細井「な、なんだと！？」
沖矢「それはぜひ聞かせてほしいね…」
真壁「誰なんだよ…黄色い人って‥‥」

弓長「お、おい坊主ども」

コナン「勿論僕は黄色い人がすぐにわかったわけじゃないよ？流星兄ちゃんは違うみたいだけどね…」

流星「アァ‥‥開人君の日記には赤い人や白い人も出てきたしな…」

コナン「赤い人や白い人が誰なのかわかってやっと黄色い人が誰なのかわかったんだ」

細井「赤い人や白い人もいるのかよ！」
コナン「うん「今日は朝から嫌な天気僕は早く学校に行かなくちゃいけないけど赤い人は寝坊できるね」これって赤い人は毎朝何かをやっていてこの日は雨が降ってるからその何かをする必要がなくなったってことだよね？

それって何かわかるか？」

と探偵団の子供たちにふる。
光彦「普通は洗濯物を干すぐらいですが…
男の一人暮らしで毎日は‥‥」

灰原「花の水まき…」
歩美「そっか‼小林先生言ってたねお花の水は朝と夕方にやりましょうって」

流星「だから毎日アパートの植物にみずをあげていたっていう沖矢さんが赤い人ってわけだよ」

弓長「だがよ…坊主どもなんであの兄ちゃんが赤い人なんだ？」

流星「開人君の部屋に大量のミニカーがあったでしょう？

開人君は車が大好きなんだ…」

コナン「車で赤っていえばなんだと思う？」
子供たち「「「消防車だ！！」」」


弓長「なるほど開人君はこのあんちゃんがホースで水巻いている様子を見てあの人は消防車赤い人ってあだ名をつけたのか…」

コナン「うん」
光彦「だとしたら…白い人も車の色ってことですよね？」

元太「けど白い車何かいっぱいあるぞ？」
歩美「歩美のお家の車も白だし…」

コナン「あるだろう？いつもきまって白い車が…」

灰原「救急車日本じゃ白いわね…あの車」

コナン「アァ…道路運送車両法で車体の色は城って決められているからな」

光彦「でも誰なんですか？救急車って…」
コナン「救急車は何をしてくれる？」

歩美「車の中で手当てをしてくれるよ？」

光彦「！…そうか絆創膏ですさっき僕が肘を擦りむいたとき絆創膏をくれたあの細井さんって人が白い人ですね！

よく怪我をするから絆創膏はいつも持っているとも言っていましたし！」

弓長「そういやぁ日記も書いてあったな
学校から帰ったら玄関で転んで白い人が出かけるところでよかったと…」

細井「アァ…膝から血が出てたからよ…持ってた絆創膏を坊主にやったんだ…

その前にもあの坊主には何度か絆創膏をやってたんだが…
まさかこの色黒の俺に白い人なんてあだ名をつけていたとはなぁ‥‥」

残るは黄色い人

黄色の車と言えば…


弓長「車両系の建設機械ありゃあ事故を防ぐために確認しやすい明るい黄色で塗装されている場合が多いな」

歩美「建設機械？」
弓長「ブルドーザーとかショベルカーとかな」

流星「そうつまり指の爪に土が入ってたという真壁さんあなたがこのアパートを放火した犯人
黄色い人ってわけになりますね」

真壁「…！…な、何言ってんだよ

いっただろうこの爪の泥はサバイバルゲームで山の中を駆けずり回ったからで…汗）」

コナン「確か派手にやられてペイント弾の色が落ちなくて服が駄目になったって言ってたよね？」

真壁「あ、あぁ・・・」

流星「日本でやっているサバイバルゲームで使われているのはBB弾で発射するエアソフトガン…ペイント弾を使うのはペイントボールっていう別のゲームだよ…。

ルールは殆どサバイバルゲームと同じ見たいですけどね‥‥」

弓長「ホォー…」

真壁「あ、子供にもわかりやすいようにサバイバルゲームって言っただけさ！

本当はそのペイントボールをやってたんだ！」

真壁さんの表情がどんどん変わっていく。
それを追い詰めるように僕とコナンが追い打ちをかける。

コナン「でもペイント弾って水溶性のインクでできていて、服についても洗い落とせば綺麗に落ちるってTVでやってたよ…」

流星「それにネイビーの名前が付く色は海軍の制服でよく使われているネイビーブルーっていう藍色だけ…

迷彩服によく使われているのはオリーブドラブっていう緑だったと思いますけど？」