僕達は町のほうへ向かうとアリババから色々聞いていた。

そして浮かれるアラジンに誰かがぶつかってたくさんの果物が落ちてしまった
それを拾う赤髪の少女
アラジン「そんな照れちゃうな～」

ドスッ・・
？「っ？！！」
ドサッ
アラジン「ごめんよぉ・・お姉さん・・」

少女は手馴れた手つきで果物を拾い上げる。
アリババ「ごめんね？大丈夫？荷物・・運ぼっか？」
少女「いえ・・いいんで・・」

無表情の少女はそのまま立ち去ろうとする・・。
アリババはアラジンを何してるんだよという目で睨む。
アラジン「・・・」

アラジンは少女の立ち去ったほうをじっとみた・・スカートからちらりと見えたのは・・鎖だった。
・・奴隷・・・か・・
アリババ「あんだよ？」
アラジン「うん・・あれ・・」

アリババはアラジンが指をさしたほうを振り返り目を見開く
アリババ「っ？！」

少女もそれに気がつき顔を赤くしてなんとか見えないように鎖をスカートで隠そうとするが・・その拍子にバランスを崩して果物が加護から落ちてしまう

その光景をみていた周りの人たちもざわざわと話し始めた。

アリババ「・・・奴隷・・か・・」
アリババは小声でいう

アラジン「・・奴隷？」
アリババ「売り買いされる人間のことさ・・一生家畜同然で扱われて終わるなんてよ・・」

僕は拾っている少女を手伝おうとレモンを拾い少女に渡した

アリババ「腐った世の中だな・・あっ！おい・・汗)」

「・・はい・・」

少女「？！・・・」

少女は黙って・・それを受け取ると今度はアラジンがこっちに来た。

そしてアラジンが来ると鎖を隠そうと小さくなる
アラジンが笛を吹くと鎖が切れる。
フッ)・・

ガシャアアン

アラジン「はい取れたよ？これで綺麗な足を隠さずにすむね！ニコッ)」

へぇ・・やるねぇ・・アラジン・・でも周りの反応は違った。
どよめいている

「何やってるの？汗)」
「どこの・・奴隷だ？」

アラジンは笛を自分の服でふいているとアリババが焦っているように両肩をつかむ
アリババ「おい！まずいって汗)」
アラジン「・・・なんで？」

アリババ「なんでってそりゃあ・・汗)」
アラジン「なんで？」