ラム≪君は…実に惜しい人材だよ‥‥その「能力」に関しては我々も喉から手が出るくらい欲しいものだ≫

「‥‥何を言って…能力なんのこと？」

ラム≪隠し通せると思ったのかね？‥‥「瞬間記憶能力」「分析能力」‥‥」

「っ？！」

ラム≪どれも素晴らしい力だ…どうだすべてを捨てて私の左腕になる気はないか？≫

「‥‥貴方の…左腕に？」

ということは右腕は既にいるといこと？

ラム≪そうだ…君を殺さない代わりに…私の左腕になりなさい≫

「‥‥‥」

ラム≪返事は明朝に聞くとしよう…少しだけ考える時間を特別に与える…いい返事を期待しているよ‥‥≫


そういってラムの音声は聞こえなくなった‥…。


どうしよう‥‥新一‥‥

全てを捨てるということは工藤優希は死んだことにしなくてはいけないことになる‥…

本当に組織の人間としてアラスカとして

生きなくてはいけなくなる‥…。




新一なら情報を掴むためっといって頷くだろうな‥…。

なら‥…僕のすべきことは‥‥？





全ての人間を護るために‥‥‥


この手を汚してでも守るために


全てを捨てて‥‥命のある限り組織に尽くせば


少しは異端者としても‥‥役に立つのか？




答えてくれ‥…誰か‥‥‥


僕はそのまま意識を手放した‥‥‥






運命を左右する返事を出すのは‥‥明朝


すでにCountdownは迫っていた‥…。


コナンside

二人が組織に連れ戻されてから早くも数日が経った
俺達は探偵団たちと共にとあるホテルの食べ放題にやってきていた

しかし、そのホテル内で高木刑事たちを見つけて声をかけると
どうやら殺人事件が発生したらしい

被害者は俺達がいるホテルの社長さんで発見したのはそこの秘書さんで事務所に戻ったら血まみれで椅子に座っていたそうだ。

上半身を数か所撃たれているようだ。
秘書の話だと今日はタレントの卵と会う約束していたらしい

容疑者はそのタレントん卵だが社長が街で見かけてスカウトした人で秘書はまだあったことがないために顔も名前もわからないらしい

殺される時間が何故わかったのか聞いてみると
その秘書は二回下の倉庫として扱っている部屋で整理していたそうだが今から五分ぐらい前に社長に調べものを頼まれて一分後にその結果を報告しようと電話したらでなかったらしい。

俺はホテル内に容疑者がいるかもしれないと伝えた
容疑者は日本語が話せてタレントが出来そうな外国人だと教えた