目を覚ますとそこは地下都市。 古代のような街があった。

「街がある。誰かいるかな」


人の気配がまるでしないが・・とりあえず人がいないか探すことにした。
歩いて数分後、ようやく中心部のような場所に着き中を見る。
見つけたのはまた扉。

今度は八芒星の印がついている。
手がたがありそのくぼみに手をはめてみた。そしてある言葉を呟いた

「・・開け・・ゴマ」

何故か浮かんできたその言葉が正解だったのかガッコンと音を立ててゆっくりと扉が開かれた。

「宝物庫？」



周りを見ると宝のようなものがいっぱいあった。
うわぁ・・・凄い・・みるものみるものすべてがキラキラしている。
こんなのディズニーのアトラクションでしかみたことがないよ・・汗)

しかし、その物全てが石のようだった。

そのまま石の宝を触り回るとある物を見つけた。
「また八芒星…何か関係あるのかな…」

そして僕はその八芒星の箱を触った。
すると箱はいきなり光だし、何かが出てきた

ー「ようこそ・・我が迷宮へ・・そして・・よく此処まで来られた異世界より来たりし選ばれた異世界人よ

ー我が名は「オルフェウス」偉大なるソロモン王の鍵に宿るジンである」

異世界人？では・・ここは・・

「ここは僕がいた世界じゃないの？」

オルフェウス「左様・・ソナタは異世界より来たりしソロモン王の鍵を受け継ぐ人間だ」

「そのソロモン王の鍵ってなんなの？」

オルフェウス「ソロモン王の鍵はこの世界においてとても重要なもの。

そしてその力はとても偉大なものなり。その力得すときこの世を統べるだろう」

そういえばウーゴクンもいっていた気がする・・

｛一つ目その「鍵」は今からいく「世界」にとってとても大切なものだ。

大きな力も秘められているから、悪い奴等には狙われやすい・・
だから常に服の中に隠しておくこと。

二つ目一応その鍵はある特定の者にしか見えないようにはなっているから普通の一般人には見えないから安心して？

三つ目君が異世界からきたことをやたらと話してはいけないよ？

本当にこの人なら信じても大丈夫という人にだけ話してほしい・・これはとても大事なことだいいね？｝

オルフェウス「そうかウーゴにも逢っていたのか・・」

「彼を知っているの？」

オルフェウス「ああ・・昔の好でな・・話を戻そう・・時間があまりないのだからゆっくり話してもいられん・・」

「えっ？！また？」
オルフェウス「ああ・・どこまで聞いている？」

「えっ？！
この鍵がこれから行く世界にとっては重要なものと悪い奴等には狙われやすいというのと・・特定の人にしか見えない・・・

異世界のことを本当に信じていい人にしか話してはいけないっというのは聞いてる」

オルフェウス「そうか・・しかし・・その鍵はただの「鍵」ではない」
「えっ？」

オルフェウス「そのソロモンの鍵とは、過去・未来・そして異世界の存在の歴史などの真実を統べて記された禁書の門の鍵ともされているのです。」

「禁書の・・門の鍵？・・それをあけると・・どう・・なるの？」


オルフェウス「私にも詳しくはわかりません・・だが、貴方様以外のものが開けると

世界は消滅するほどの力が暴走するといわれております。」

「せっ！世界の消滅！？責任重大じゃないか！もし他の者に渡った場合どうするのさ！」

オルフェウス「その心配はご無用・・」

「えっ？！」

オルフェウス「そうさせない為に「護衛」の私が貴方様についていきます。

私の力が必要なときはその身に着けている鍵に呼びかけるがよい・・

さすれば私がいつでも貴方様のお力に添えます故・・」

「あっ・・ありがとう」
オルフェウス「では・・我が主よ・・貴方が我が主になることを認め攻略したことにします」

攻略？
突然首にかけている鍵が光だしオルフェウスは吸い込まれるように鍵の中に入っていった。

パァアアアアアア
そして鍵のところをみると八芒星が刻まれた。
僕はこれからどうすればいいのだろう・・

そう考えていると再び白い光に包まれて僕は意識を手放した。