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6章:バルバッド編
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シンドバット「アリババ・サルージャ皇子をバルバット王国の推挙するために
バルバットを救うには君を王にするのが一番いいと思って彼らを呼んだんだ…
しかし、君は全く違うことを考えていたようだね…」
と微笑みをかける。
アリババ「黙って勝手をしてすみません…でもこれが俺の答えです」
紅玉「お待ちになって!
生まれ変わるだの共和制だの
何を勝手なことを!
貴方お忘れになっているのではなくて?
バルバットのあらゆる利権は全て借金の担保として
我が煌帝国に譲渡されていてよ?」
アリババ「よくわかっています
この国の体制を変えてもそれは解決しない‥‥
だから、それらの権利を譲渡したことを「全て無かったことにしていただきたい」!!」
紅玉「は?」
何を言い出すかと思えばふざけたことを…みたいな顔でアリババを見る紅玉に怯まずに前に出押し切るアリババ
「貴方のおっしゃるバルバット王国はもはや滅びて既に存在しない国なのです!!
これから形成されるのは全く違う別の新しい国!
故にバルバット交わしたその条約は引きつがれようはずがないのです!!
そうでしょう!?」
あまりにの強引さに開いた口がふさがらない紅玉
それを後ろで見ていた夏黄文は冷静に頭で考えていた
夏黄文(くだらない屁理屈だ…
国家間で正式に結ばれた条約が帳消しになるわけがない。)
アリババも下らない屁理屈だというのはわかっているが紅玉が押しに弱いことに気づいたようで。
アリババ「とにかく、明日のあなたの結婚相手がいないのは事実です。
すべての条約を破棄する件、ひとまず皇帝陛下の下へ持ち帰っていただきたい」
紅玉「くだらない……って、持ち帰ったところでお父様は跳ね除けるに決まってるわ」
アリババ「貴方の目的であった婚姻は果たせません
おかえりください」
紅玉「煌帝国の目的は、この国を無傷で手に入れることでしたのよ?
それが果たせぬのなら父は軍事行動に出るかもしれませんね…」
アリババ「それも見逃せとお伝えください!!」
紅玉「っ!?何て図々しいの!!」
アリババ「勿論ただでとは言いません‥‥。」
アリババは条約を破棄する代わりにバルバッドの海洋貿易で煌帝国に恩を返すと紅玉を説得する。
紅玉「通らないはそんな屁理屈」
夏黄文(そうですぞ姫君)
シンドバット「お言葉ですが姫君、陛下は軍事行動には出ないと思います」
紅玉「どういうこと?」
シンドバット「なぜなら、バルバッド共和国は七海連合に入るからです
侵略させない、しないが我ら七海連合の理念です陛下も我々には一目置いてくださっているはずです」
紅玉「ええ…でもそれほどの七海連合が、
七海連合にバルバッドなんかを加えると?果たしてそれは本当かしら」
シンドバットが答えるより先に答えたのはアリババだった
アリババ「本当です!兼ねてからの約束でした!
我がバルバッドは先々代の王の頃より
シンドリアとはとても親交深い…」
紅玉「それは本当なの?夏黄文」
夏黄文もそれは本当だということを知っているがそれとこれとは別だと答える。
紅玉は一つため息を吐くと
紅玉「この件陛下にお任せした方がよさそうね…」
その一言に夏黄文が目を見開く
紅玉「ただし、引くのには条件があります
バルバット七海連合入りの件…
真実ならば我が煌帝国の皇帝の前に証明しにきなさい?
シンドバット王…」
シンドバット「必ず伺おう…」
紅玉「っ…///それと彼女の件…のことだけど」
シンドバット「そのことについても…お話に伺おう…
それと彼女の鎖に関することも…」
紅玉「わかったわ…」
そう言って紅玉は去っていった。
皇女が完全にいなくなり衛兵たちが「助かったのか?」と呟くと動揺を隠せないでいた。
バルバットを救うには君を王にするのが一番いいと思って彼らを呼んだんだ…
しかし、君は全く違うことを考えていたようだね…」
と微笑みをかける。
アリババ「黙って勝手をしてすみません…でもこれが俺の答えです」
紅玉「お待ちになって!
生まれ変わるだの共和制だの
何を勝手なことを!
貴方お忘れになっているのではなくて?
バルバットのあらゆる利権は全て借金の担保として
我が煌帝国に譲渡されていてよ?」
アリババ「よくわかっています
この国の体制を変えてもそれは解決しない‥‥
だから、それらの権利を譲渡したことを「全て無かったことにしていただきたい」!!」
紅玉「は?」
何を言い出すかと思えばふざけたことを…みたいな顔でアリババを見る紅玉に怯まずに前に出押し切るアリババ
「貴方のおっしゃるバルバット王国はもはや滅びて既に存在しない国なのです!!
これから形成されるのは全く違う別の新しい国!
故にバルバット交わしたその条約は引きつがれようはずがないのです!!
そうでしょう!?」
あまりにの強引さに開いた口がふさがらない紅玉
それを後ろで見ていた夏黄文は冷静に頭で考えていた
夏黄文(くだらない屁理屈だ…
国家間で正式に結ばれた条約が帳消しになるわけがない。)
アリババも下らない屁理屈だというのはわかっているが紅玉が押しに弱いことに気づいたようで。
アリババ「とにかく、明日のあなたの結婚相手がいないのは事実です。
すべての条約を破棄する件、ひとまず皇帝陛下の下へ持ち帰っていただきたい」
紅玉「くだらない……って、持ち帰ったところでお父様は跳ね除けるに決まってるわ」
アリババ「貴方の目的であった婚姻は果たせません
おかえりください」
紅玉「煌帝国の目的は、この国を無傷で手に入れることでしたのよ?
それが果たせぬのなら父は軍事行動に出るかもしれませんね…」
アリババ「それも見逃せとお伝えください!!」
紅玉「っ!?何て図々しいの!!」
アリババ「勿論ただでとは言いません‥‥。」
アリババは条約を破棄する代わりにバルバッドの海洋貿易で煌帝国に恩を返すと紅玉を説得する。
紅玉「通らないはそんな屁理屈」
夏黄文(そうですぞ姫君)
シンドバット「お言葉ですが姫君、陛下は軍事行動には出ないと思います」
紅玉「どういうこと?」
シンドバット「なぜなら、バルバッド共和国は七海連合に入るからです
侵略させない、しないが我ら七海連合の理念です陛下も我々には一目置いてくださっているはずです」
紅玉「ええ…でもそれほどの七海連合が、
七海連合にバルバッドなんかを加えると?果たしてそれは本当かしら」
シンドバットが答えるより先に答えたのはアリババだった
アリババ「本当です!兼ねてからの約束でした!
我がバルバッドは先々代の王の頃より
シンドリアとはとても親交深い…」
紅玉「それは本当なの?夏黄文」
夏黄文もそれは本当だということを知っているがそれとこれとは別だと答える。
紅玉は一つため息を吐くと
紅玉「この件陛下にお任せした方がよさそうね…」
その一言に夏黄文が目を見開く
紅玉「ただし、引くのには条件があります
バルバット七海連合入りの件…
真実ならば我が煌帝国の皇帝の前に証明しにきなさい?
シンドバット王…」
シンドバット「必ず伺おう…」
紅玉「っ…///それと彼女の件…のことだけど」
シンドバット「そのことについても…お話に伺おう…
それと彼女の鎖に関することも…」
紅玉「わかったわ…」
そう言って紅玉は去っていった。
皇女が完全にいなくなり衛兵たちが「助かったのか?」と呟くと動揺を隠せないでいた。