博士「じゃが…君の両親の身の安全が心配じゃの…」
灰原「心配ないわ私の親も組織の一員私が生まれてすぐに事故で死んだらしいから…」

博士「其れじゃあ…君の家族は…」

灰原「滅多に会えない姉と私の二人だけだったわ

組織の命令でアメリカ留学していた私と違って姉は普通に日本で生活していたから監視付きだったけどね…そう姉は私を組織から抜けさせるために組織の仕事に手を染めるまでは…普通の学校に通い‥普通の友人を作って

普通に旅行して…まって」

コナン「えっ？」
灰原「そういえば殺される数年前に姉が両行の写真をフロッピーに二、三枚送ってきたんだけどその後DATAを入れたフロッピーが不足していたから」

もしかして混じっているかもしれないということで
姉の大学の先生に送ったという名前は「広田 正巳」コナンはその名前をどこかで聞いた覚えがあったと思ったが思い出せないでいた…

取りあえずフロッピーの回収するため
コナンたちはその先生の家を尋ねることにした。
博士のビートルで向かう途中‥コナンはずっと抱いていた疑問を灰原に尋ねた…

コナン「なぁ、お前と俺の兄さんとの関係は？」
後部座席でずっと後ろの窓を見つめている灰原はそのまま答える

灰原「‥‥前にいったでしょう？組織にいたころ二度家に訪れたって」
コナン「あぁ。」

灰原「二度目に貴方の子供服が無くなったときに気づいて幼児化の説が挙げられた時…私は貴方の兄は何か隠しているんじゃないかとそれで貴方のお兄さんがいる時間帯に忍び込んだのは夜中…

物音を立てずに私は侵入したはずなのに…彼はその部屋にいなかった。
どこへいったのかと探していたら私は組み倒されたわ…

それで彼はこう聞いたの…「何者だ？」って」

回想
志保「…えぇ、貴方工藤 新一が今どこで何をしているのか知っているんでしょう？」

「‥‥知らないさ。僕が見たのは数日前ジェットコースター事件が起きたトロピカルランドでゆくえ不明になったことくらいだ…

幼馴染の子が教えてくれたから知っているだけ…」

志保「それで…私をどうするの？」

「取りあえず今のところは見逃す…ただ、一つお願いがあるんだ」

志保「願い‥？」

「あぁ、もし本当に助けが必要なときはもう一度訪ねてくるといい。

もし弟に出会えたら…弟の手助けをしてほしいんだ…

あいつ今は一人で戦ってると思うから…助けになってほしい」

回想終了

灰原「ってね…」

コナン「‥‥」