無事に事件は解決した

容疑者は被害者の元恋人で初めてデートした場所で初めてもらったネックレスで殺したかったそうだ

警察ののちの調べで犯行に使われていたフックとネックレスがみつかった
それに残る赤い血はまるで大粒の涙のようだった…

悲しい事件は幕を閉じ気が付けばもう日が落ちてあたりは暗くなっていた
蘭は事件現場に慣れていないせいか泣きじゃくっていた

新一「おい、もう泣くなよ‥」

励ましの言葉をいれたつもりだったが泣き止みそうにもない。
蘭「あんたはよく平気でいられるわね」

新一「俺はほら、見慣れてるかバラバラのやつとか」

蘭「サイテー」
また泣き始めてしまったここに優希がいたら泣かせるなとか言って
説教するだろうな‥

新一「あぁ、早く忘れた方がいいぜ？ほら…よくあることだからさ苦笑)」
蘭「ないわよ‥！そんなこと」

俺はちらりと人気のないほうをみると、あの時コースターにいた
黒ずくめの男の一人がきょろきょろとあたりを見話した後人気のない方へ
走って行ってしまった…

あいつ…あんときの怪しい男…
何かあるのか？

蘭が事件のことまだ言ってるが、それを中断させた
新一「悪りぃ蘭ちょっと先に帰っておいてくれ！」
蘭「えっ！？」

俺はガタイのいい男が入っていた場所をめがけて走り出し蘭の方に振り返り
手を振りながら帰るようにまた促す
新一「すぐおいつくからよ！」

蘭side
あっ！待って…と追いかけようとしたが靴の紐がほどけてしまって
追いかけられなかった

どんどん離れていく新一をみて

この時私は何故かもう二度と新一に会えないようなそんな予感がしていた。

蘭side END

新一side

俺は奴を追いかけると見失ったのかと思ったのだが

？「待たせたな…「社長さんよ」」

男の声が聞こえて思わず近くの壁に隠れて身をひそめそっと現場を見る。
するとサングラスをかけたあのガタイのいい黒ずくめともう一人スーツを着た怪しいおっさんがいた。

男「や…約束道理一人で来た！」

と焦っている様子だった

？「知ってるさ…ちゃんと「コースター」の上から確かめさせてもらったからな‥」

そういっていただから、コースターに乗っていたのか・・・

男「は、早く「フィルム」を！」

？「まぁ焦るなよ…「金」が先だ」

男は持っていた銀ケースをあけて中身を見せた
一億ぐらいは入っている札束がずらりと並べられていた

すげぇ、一億はあるぞ


？「確かに…ほらよお前んとこの会社の拳銃密輸の証拠のフィルム」