赤井「しかし‥‥まさかこのボウヤが組織に入っていたとは驚いたよ…」

と赤井は眠っているアラスカこと「工藤 優希」に目をやる
ジョディ「彼…以前にも組織との接触があったらしいけど」

赤井「あぁ、俺が来た時には既にジンたちと接触していたよ
驚いたのはこの子があのジン相手に空手で互角に戦っていたということ…」

ジョディ「えぇー！この子が…あのジンと？！」

目を見開いて驚くジョディに赤井は冷静にあぁとだけ答えてうなずいた。

赤井「俺が威嚇射撃をしたら逃げていったがその時に何か言われていたようでな…俺が保護しようと声をかけたんだが

心強い仲間がいるからと断れてしまったんだ…
何かあれば連絡するようには言っておいたんだが…それから数日音差が無くてな…まさか行方不明になっていたとはな…
やつらも意外にも行動が速いな‥‥」

ジョディ「それで脅されて、仲間になったのね‥‥
自分たちの家族を護るために‥‥」

赤井「このボウヤの弟も行方不明らしいな‥‥」

ジョディ「えぇ、死んだという噂もあるようですけど‥‥
それらしい情報は何も‥‥」

ジェイムズ「兎に角彼らが目を覚ますのを待って

これからどうするか対策を練った方が良そうだな…」

赤井「そうですね、奴らは今でも血眼になって二人を探しているようですから‥‥」