ジンの指示した配置にそれぞれついた
ウォッカ「よぉしあとはキールとアラスカ待ちだな」
ベルモットがジンたちにノイズがうるさいと指摘する
私が運転しているために僕が携帯にでる

アラスカ「あと数分で着くところだって‥‥キールが…っ！」
電話の途中で背後に三台の車が張り付いているのがわかった

ジン≪着いたら教えろ…キール、アラスカ≫
≪≪了解≫≫

僕たちを囲うようにして窓から顔を出したのは
いつしか出会った外国人の男の人とジョディ先生だった

ジェイムズ「Excouse me‥…聞きたいことがあるんだが…」
※ちょっとすみません

ジョディ先生はバイクを止めるように指示しながらこちらに拳銃を向けた
キール「‥‥しっかりつかまってて…」

目の前にサッカーボールが転がってそれをとろうとして飛び出した子供がいたのをみてキールが乗りあげた車が急ブレーキをかける
車で子供を引くことが無かったが‥‥

代わりに僕とキールの身体がバイクから放り出されてしまい
僕はキールの腰から手を放してしまい背中を強く打ち付けた衝撃がはしった

「うっ！‥…っ」
意識が朦朧とする中でキールの無事を確認しようとするも
重たい瞼ゆっくりと閉じ始める

意識が飛ぶ瞬間に弟が血相を変えて駆け寄る姿が見えた。




あはは‥‥情けねぇな‥‥僕は
非常になろうとしてもなり切れず‥‥初任務には失敗してFBIに保護という形で捕獲されるとは‥…

ジン≪アラスカ‥‥忘れるなよ？へまをすれば‥‥あの世逝きだからな‥‥≫

ジンがいつしか言っていたことを思いだした。


僕は‥…もう長くはないのかもしれない‥…


二度目の人生も‥…短い人生だったな‥…


そんなことを思いながら深い闇の中へ沈んだ。