大阪巡りをしていた僕たちはまた事件に巻き込まれてしまった
とあるビルの屋上から死体がパトカーの上に落ちてきたのである。
僕と平次が推理していくと野次馬の中に死体を見て怯えて何故か逃走する女性を見つけた。

新一は車のナンバーを冷静に記憶していた。
もしかしたら例の事件というのにかかわりがあるのかもしれない…

そして僕たちは大阪府警の当尻署へ来ていた
そこで平次から連続殺人のことについて話を聞いていた。

三県ともナイフが財布を突き抜けて胸に刺さっていた
最初に殺されたのは長尾英敏さんで、コンビニの店長をしているらしい

二番目は西口多代 小さい居酒屋の女将でありおばさんである。

三番目がさっき落ちてきた野安和人さん タクシーの運転手

財布が関係しているためお金がらみという線が浮かんだが…
それにしては不審な点が多すぎる。
更に言うと、殺された三人は全くと言っていいほどつながりがないらしい。

だが、坂田さんが被害者の共通点がみつかったとかで映像を見せてもらった。

それは不義会議で委員をやっていた「郷司宗太郎」の六年前の汚職疑惑の時の映像だった

タクシーに乗り込む張本人とよく見るとそのタクシーの運転手は今日の被害者の運転手野安さんだった。
どうやら四年前まで郷司の運転手をしていたらしい。

郷司は警察嫌いで有名なために会うだけでも一苦労という。
平次が坂田さんとそこで行ってみるというのだ。

和葉「平次ちゃんとあのお守りもってんの？」
平次「あぁ、持ってるで心配すんなや」

「僕も行くよ…平次…」
コナン「優希兄ちゃん？！」

平次「アカン・・おまんらは和葉の家で待っとれ…」
「僕じゃ頼りないかい？‥‥少しでも役に立ちたいんだけどな…

これでも空手の心構えを持っているつもりだしいざという時は守れる。」

平次「‥‥せやけど」
坂田「彼も高校生だけど以前爆破事件の不良の犯人を捕まえたことで
大阪府警では有名ですよ‥‥少しは心強いですが無茶をしたらあきまへんで」

とくぎを刺されて僕もいくことになった。

そして僕たちは再び刑事さんの車に乗り込むと
平次の腹が妙に膨らんでいるのを坂田さんが指摘し平次はジッパーを下すと
コナンが出てきて顔を青くする
「‥‥新一‥‥また無茶する気だろう」

と小声でつぶやくと
コナン「バァーロおめぇだって…服部が言っていた夢ってのも気になるし

一人にさせられっかよ」

「‥‥少なくとも…ぼくは新一より強いけどな」

コナン「ほっとけ」

先ほど逃げた女性の身元が分かったらしい…
名前は「岡崎 澄江」さん38歳去年離婚してこの近くの西都マンションに住んでいるらしい‥‥
僕たちは取りあえずそこに向かってみる。
あの表情からするに何か知っている風だったしな

電話をかけてみると女性は慌てた声で自分を守ってほしい秘密すべて話すからこのままだと殺されると急いでくるように促す
運転している間にもマンションが通り過ぎていることに気づいた僕たちは
走って向かうことにした。

コナン「なぁ…服部 優希何なんだろうな？あれ…凶器のナイフに貫かれていた財布のことだよ金の恨みではなく財布自体に関係があるんじゃねぇ―のか？」

平次「被害者の財布メーカーは三人ともバラバラ中身も特に変わったところはなかった」

「妙難点といったら小銭入れではなく札束やカードが入れられる二つ折りの財布ということ。だね」

平次「あ、あぁ。とにかくあのおばはんに会てからや」
コナン「話を聞けば真相に一歩近づくかもしれねぇしな」
「早くしないと命を狙われているっていってたしね。急ごう」


しかし現場に到着すると彼女はおらず掃除する人の悲鳴を駆けつけると下のほうで女性の死体が見つかった
しかも同じように財布をナイフで刺して胸を貫かれている殺しだった。

留守電を聞くと変声期のような声で昔仲間に合わしたる心斎橋に来いというメッセージが残っていた。
恐らく被害者は一度その現場に向かった、その場所は最初に殺された運転手の現場に言ったらしく二件目は「みたか？次はあんたがこうなる番や」とメッセージが残っていた

恐らくそのはんにんはどこかで彼女を監視していたみたいな口ぶりだった
「何だか妙だねこの四つの連続殺人‥‥犯人に踊らされているような

嫌な予感が」

コナン「‥‥あぁ、そうだな」
平次「‥‥嫌な…予感？」

僕とコナンが顎に手を当てて考えていると平次はじっとコナンの方を見ていた。