その頃
シンとジャーファルたちは会議をしていた
ジャーファル「煌帝国が絡んでいるとなると同盟国と掛け合っても無駄かもしれません‥‥」

シンドバット「あぁ仮に奴 隷産質国はとめられても


本質的な解決にはならん
この国は生まれ変わる必要があるんだ‥‥この国を真に思う人間の手で‥‥」

と酒を入れたコップを一口、口に含みながらいった

ジャーファル「それはアリババ君のことですか？」

シンドバット「正直あまり期待できないな…彼は実力も自身も足りない」

そんな会話をしているとモルジアナが扉の前で話を聞いていた

シンドバット「何故アラジンと雪奈が彼を選んだのか‥‥」

ジャーファル「ちょっとシン！飲みすぎですよ！」

シンドバット「仕方ねぇだろう
俺はずっと動きっぱなっしドォオオオンっ！？」

何かを言いかけた時モルジアナが扉を開けると同時に片足に力を入れたのか地面が少しえぐれいている

モルジアナは少し怒っているようだ
シンドバット「モルジアナ！」
モルジアナ「‥‥けが人の手当が一段落しました‥‥

貴方が言っていた通り彼らのケガが一通り治っているようですが
安静にしているようにと
声掛けしておきました」


と淡々と話すモルジアナの気迫にシンはタジタジになる。

シンドバット「そ、そうか
わかった‥‥君も休みなさい」

モルジアナ「アリババさんは‥‥確かに自身がなく見えるところもあるかもしれませんが

且つて奴隷だった私を救ってくれたのは間違いなく彼と雪奈さんです！

だから私は思うのです‥‥
この国を救うのも彼だって

失礼します」

とパタンと扉を閉めて去っていった‥‥
やっと無くなった気迫にはぁとため息を吐きながら頭をかく

シンドバット「ちょっと‥‥決めつけるには…まだ早かったかな‥‥？」

ジャーファル「飲みすぎていたからですよ…シン」

そして始まったシンドバットたちはアリババたちを呼んで会議を開いた

シンドバット「煌帝国、近年勢力を伸ばし小国家からたった数年で制覇した軍事国家だ

その勢いの軍勢力は不明だったが…昨日やっとわかった
煌帝国のマギ「ジュダル」だ」

アリババ「ジュダル」
モルジアナ「あの…すみません
マギとは何なんですか？

それに雪奈さんのことも‥‥ソロモン王の鍵の持ち主だって‥‥言っていましたが」

アリババ「それは俺も知りたいな」


シンドバット「「マギ」とは「創世の魔法使い」と呼ばれる

魔法を使いルフを操る
しかし俺たちに最も関係のあるマギの能力は「迷宮を出現」させてそこに「人を導ける」ということだ‥‥」