ウォッカ「兄貴！大丈夫ですかい？」
ジン「車を回せ…ずらかるぞ‥‥‥おい小僧！

さっきの返事…次会った時に聞かせてもらう…肝に銘じておけよ…てめぇがこのことを喋ればてめぇの周りの人間が消されるということを‥

常に見張りが付いているということな…」

そういって彼らはバタバタと走り去っていった
殺気と緊張感が一気に消えて‥‥力がふぅと抜けてしまいそのまま壁に寄りかかるようにして座り込んだ

？「大丈夫か？」

低い男の声が頭上が聞こえてうつむいていた顔を上げると先ほど少し離れていたビルから狙っていたユニット帽子の男が目の前に立っていた。

背中にはライフルが入っているのであろうバイオリンケースが入っていた。

「‥‥あ、‥‥貴方が助けてくれたんですか？」

？「あぁ、安心しろ俺は怪しいものじゃない。奴らを追っている狼だ…君の名前は？」

「‥‥人に名をたずねる時は自分から名乗るものではないのですか？」

と警戒心を持っているという意味を込めて睨みつけてみると困った顔で答えた

？「アァ‥そうだな…「赤井 秀一」だまたあったな…少年…」


「少年という歳ではない…僕は「工藤 優希」高校生だ」

赤井「そうか…先ほど見ていたが、あいつらと対等に渡り合えるなんてすごいな…普通なら動けないはずなんだが？」

「僕も武術を極めていたので‥それなりには対処できますよ

貴方は本当にFBIなんですか？」

赤井「何故そう思うのかな？」

「彼等がFBIの犬目がって言っていたので…FBIってアメリカの連邦捜査官ですよね？…何故FBIの人たちがここに？」

赤井「‥‥ゆっくり話してやりたいところだが、あまり話せないんだ悪いな…俺達は奴らを追っていたんだ。

情報が手に入って張っていたら君が襲われていたというわけだ。
FBIで保護したいのだが‥‥」

キィイインとスケボーの音が聞こえて誰かが近づいてくる気配もあった

恐らく新一だろう…そういえば約束時間とっくにすぎていたな
異心配してくれたのだろう…

「大丈夫ですよ‥‥頼もしい人もいるので‥‥助けてくれてありがとうございます」

赤井「‥‥また近いうちに会いに来る…それまでに決めておいてくれ連絡をくれると嬉しいな‥‥じゃあな」

といって肩にポンとおいてからそのまま闇の中に消えていった。
彼の気配が消えたのと同時にコナンが焦った表情でこちらにきた

コナン「優希！！」

「‥‥新一」

コナン「‥‥銃声が聞こえたんだが…無事か？！怪我は！？」