蘭「へぇ…お名前は？」
新一「えっと…名前は…」

蘭ちゃんに迫られると新一は本棚まで追いやられた横目にむけると
江戸川乱歩とコナンドイルの小説のタイトルに目が入り

新一「コナン！僕の名前は「江戸川コナン」だ！あはは」

ついに江戸川コナンが誕生した…だが新一よ…
他にいい名前があっただろうに…

僕は下手に言わないようにただ、ことの成り行きを見守っていた。

蘭「コナン？変な名前ね？」

と顎に手を当てながら首をかしげる。
新一が僕の足に隠れながらいう
何故僕の足に隠れる…

コナン「ぼ、僕のお父さんが「コナン・ドイル」のファンでそれで…」

戸惑いながらも必死に説明する新一に笑いそうになるが堪える。
博士は新一と僕を連れ出し蘭ちゃんからいったん離れる

博士「何がコナンじゃ、外国人じゃあるまいし…」
小声でぼそりと呟く

新一「仕方ねぇだろう…ほかに思いつかなかったんだから…」
「だが、新一よ…ほかにも何かあっただろう苦笑)」

新一「うっせぇな、ならすぐにフォローいれてくれてもよかったのによ」
と火の粉がこちらに飛んできた。

「僕が下手に行ったらそれこそ、とばっちり食らうのは僕だからね。

それは遠慮願いたいな、それに新一なら何とかするだろうと思っていたしね」

新一「…///」

ぷいっとそっぽ向くのは照れ隠しの証拠である。
本当に素直じゃないな…新一は

その後なんやかんやがあり、新一もとい、コナン君は蘭ちゃんの家で暮らすことが決定した…


ここまでは原作道理だ…
新一は正体がばれると反対していたが、博士や僕が

蘭ちゃん家は探偵事務所だ運が良ければ奴ら黒ずくめの男たちの情報が入ってくると説明すると
ころりと小学生モードにはいり蘭ちゃん家に向かって歩いて行ったのを

僕たちは見送った
いつの間にか雨がやみ晴れていた。

蘭「それじゃあ。優希、博士、新一が帰ってきたら連絡してね？」
博士「おおー」
「わかってるさ」

コナン「ばいばい、おじちゃん、お兄ちゃん」
と手を振っていった

聞いたか？諸君…あの反抗期新一が「お兄ちゃん」と呼んだぞ！！

僕は内心ものすごく感動している←


博士「あぁ、またな。しんい…いやいや、「江戸川 コナン」君」

二人きりになった僕たちはおとうと達の姿見えなくなった後も見ていた。
博士「しかし、本当に大丈夫かのぉー」

「大丈夫でしょう…新一なら」
博士「そうじゃなくて…

君のことじゃよ…優希君」

「えっ？あぁ、心配ないって」