灰原「あら？薬品名は間違っていないはずよ？

組織に命じられて「私が作った薬」なんだもの」

その女の表情はあの男と同じような顔をしていた。
コナン「組織？作った？…はは、まさか子供の君になにが」

灰原「あなたと一緒よ…細胞の自己破壊プログラムの偶発的な作用で神経組織を除いた骨格・筋肉・内臓・体毛…それらを幼児期のころまで後退化させる神秘的な毒薬をね…」

コナン「は、灰原…おまえまさか…」

灰原「灰原じゃないわ「Shelley」これが私のコードネームよ‥‥

どう？驚いた？「工藤 新一」君…」

コナン「じゃ…お前はあの黒ずくめの男たちの仲間？！」
灰原「驚いている暇なんてないわよ？鈍間な探偵さん」

コナン「なに！？」

灰原「いったでしょう？私が今住んでいるのは米花町2丁目22番地って

そうあなたの家の隣…どこだかわかるわよね？」

ま、まさか！博士の家！？
俺は急いでイヤリング型の携帯で博士の家に電話をするが
通じない。

コナン「博士！おい博士！！」

灰原「無駄よ・・何度話しかけても通話中…受話器が外れたまま彼はとることができないわ…だってもうこの世にはいないんだもの…」

と俺を嘲笑うかのように微笑む女…

コナン「てっ、テメェ！」
博士に既に手が回っていた…おれの正体がばれて居るということは

じゃあ…あいつはまだ…優希はまだ手を出されていないと
俺の淡い期待は…次の一言で崩される

灰原「そうそう、貴方もう一人お兄さんがいたわよね？

あの最強の空手家「工藤 優希」といったかしら？彼にも電話しても無駄よ？」

コナン「なにっ？！」

灰原「彼は組織が彼の才能は役に立つと組織が連れて行ったんだから

もう二度と会うことはないわね」

なっ！？嘘…だろう！？


コナン「んだと！てめぇあいつは優希は関係ねぇ！

直ぐに返せ！！」

俺は灰原の胸倉をつかんで怒鳴る
だがそいつは平然としていた。

灰原「無理よ‥もう彼は組織側（こちらがわ）なんだもの

逃げるようなら殺すそう脅されているのよ…」

くそーーーっ！！

俺の心の悲鳴は静かに響き渡る。