他の馬車も穴があいた地面にはまり停止した。
人々は戸惑うばかり
「馬鹿馬を捨てて逃げろ！！」

奴隷たちは助けてと手を鉄格子から出して必死にこう
アリババ手綱を取ろうと動いていたが・・・

ブーデル「アリババいいから葡萄酒を運べ！」
アリババ「あっはい・・」

アリババがブーデルのところに向かう僕もこのまま屋根にいたら危ないと思い降りてアラジンのところに向かう
奴 隷たちは鉄格子から出された。中には親子がいるようだ。

其のときオアシスの一本の鞭がぼくたちのいる崖を攻撃するアリババのところへ向かう途中で

バランスが崩れて小さな女の子がいる部分が崩れ落ちて化け物のいるところまで落ちる寸前で
僕はとりあえず・・あの２人だけでも助けようと動いた

ダッ
アラジン「っ雪奈！！」

「風よ・・あの２人に守護の護りを与えたまえ！」

パァアアア
パシッ
母親「ミーナ！」

アリババも２人を助けようと手を伸ばすが届かない・・それどころかあのブーデルに邪魔をされてしまった。
「はぁあああ」

２人の手を引っ張りあげアリババのほうへ投げた。
アリババ「っ！雪奈ぁああ！」

僕の足をヒアンシスの鞭が捕らえそのまま蕾の中へ引っ張られて閉じ込められてしまった。

「・・っ？！かはっ・・ごぼっゴボッ)・・・」

ヒアンシスの口の中は当然のことながたくさんの浮腫があり僕を逃がさまいと身体を縛る
液体が僕の呼吸を止める・・。

ずっとこのまま此処にいれば・・僕は当然のことながら死ぬ・・

だけど・・僕はあのとき助けていなければ・・多分きっと後悔をしていたのだろう。
世界を救うものが目の前で見殺しにしてどうするんだ！って・・ウーゴクンにきっと怒られちゃうよね・・苦笑)

アリババ「っ・・・雪奈」
親子「いやぁああー」

赤髪「・・唖然)」

アリババたちは僕を見下ろしていた。

ブーデル「ふぅ・・危なかった・・フン)わしを馬鹿にするからああいう目に合うんだ。

おい酒を運べあいつを食べている間は手をださん・・さっさと運べ」

クソッ・・・浮腫が僕に遅いかかって上手く魔法が使えない・・どうすればいいんだ・・！