命令していた。

シンドバッド「…頑張っているようだな」

ジャーファル「えぇ、仕事をすることで忙しさで友の死を考えないようにしているんでしょう」

微笑ましいその光景にジャーファルはアリババの隠れた素質に感心していた。

アリババとアラジンは人休憩をいれて
街を見下ろしていた。
その時謎の蛇がアリババの二の腕を噛んでしまいその痛みにアリババが騒ぐ

バルカークが蛇を追い払うと冷静に分析する
バルカーク「見たことのない蛇ですが毒はないでしょう…」

噛まれた後を涙目になりながら息をふきつける
その時、バルバットに煌帝国の軍艦が多数でこちらに迫っている知らせを受けて
兵士「大変です！沖合に煌帝国の大艦隊が！！」

アラジン・アリババ「っ？！！」

沖合へ急いで向かう。
アリババ「何で煌が！？」
シンドバッド「最初から艦隊を派遣していたんだろうな…反乱に乗じてこの国を完全に支配下に置くために。」

アリババ「なら反乱派も収まっています」
ジャーファル「とはいえ、まだ新政府が発赤したわけではありません…今は無政府状態だと言えば反論は難しい…」

アリババ「っ」

シンドバッド「アリババ君…君は一刻も早くこの国を出なければならない煌は奈にを置いてもまず王家の者を抑えにかかるだろうからな‥‥
」

アリババ「え！」

シンドバッド「今度こそ全権を奪って完全な回覧政権に仕立てるかあるいは今までの圧政の象徴として見せしめに処刑するか…」

アリババ「そんな！じゃあ…俺に逃げろっていうんですか！？この国を見捨てて！！」

シンドバッド「‥‥そうだ」
アリババ「それは出来ない！！

俺は誓ったんだカシムに死んでいった皆に！！
この国をイイものにするって！
もう俺は逃げない！！

逃げるくらいなら…戦ってやる！！」

半分かけた短剣を迫りくる煌帝国の艦隊へ向ける。静かにシンドバッドはアリババに近寄り
手刀を当てるとアリババは気を失った

シンドバッドの行動に思わず口を開けるアラジン

シンドバットは倒れたアリババを支えながら小声でつぶやく

「許せ…アリババ君…これが君とこの国の未来のためなんだ…」