変換なしの場合雪奈になります
6章:バルバッド編
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その頃煌帝国の姫「紅玉」は結婚を控えていた
紅玉「夏黄文ジュダルちゃんの容態はどうなの?」
夏黄文「私の眷属器で治療していますが、全身の骨が折れていますので完治には時間がかかりそうであります」
紅玉は飲んでいたお茶のコップをテーブルに置いた
紅玉「‥‥そう」
夏黄文「いかがなさいました?姫君」
紅玉「ねぇおかしいと思わない?夏黄文。
何故正当な王女であるこのわたくしが、
政略結婚などに出されなければならないのか知ら‥‥
こんなものあの白瑛にやらせればいいのよ‥‥前皇帝の娘なんだから…」
夏黄文「姫君‥‥このバルバットは南海の貿易の要
我が煌帝国が西方へせんしつするための重要な国なのです。
それを無傷で手に入れ国民に維新を示すためにも‥‥
正当な女王である貴方様が即位する必要があるのであります」
紅玉「でも‥‥せっかく迷宮攻略して金属器も手に入れたし
私は武の道を歩みたかった
それに‥…恋だってしてみたかった‥‥」
紅玉が脳裏に思い浮かべたのはシンドバットの姿と数少ない友達の雪奈の姿だった
夏黄文「姫君…これは陛下の勅命であります。それに、結婚式には兄王様もいらっしゃいます」
紅玉「わかっているわよ‥‥
少し気が迷っただけよ‥‥
それに心配なのは、兄王様がいらしたときに雪奈ちゃんの存在にお兄様が気づいてしまうのか‥っていうことよ」
夏黄文「‥‥それはどいう意味ですか?」
紅玉「だって、可哀そうじゃない?いくら不思議な力を持っていてマギのジュダルちゃんより
地位が高くて知識を持っていたとしても…
彼女はまだ幼い子供なのよ?
そんな幼い子供を鎖で縛り傍に置いて自由を縛るなんて…
あの子のあんな辛い顔…もう見たくないもの‥‥」
夏黄文「‥…姫君」
紅玉「これを言ったら怒られてしまうのでしょうけれど彼女はわたくしの大事なお友達なのよ?
心配するのは当たり前じゃない!
それにこの国にいたこと自体驚いていたけれど
元気そうでよかったわ」
と安心した表情をする紅玉
夏黄文「兄王様にはご報告なさらないのですか?」
紅玉「しないわ‥‥私は彼女の姿を見て居なかった
‥‥そうでしょう?」
夏黄文「‥‥はぃ」
二人の会話はそれで終わった。
紅玉「夏黄文ジュダルちゃんの容態はどうなの?」
夏黄文「私の眷属器で治療していますが、全身の骨が折れていますので完治には時間がかかりそうであります」
紅玉は飲んでいたお茶のコップをテーブルに置いた
紅玉「‥‥そう」
夏黄文「いかがなさいました?姫君」
紅玉「ねぇおかしいと思わない?夏黄文。
何故正当な王女であるこのわたくしが、
政略結婚などに出されなければならないのか知ら‥‥
こんなものあの白瑛にやらせればいいのよ‥‥前皇帝の娘なんだから…」
夏黄文「姫君‥‥このバルバットは南海の貿易の要
我が煌帝国が西方へせんしつするための重要な国なのです。
それを無傷で手に入れ国民に維新を示すためにも‥‥
正当な女王である貴方様が即位する必要があるのであります」
紅玉「でも‥‥せっかく迷宮攻略して金属器も手に入れたし
私は武の道を歩みたかった
それに‥…恋だってしてみたかった‥‥」
紅玉が脳裏に思い浮かべたのはシンドバットの姿と数少ない友達の雪奈の姿だった
夏黄文「姫君…これは陛下の勅命であります。それに、結婚式には兄王様もいらっしゃいます」
紅玉「わかっているわよ‥‥
少し気が迷っただけよ‥‥
それに心配なのは、兄王様がいらしたときに雪奈ちゃんの存在にお兄様が気づいてしまうのか‥っていうことよ」
夏黄文「‥‥それはどいう意味ですか?」
紅玉「だって、可哀そうじゃない?いくら不思議な力を持っていてマギのジュダルちゃんより
地位が高くて知識を持っていたとしても…
彼女はまだ幼い子供なのよ?
そんな幼い子供を鎖で縛り傍に置いて自由を縛るなんて…
あの子のあんな辛い顔…もう見たくないもの‥‥」
夏黄文「‥…姫君」
紅玉「これを言ったら怒られてしまうのでしょうけれど彼女はわたくしの大事なお友達なのよ?
心配するのは当たり前じゃない!
それにこの国にいたこと自体驚いていたけれど
元気そうでよかったわ」
と安心した表情をする紅玉
夏黄文「兄王様にはご報告なさらないのですか?」
紅玉「しないわ‥‥私は彼女の姿を見て居なかった
‥‥そうでしょう?」
夏黄文「‥‥はぃ」
二人の会話はそれで終わった。