「単純な推理ですこの近辺でK・Hのイニシャルのつくものは改方学園しかいないと…推理したんです…

あとは並び替えもあったんですがアルファベット３つということでイニシャルじゃないかと確定しました…


根拠も証拠もないですが…調べることにはこしたことがないかと
思います‥‥」

大滝「なるほど…改方学園か…平ちゃんがいる学校やな…」

「…平ちゃん？」
大滝「えぇ、西の中学生探偵をしている頭の切れる本部長の息子なんですわ」

「へぇ…僕と同い年だったんだ…僕にも頭の切れる東の中学生探偵という弟がいましてね…」

大滝「なるほど、お互いに振り回られているっちゅうわけですな」

大滝さんはそのまま携帯で部下にその学校の捜索をしろと命じた
数分ご爆弾は僕が推理した通りその学校にあったらしい…

さて‥‥あとは犯人かな‥‥

改方学園の近くで人目につかず望遠鏡を持ち学校方向を見つめている人物を割り出すだけ‥‥

僕がその場所へ行こうとすれば…
真「‥‥優希、今度はどちらに行くんです？」

「‥‥犯人と思われる人がいる場所へ行ってみようかと思う」

真「相手は武器を持っているかもしれませんし、一人ではいかせられません

私も行きます…「でも…」あなただけに無茶をさせたくありませんからね」

と否定できない状態にあったため、頷き二人でその場所へ忍び込んだ。

場所は改方学園の数キロ離れた廃墟ビルの二階
男が望遠鏡で学園のほうを見つめていた
その手には何かのスイッチみたいのを手にしていた…

恐らくこの人が犯人で間違いないようだな‥‥


音を立てず犯人の近くまで忍び寄る‥‥
犯人は男だったガラの悪い感じの‥‥

如何にもチンピラって感じの奴だった‥‥
男「‥‥クックッ…さぁ、次は多くの犠牲者が出る…臆病風に吹かれた

哀れな少年のせいでな‥‥３、２、1‥‥ドォオオーん‥‥っ？！どいうことだ！！」

爆発しない学校を見て焦りを見せる男‥‥

「爆発ならしないさ」

男「っ！？」

ようやく僕の存在に気づいた男は勢いよくこちらに振り返った。
「僕がその学校にある可能性を説明して早急に解体してもらったからな」

男「貴様…‥‥あのとき爆弾を解体してたガキ！」

「‥‥やっぱり見ていたんだな？出なければ…少年なんてかけないもんな」

男「お前…なにもんだ」

「‥‥工藤 優希…単なる空手家さ二ィ)」

口角を上げて面白おかしく微笑んだ。