アラジン「っ？！」

ゴォオオ
湖が燃えているのを唖然と見つめる二人・・。

アリババ「燃える水だ・・ランプに使う油なんかよりよく燃えるんだ・・

最初に踏み出すのにためらったら・・それだけでアウトってわけか・・」

アラジン「・・すごいねアリババ君・・」
アリババ「？」
アラジン「これが・・迷宮なんだねニコッ)」
[
アリババ「あっ・・あぁ！ニコッ)これが迷宮さ・・そういえば雪奈の姿がみえねぇな・・」

アラジン「もしかしてあの湖に？！」
アラジンは、今でも轟々モエル湖を見つめる。

アリババ「いや・・あの湖を見渡したが・・ホネとおまえと俺しかいなかった。

雪奈はきっとどこか別の場所に落ちているに違いネェ探そう・・」

アラジン「うん！」

その日の夜・・
アモンの入り口にはたくさんの人が集まっていた。

？「領主様自ら迷宮にはいるなど！どうかお考え直しください！」

領主「僕はねぇ・・ずっと待っていたんだよ・・「彼等」を・・やっと上を目指すときがきた」

アリババたちは次々と襲い掛かってくる罠に翻弄されていた。
アラジンはとうとう、ジンの使いすぎで空腹により倒れてしまう。

そんな中動けるのはアリババ一人しかいないのを自分に言い聞かせアラジンを休ませていると領主が奴隷たちを連れて入ってきたことにアリババが気がついた。

赤髪の少女に自分たちの居場所を知られたアリババが驚いていると領主が気を失っているアラジンを連れて行ってしまう！

アリババも必死にそれを止めるが成す術がなく、仕方なくともに同行しアラジンを助ける機会をうかがっていた。

其の頃・・宝物庫に呼び出された雪奈は・・・。

「大事な話って・・なに？」

ー「うむ・・その話はそなたのジンからも話してもらいましょうかのぅ」

パァアアア
ぼくの首にかかっている鍵八芒星が光りだしてジンー「オルフェウス」が出てきた。

オルフェウス「久しぶりだな・・「アモン」よ・・」

アモン「はぃ・・おひさしゅうございます・・オルフェウス様・・」

「オルフェウスとアモンは知り合いなの？」

アモン「はぃ・・彼と私は別の世界にいたときよりの師匠でございました。」

「・・別の・・世界？それって僕の世界のこと？」
アルフェウス「いや・・それとはまた別の世界・・・すべて滅んだとされる世界のことだ」