その謎が解けたのは逃走ちゅうのの岩淵を山小屋で見つけた時
父とそっくりな自分をみて怯えだしべらべらと話し始めたらしい。

あれは悪ふざけだったんだと。
無理やり酒のましてブレーキオイル抜いた車に乗せて
鬼教官がビビる顔を観たかったというふざけた理由で‥‥

そして次々と標的の人物を彼が殺したようだ。
殺人罪の事項は15年刑事の坂田でも手も足も出せなかった
だから法の代わりに鉄槌を下したと話す。

平次は腹の痛みでよろめきながら
サカタの胸倉をつかみ怒鳴る

平次「立てや！坂田ぁ！手帳についとる桜の代紋が泣いとるぞぉお！」

救急車が到着し坂田と平次が助け出された
坂田「お、大滝はん平次君は？」
大滝「たった今別の救急車で運ばれていきよった。大したやっちゃあのひぃの真ん中でお前かついで外に飛び出たんだから‥‥」

意識が朦朧とする中で坂田は「えぇ」と頷いた
現場にやってきた郷司が坂田に殴りかかろうとするが遠山がそれを止めた
遠山「今はまだ私の部下ですてぇ出さんといてくれますか？

郷司さんまた改めて伺いますそん時は20前の昔話でもしましょうや」

その頃別の救急車で運ばれた平次は
和葉「平次痛むか？しっかりしいや平次！」

声を上げる
そこにはコナンの姿があった。
蘭はその場にはいなかった。
平次「…はぁ、はぁ」

コナン「それで平次兄ちゃんの具合は？」
隊員「まだわかりません。兎に角早く弾を取り出さないと」
和葉「弾？！涙目)坂田さんに打たれたん？」

平次「撃たれたんちゃうわ。自殺しようとしたんのを止めてたまたま当たってもうたんや」

和葉「なんで、なんでそんな危ない真似すんの？」
平次「どっかの阿保がゆうたんや。

推理で犯人追い詰めて死なせたらアカンってな‥‥はぁ、はぁ‥‥」

コナン(服部)
平次「あ、アカン‥‥なんや眠とうなってきたちょっと寝かしてくれ‥‥や‥‥」

そこで平次は死んだように眠る
和葉「アカン…！寝たらあかんよ！平次！涙目)平次！？


‥…平次ーーーー！！」

頭を抱きしめて泣きじゃくる和葉
平次「やかましい！！寝かせぇゆうとんのがわからんのかドアホ！！

アたたたた」

隊員「こんだけ元気があるんやったら大丈夫やと思います」
平次「俺は昨日の晩から大阪見物のええコース考えとってあんまり寝てへんのや‥‥耳音で気色悪い声出すなボケ」

と言いながら呑気に腕を枕にしてあくびをしながら言う平次に和葉は嫌味も含めながら平次の腹の上にのる。
平次は痛みでさらに怒鳴り声をあげた。

そしていつもの痴話げんかが始まるのであった。
それをみてコナンは苦笑いした

平次「それよりあのねえぇちゃんはどないしたん？」
和葉「それがな‥‥涙目)」

平次「ん？」
涙ぐみながら話そうとする和葉に代わりコナンが少し暗い声で話す
コナン「‥‥刺されたんだよ‥‥」

平次「えっ！？誰が…まさか姉ちゃんがか？！」
和葉「ちゃう！…刺されたんは優希君や」

平次「はっ！？あいつが…刺された？」
コナン「大滝警部のところに沼淵がみつかったという情報が入ってそこに寄り道していったんだけど。僕もそれについていって見つけて逮捕したまではよかったんだけど‥‥沼淵がバランス崩したのと同時に隠し持っていた包丁を取り出して蘭姉ちゃんたちに襲い掛かってきたんだ

勿論僕が前に出て庇ったんだけど‥‥」

和葉「それを庇ったのが優希君やったんや。」
平次「なんやて？！…ほんで、あいつは」

コナン「幸いかすり傷みたいだったけど‥‥実際は深く刺さってて

出血も酷くて今は意識不明なんだ…蘭姉ちゃんが今傍についててくれてる」

と悔しそうに歯を食いしばるコナンに平次は「…そうか」とまたベットに横になる。