光彦「それじゃあこれからみんなで開人君のお見舞いに行きますか！」

歩美「さんせー！」
元太「その病院結構遠いから博士に来るまで連れてってもらおうぜー！」

沖矢「博士？君たちの知りあいに博士がいるのかい？」

歩美「うんいるよ！」
元太「いつもくだらねぇーGameバッカ作ってるけどよ…」

光彦「一応工学部の博士号を取ったと言ってました」

沖矢「それは奇遇だなぁ…僕も工学部の博士号を取ろうと大学院に通っている身でね…

家はこの近くなのかい？」
光彦「はい、すぐそこです！」

沖矢「その博士に会ってみたいんだけど…」
歩美「イイよ！案内してあげる…」

そんな話がされている間に警戒心が強い哀ちゃんは僕の背後に引っ付き警戒しながら僕の服を掴んでいた。

流星「あ、哀ちゃん…？」
灰原「…あの男…気を付けた方がいいわ」

流星「…え？…でも彼からは何も感じないけど…」

灰原「私は先ほど感じたの…あのプレッシャーを…お願い」

流星「あ、…あぁ」

沖矢「それはありがたい」

というわけで…いつの間にか沖矢さんを僕と哀ちゃんも住んでいる博士宅に行くことになった。


博士「ホォー…工学部の博士号を…

ゆくゆくはわしの商売敵になるわけじゃな」

沖矢「いえいえ…好きでやり続けているだけですので…

しかし広いお住まいですね‥‥」

博士「ワシとこの子とそこの流星君の3人だけじゃ広すぎるかのぉー」

沖矢「…それじゃあ…十人がもう一人増えても問題はなさそうですね…」

博士「え？」
流星・灰原（！？）

沖矢「実は住んでいたアパートが燃えてしまいまして…
よろしければ新しい住居がきまるまでここにいさせてもらえないでしょうか？

勿論暇なときは博士の研究の助手でも何でもやりますよ？」

という突然の申し出に博士が押されている。

博士「あ、アァ…構わんよ…その子たちが良ければじゃが…」

と僕たちの方を振り向く博士に灰原は凄い顔で首を横にふり否定する。

コナンがそれの助け舟をだす

コナン「じゃあ新一兄ちゃんの家使う？」

灰原（えっ？！）

流星（僕たちの家を？！）

沖矢「新一兄ちゃん？」
コナン「うん急にいなくなっちゃったお兄ちゃんだよ…もう一人双子の兄の優希ちゃんも今はいなくなっちゃってるの…

ほら隣のあの家…僕鍵預かってるからさ」

歩美「ちょっとー」
元太「何やってんだよー」
光彦「早くお見舞いに行きましょう？」

コナン「おう！」

沖矢「立派な洋館だけど…本当にいいのかい？」


灰原「ボソッ）ちょっと…
何考えているの？貴方は組織に殺されたことになっている工藤新一なのよ？

それに貴方のお兄さん工藤　優希だってその一人…。もしも家に来る電話や手紙で貴方たちが生きていることがあの人の口からばれたら」

コナン「大丈夫だよホームズファンに悪い人はいないから！」

哀ちゃんは目を・にさせて呆れていた

灰原「ちょっと優希さんからも何か言ってよ」

流星「うーん‥‥しばらくは様子を見てからでも遅くはないんじゃないか？

別にみられて困るものは特にないし…」

灰原「はぁ～」

沖矢「本当にいいのかい？その新一兄ちゃんと優希兄ちゃんに断らなくて…」

コナン「うん後でメールしておくから」

沖矢「ありがとう助かるよ…」
コナン「その代わり留守はしっかり守ってよね」

沖矢「アァ…勿論‥‥

処で流星君もこの家に住んでいると聞きますが…」

博士「あ、あぁそうじゃよ…」

沖矢「コナン君と同じではないんですね？」

流星「僕がアメリカから両親の都合で一緒にいってたんだ…。

だけどやっぱり日本が恋しくなって
弟にも会いたかったしそれで知りあいの博士にお世話になるようにっていう条件つきで
日本で暮らしてるんだよ…」

沖矢「なるほど…そいうことですか…

でしたら君もあのお屋敷に住まないかい？」

意外な申し出に驚きを隠せない僕。
ぼくだけではなく哀ちゃんも驚いている。