初音「大丈夫それより、ズボンを拭くおしぼりとか持ってきてくれる？」

ウェイター「は、はい！只今！」

慌ててタオルを取りに走り去っていった
頼太「おい…あのウェイターがイケメンだからって色目使ってんじゃねぇーよ」

と小声で初音さんに声をかける
初音「あら嫉妬しているの？」
小五郎「変わってねぇ―な…
手が早ぇーくせに焼き餅妬きなところは」

頼太「毛利だって英梨ちゃんに言い寄る男に眼飛ばしてたじゃねぇーか…！」
蘭「そうだったんですか？！」

と意外な言動に嬉しそうに尋ねる
初音「殿方たちの独占欲には付き合ってられないわ」

と言いながら立ち上がる。
頼太「ん？どこにいくんだよ」
初音「ネイルサロンよ…ブライダル用のネイルチップをデコしてもらに」

頼太「んなの、やんなくていいってかなり雨ひでぇしよ…」

テーブルに肘をついて外の様子を眺めならいう頼太さん

初音「駄目よ…予約してるしてるし
それにサロンのスタッフは皆女性だからご心配なく♡」

頼太「前にも言ったけど浮気なんかしたらただじゃおかねぇぞ」

初音「それはこっちの台詞よ旦那様♡」

ウィンクしながら頼太さんとキスをする…。
蘭さんやコナンにはまだ早いようで顔を赤くする

初音「じゃあ、2時間くらいで戻るから指先にご注目♪」

小五郎「つけるのは式の直前にすりゃあいいのに…
どうせ寝る前に外すんだから…」

蘭「あら？普通ネイルチップって24時間つけっぱなしらしいよ？」
小五郎「え？風呂に入るときもかよ！」

コナンは興味なさそうにオレンジジュースを飲んだ

コナン（大変だねぇ…女の人って…）

双子だから考えていることがわかる
弟よ…乙女心がわかってないようだね…と苦笑いする。


その数分後お酒を飲んでいたためか凄く酔っていて他の友人女性に絡んでいた。

頼太「いいじゃねぇーか、独身最後のよるなんだからさぁ～もっと優しくしてくれよぉ～♡」

女性友人「もう伴場君奥さんに怒られちゃうわよ？」

その様子を見ていた小五郎のおじさんが…呆れた目で
見ていた。

小五郎「ったく…あんな美人の嫁さん貰うってのーに」
蘭「ほんと…誰かさんにそっくり…」

と蘭が呆れた目で小五郎のおじさんを見る…。
絡んでいる頼太さんに肩を掴んで声をかけたのは先ほどのウェイターさんだった。

ウェイター「あのお客様…」
頼太「あん？またお前かよ…」

とケンカ腰に睨んだ。

ウェイター「先ほどからお電話が…」
確かにポケットに入ってる携帯が鳴っていた

頼太「お、…初音からメールだ」

mailの内容を読んだ写真つきらしい

頼太「電話に出ないから社目でお披露目
30分後にご覧あれ…」

近くにいた友人女性がそれをみて冷やかす
女性「何ようもう！ラブラブじゃない！」
頼太「ま、まぁな」

と照れくさそうにいう
女性友人2「ごちそう様♡」

もう一つの携帯なのかズボンのポケットから振動がやってきたらしくそれに気づいた頼太さんがトイレにいくと声をかける。

コナンも二つ目の携帯をみていた
それも表情が怖い顔だった。

コナン（おい…兄貴…）
流星（うん…怖い顔で誰かと話してるね…）
コナン（あれ？トイレに入る前にすぐに切っちまったってことは…）

流星（電話の相手はトイレの中…かな？）

心が通じ合っているために会話をする僕たち。
同じトイレから別のサングラスをかけた男が出てきた。

そして席に着くと近くにいた金髪のウェイターに声をかけた

二人((まさかあの男が電話の相手))
男「あ、ウェイター…バーボンロックで」
ウェイター「かしこまりました…」

返事をするとその場を離れようとしたウェイターさんに頼太さんがぶつかったためによろめいた。

ウェイター「わっ！」
頼太「気ぃ付けろ！バカ野郎！！」

何故かウェイターさんに絡む頼太さん。
ウェイター「す、すみません」
それをみていた女性たちが心配そうに声をかける

女性「ちょっと伴場君の飲みすぎよ」
頼太「大丈夫大丈夫…」

その様子をじっと見ていたウェイターさんに先ほどの男が声をかける。