コナンside

俺は無事にホテルの殺人事件を解決しキャメルさんたちと別れた
事件は解決したのに俺は…何だか嫌な予感がしていた。

今日は12月13日金曜日なんだか…不吉なことが立て続けに起こるようなそんな予感がしたために俺たちは大人しく家に帰ることにした

そして蘭の家でいつもどうりごはんを食べ終えて寛いでいると
ぱりぃいんと何かが割れた音がした

蘭の部屋からだった
俺が駆けつけると慌ててガラスを拾っている蘭がいた

コナン「大丈夫？蘭姉ちゃん」

蘭「うん、ごめんね？驚かせて…急に写真楯が倒れたの

っあぁあああー！もう最悪！！」
ガラスの破片を拾い写真楯を手に取った途端に悲鳴を上げる蘭
コナン「えっ！どうしたの！？」

蘭「うん…この間空手の都大会で撮った優希の写真

優希の顔の部分に切れ目がはいっちゃって‥‥気に入ってたのにな」
と残念そうに呟く蘭‥‥

今は組織にいるから連絡の取りようがねぇが…
蘭が何かを壊すなんて珍しい…

写真楯が倒れて兄貴の顔にひびがはいるのと何か関係があるのか？

俺はこの日モヤモヤが取れずに
眠れない夜を過ごしていた。

そんな日の深夜天気では雨が降ると言っていたために外は既に雨が降っていた。

土砂降りの雨でさらに気温が低くなる
一人の少年が一目散に走っていた

「はぁ…はぁ‥…っ早くその場から逃げろ…

少しでも遠くへ！！」

ズキズキと痛む腕の痛みに耐えながら冷える外をただがむしゃらに走っては時々後ろを振り返る
誰かが追ってきていないか‥‥


どこにむかっているのかわからない‥‥

グラリと体力の限界が来たのか傾いて倒れこんだ

バしゃんと水たまりに倒れこんでしまった少年の意識は朦朧としていた。



(俺はここで‥‥死ぬのか？‥…寒い‥‥誰か…助けて)

心の中で助けの声を上げて意識を手放した

最後にみたのは誰かが門を開ける音だけだった


「‥‥おや、こんな時間に子供が‥‥」

男は少年を抱え込み再び自分の今いる家へと入っていた。