ウェイターさんの目は頼太さんを睨んでいるようにも見えた…。

先ほどウェイターさんに声をかけていたサングラスの男が再び自分の注文を覚えているか尋ねる

ウェイター「あ、はい…バーボンをロックですよね？」

サングラス男「Ok間違ってねえよ」

と何かの合図を送る仕草をしながらサングラスの男
何故か執着的に頼太さんがウェイターさんに攻撃的になっているようだ…。

此処にいるメンバー‥何かあるな…。
何も起こらないといいけど…。

嫌な予感は最悪な形で的中することになるとは
この時は予想もしていなかった…。

不思議に思ったのはコナンも同じなのか後ろを向いて小五郎のおじさんに問いかける

コナン「ねぇ、これって小五郎おじさんの高校の同窓会も兼ねてるんだよね？」

小五郎「アァ…新婦のほうの結婚パーティーは別の日にやったらしいし」
蘭「お母さんは仕事で来られなかったけどね…」

コナン「じゃああのサングラスの男の人もおじさんの同級生？」

小五郎おじさんがコナンがいう先ほどウェイターさんに注文した男の方へと視線を向ける

記憶にないらしい


そのころ
ネイルサロンから帰ってきた初音さんは車から降りた直後電話が来てそれに出ると驚きの声を上げていた。

それと同時刻ウェイターさんに頼太さんがいきなり殴りかかりウェイターさんの持っていたグラスが割れてしまい頼太さんがケガをしてしまった

ウェイター「いたたた…」

他のウェイターさんの女性が新人に慌てた様子で声をかけた。

女性ウェイター「ちょっと何やってんの！？」
ウェイター「い、いきなりこのお客様が殴りかかってこられて…汗）

大丈夫ですか？」

とけがの手当てをしようと手に触れようとしたが頼太さんが興奮した様子でケンカを吹っかけるかのように手を振り払う

頼太「触んな！くそ野郎！」

近くにいた友人の男性が心配して頼太さんに声をかける彼は相当酒に酔っているようで顔が真っ赤だ。

男性友人「おい伴場！血が出てるぞ！」
女性友人「やっぱり伴場君飲みすぎよ」

頼太「この暗い平気平気…」
男性友人「おい手当しないと…」
女性友人「伴場君聞いてる？！」

頼太「俺が今話があんのは初音だけだよ…」

と言いながらスマホを捜査して初音さんに電話をかけた。
その時に一瞬だったけどズキンと頭が痛んだ

流星「…っ！‥‥っ」

何か頭の中で流れる映像…。
見覚えのある駐車場で爆破する一台の車の映像
ズキン…っズキン…

頭がどんどん強く痛み出した…。

何だ…この痛みは…
今までこんなこと起きたことなかったのに…



頼太「おう初音か？今どこだ？」

頼太「…ん？さよなら・・・？何言ってんだ、初音…？初音！！」

その直後ドォオオんという大きな爆発がした瞬間僕たちが座っている席の窓ガラスから爆発して燃える一大の車が見えた‥

頼太「ま、まさか…あの車…初音の…！」
蘭「そ、そんな！」
小五郎「蘭！消防車と警察に連絡だ！

アブねぇから誰も店から出すなよ！？」

蘭「うん！」

その時に見えたのは燃え上がる炎の中で二人の幼い男女の姿があった

流星「…っ！？…ぅっ」

ーあなたは逃げるのよ！！
ーどうか…子供たちを…助けて…

大人の女性が幼い二人の子供に必死で問いかけていた

流星「ぅ…ぁ！！」

ー愛しているわ…

ーお母さん！！

何故こんな火事現場の記憶が流れるのかわからない
止まらない謎の減少に頭が激しく痛くなり
頭をかける

蘭「どうしたの！？流星君！流星君！！」

警察を呼び終わったのか蘭さんが僕の様子に気づいたのか慌てた様子でぼくに声をかける…

だが…何を言っているのか‥聞こえない…

僕はそこで意識が途切れた…。