？「奴隷泥棒は重罪だぞ？片腕切断だ・・わしへの弁償はどうなる？」

昨日の男がレモンを拾いアリババの顔にぐいぐいと当てる。
アリババ「やだな・・僕等は一般人ですよ？こんな硬い鎖を切れるわけないじゃないですか・・」

アリババは掴んでいるもう片方の手をぐぐっと力入れるとアラジンはその手をみた。

？「もし貴様が弁償しきれなかった場合は・・奴隷にしてやる・・」

男はお姉さんの髪を引っ張った。

？「奴隷は辛いぞ？こんなことをされても文句の一つもいえないんだからな・・」
アラジン「やめて・・おじさん・・」

アラジンは少し起こった顔で男を睨む
？「なんだ？ガキ・・警備に訴えてもいいんだぞ？」
「・・・威圧)」

僕も無言で威圧を賭ける

？「ひぃ)・・なんだ・・その餓鬼は・・震)」

アリババ・アラジン「「？」」
「・・・」
男たちがアリババたちを囲んだ
僕は手上げアラジンが笛を吹くのは同時だった。

フッ)

蒼いウーゴクンの手は男をはたき僕は風を操り強風でアリババお兄ちゃんを抑えている男２人を吹き飛ばした。
僕の額に八芒星が刻まれていたことは前をみてい驚いているお姉さんにしかわからなかった。
「すぅう)」

ばこぉぉおん
ぶぅおおおお

みんなが唖然としている中、アラジンはウーゴクンとハイタッチを交わし僕とも交わすが・・お姉さんには何故か手を真っ赤にさせて笛の中に引っ込んでいた。
アラジン「相変わらずウーゴクンはシャイだね・・」


警備「こらっ！なんの騒ぎだ！」
アリババ「やべぇ・・警備だ！逃げるぞ」

アリババはアラジンの腕を掴んだ僕はその後を無言で追いかける
お姉さんは静かにその場を逃げ出したようだ・・。

僕たちは警備のおってから逃げていた。
ー地下水道ー
僕とアラジンは地下水をゴクゴクと飲んでいた。
「っぷはっ・・」

アリババ「なぁ・・」
アラジン・雪奈「「ん？」」
アリババ「その笛って・・なんか・・どばっとでたじゃん？それに雪奈も何かしたみたいだし？汗)」

アラジン「ああ・・これ？これはウーゴクン・・僕の友達さ」
「・・・僕は・・別に・・能力を使っただけ・・」
アリババ「能力？」

「・・・」
詳しく教えるのはめんどくさいから黙っておいた・・。
まぁ・・能力っていってもオルフェウスの力を借りたんだけどね。

アラジン「みんなはジンって呼んでるみたいだけどね？」
アリババ「へぇ・・(やっぱりだ・・伝説のジンの金属器)」