アブマド「まったく・・なんで今頃「あいつ」がでてくるんでし！」

サブマド「兄上！その話は・・」

そういって慌ててアブマドの口を塞ぐサブマド・・
シン「ピクッ)・・？」

２人のあわてように違和感を覚えるシン・・

アブマド「とっ・・兎に角・・

再開は無理でし・・貿易を再開してほしければ叔父さんがなんとかするでしなぁ～」

とシンドバットに押し付けるアブマド・・
シンはゆらりと椅子から立ち上がりナイフを抜いたそれに怯えるアブマドたち

シン「ほぉ・・俺たちがなんとかしていいんだな？」
アブマドたち「「？！」」

シンはナイフをテーブルに刺していう

シン「俺がその霧の団を退治してやるよ・・軍もつかわず俺たち「だけ」でな・・」

ホテル員が去っていったあと・・衝撃的事実を知らされた２人は唖然としていた・・


モルジアナ「・・怪傑アリババ・・」

アラジン「きっと別の人だよ」

と無理に笑顔を作ってみせるアラジン

モルジアナ「・・そう・・ですね」

アラジンはベットから降りて窓をあけて手を窓越しにつけて潮風に当たりながら海をみていた

アラジン「はぁ・・早く逢いたいな・・アリババ君に・・」

サブマド「いっ・・いいのかな？兄上」

アブマド「いいでし・・
シンドリアとの貿易はどの道無理だけど・・

霧の団を倒してくれるのなら・・
もうケモノでし」

そういって小さなテーブルに置かれている一枚の手紙を読んでいた。
そのころ食事に誘われたアラジンたちは外でご飯を食べていた。

シン「遠慮なく食べてくれたまえ・・
バルバットの名物エーエライの酵素焼きだ・・」

アラジンは目をキラキラさせながらよだれを流していた
勿論モルジアナも例外ではない・・

２人はいっきに食事にありつける２人を視ながら頬えんだシンは・・

シン「そういえば部下の紹介がまだだったな・・ジャーファルと・・マスルールだよ・・
モルジアナマスルールはな・・「ファナリス」なんだよ・・」

モルジアナは食べる手を一時とめた
モルジアナ「えっ？」

シン「君もファナリスなんだろう？目元がそっくりだな・・２人とも」

そういってシンはマスルールをみた。つられて

２人もマスルールをみるが無表情で「どうも」と話したモルジアナは目を逸らし「どうも」と小さく返す