沖矢さんの提案により（半ば無理やり）僕は二人で工藤邸に暮らすことになった。

僕の部屋は優希の部屋だが…
それを使うと僕がアラスカであることが彼にばれてしまうので…

使用せず客間の二つを僕と沖矢さんの部屋にした。

まぁ彼が組織のことを知っているとは考えにくいが…。
念には念を入れて…子供のふりをしていた。

博士の家を出る時に哀ちゃんがめっちゃ心配していたが僕とコナンが大丈夫だということを伝えて荷物を取って工藤邸に住むことにしたのである。


沖矢「へぇーこれは立派な洋館だね」
流星「…まぁね」

沖矢「君は来たことがあるのかい？」

流星「え？あ、アァ…うん。

この家の双子の兄弟とは親戚だからよく遊びに行ったことがあるから家の中は知っているよ

僕もコナンも双子だからね～気が合った時によく泊まりに来てたし」

沖矢「ホォー…それじゃあ…洋館の中を案内してくれるかな？」

流星「うん」

僕はスリッパをはいて洋館の中を案内した。
二階はザッと四つの部屋がある二つの部屋は僕たち兄弟の部屋残りは客間として用意したようだ。

正解だったよ父さん、母さん…。
何て心中で想いながら案内した。

流星「これで最後だよ…

あ、そうそう弟がこの二つの客間を使ってくれって…兄ちゃんたちの部屋には鍵がかかってるけど入らないようにだって…」

沖矢「えぇ…わかりました

其れじゃあ…リビングでお茶にしましょうか？」


流星「あ、うん」

リビングでコーヒーを入れた沖矢さんは僕にオレンジジュースを出してくれた。

流星「ありがとう」
沖矢「どういたしまして、こちらこそありがとう案内してくれて助かりましたよ…ニコッ）」

沖矢「デパートへ明日行きませんか？…必要なものを買いそろえておきましょう

君の服とか…学校の道具とかも含めて」

流星「え？…あ、…ぼくのは今あるのだけで十分だよ？」

沖矢「遠慮せずに…学校物は使うと亡くなるものばかりですからね…

私服も少ないようですし多くても困らないものですからね…」

それとも何か都合がありましたか？と尋ねる沖矢に…ないけどと答えるとまたニコッと微笑んでそれじゃあ明日行きましょうか

僕も車持ってるのでと答える沖矢さんに苦笑いしながら頷いた。