京都仏像事件が終わり数日が過ぎたころ

いつものように空手の修行が続く平和な日々が続いていた。
最近では事件に巻き込まれることなく合宿での厳しい時間が続いていたのだが…

最近では帝丹高校にジョディ先生という英語教師の先生が入ってきた…喋り方がまぁしょうがないがインチキ外人くさいな‥‥苦笑)
何かと僕にかまってくるがその真意が掴めないでいる‥
そういえばジョディ先生が来てからだな…
稽古が終わり家に帰るころに最近誰かにつけられているような
そんな気配を感じたり、視線を感じることが
目立ち始めたのは‥‥。

これは何かあるといけない…と思い我が弟であるコナンに話してみようかと思ったのだが‥‥

ただでさえ、組織やら周りのことやらで忙しい弟に心配をかけるわけにはいかない…
しかもコナンから今日ジョディ先生について詳しく知りたいらしく博士のうちまで来てほしいとのことで学校帰りによるとラインで伝えていまその途中なのだ。

そう思い近いうちに尾行している謎の人物を追及するとするか
そういえば‥‥「彼等」は元気であろうか？

ひょんなことから死ぬはずだった瞬間の人たちに出会い
助け出すことに成功したわけなのだが…

彼等は警察を所属している限り…死と隣り合わせなわけで
今もちゃんと生きているのかさえ不明である‥‥

ある日人気のない路地裏を歩いていると感じたことのない殺気を感じて咄嗟に身をひそめるためにすぐ近くの壁際に隠れて気配を消した

パァアアンという銃声の音と共に生臭い匂いが漂い始めた
息をひそめていると背後に気配を感じた


「‥…誰だ‥‥お前は‥‥」


低い男の声に思わずヒュッと息を止め恐る恐る振り返ると
銀髪の長髪の男が鋭い視線をこちらに向けていた。

殺気も一緒に解き放って‥…

「‥…あっ‥‥」

今までに感じたことのない殺気に声が出せない‥‥

ジン「お前‥‥何かを見たのか？」

恐らくこいつが…あの時出会った‥‥
新一を小さくさせた張本人‥…ジン

「‥…何をみたっていうんですか？僕はたまたまここを通りかかっただけですが‥‥」

ジン「‥…フン)嘘が下手だな…テメェはじゃあ何でこんな路地裏を覗き込むような姿勢をとっていたんだ？」


「‥‥それは…人を探していたら銃声のような音が聞こえて

誰かの気配を感じたから隠れて居ただけで‥‥」