「‥‥あれ、蘭ちゃんたちどこに行くんだい？」

寺に戻ってきた僕は平次たちと話している蘭ちゃんたちと合流した。

蘭「あ、優希！もうどこに行ってたのよ心配したんだからね」

「ごめんな‥‥蘭ちゃん。平次たち何かあれから進展が会ったのか？」

平次「あぁ、後でそれは説明したるさかい…

せやけどお前、別れた後で何かあったとかいうんちゃうんやろうな？」

「は？」

険しい目つきでこちらをみる平次に何かあったのだろうと悟る‥‥

おじさんたちと合流して蘭ちゃんたちはベランダで夜桜見物をすることになった。
僕と平次・コナンはおじさんたちのところに残り
それぞれの収穫の話をしていた。


「‥‥で、何かあったんだろう？二人とも

じゃなかったら…僕にあんなこときかないもんな」

と断れないような笑みで二人を見るとぎくっとギコチナイ仕草をしたことで確信が付いた

話を聞くとどうやら別れて寺に行ったときに
バイクのヘルメットをかぶった男？が平次を狙ったらしい…
相手は弓を正確に使ったらしい。

ホォー‥‥弓ね。

とか思いつつ僕はさりげなく西城さんを見つめる。

コナンが僕に何をしていたのか聞かれたので
色々調べてみたが特に収穫はないと誤魔化した。

平次とコナンが二人の思い人について語っていた。

平次「そういえば…お前には好きなやつはおらんのか？」
「へ？」

コナン「そういえば…そいう話を聞いたことが無かったな…」

どうなんだ？と首をかしげてこちらを見つめる
我が半身と友に苦笑いをして

「そいうのは…考えたこともなかったな…」

コナン「いつも一緒に稽古している女の人とは何とも思ってねぇーのかよ…」

「女の人？‥‥あぁ、ヒナちゃんのことか。

あの子は友達だし、よく遊んだりしてるけど‥‥別にこれと言って特別な感情を持ったことはないよ」


平次「…ホォー、じゃああの姉ちゃんとかどうなんや？」

とニヤケながらいう平次
「あの姉ちゃん…？もしかして蘭ちゃんのことか？

別に彼女たちは幼馴染だけど、友達としか思ったことはない」

とグダグダと恋愛話に付き合わされたがその話はおかみさんの悲鳴で打ち切りになった。