アリババside
誰か・・助けろよ・・

母おや「お願いですあの子を助けてください！あの子は私の娘を助けてくれたんです！」

と泣き叫んでいるのをとめる手下。
女の子は傍で泣いている・・。

赤髪の少女は唖然と見ている・・なんで自分を助けたのか驚いているようだ。
ブーデルの野郎はそれに目もくれず酒を運んでいた

ブーデル「行かせるなよ！かってにしなれたら賠償金がかさぶ」

誰か・・・・


死んじまう！・・・・


・・・誰かっ！？

俺は・・そのとき前の出来事を思い出していた・・

忘れもしねぇ・・俺のいやな過去・・・

誰か・・・みんな死んじまう！

ブーデル「何をぼやぼやしているさっさと運べ・・！」

アラジン「・・・っ・・雪奈・・アリババ君・・」

ブーデル「女を泣かせるな・・あのガキの代金ぐらいなら払ってやる！いくら欲しいんだっ？ん？」

・・っ・・誰かがじゃねぇ・・・！

ドカッ！

ブーデル「グフッ)・・・」
ドサッ・・

俺は気がつけばブーデルを殴っていた。
そして一個の葡萄酒を手に取りおれは崖をすべり下りた。

アリババ「てめぇの汚ねぇ酒で人の命が買えてたまるかバカヤロウ！！」

アラジン「っ？！」


クソッやっちまった・・・でも・・
もう見てるだけで後悔すんのも嫌だ！

俺はオアシスの口もとまでたどり着きなんども酒ダルをぶつけて口を開けようとするが・・中々入らない

アリババ「待ってろ！こいつは酒に酔うんだとっとと口を開けやがれ」

キラキラキラ
アラジンの周りにたくさんの白いルフたちが集まった
アラジンはそっと笛を吹いた・・

フゥウウ

ドォオン