ジョディは殴って気絶させたのも計画のうちなのか！と怒りをあらわにしながら問い詰めると赤井は冷静にあぁと頷いて説明した

赤井「この策戦に支障をきたす人間は全て、黙らせろと指示を出した…それに今回は運よく奴らの爆弾を使って水無怜奈と工藤優希を運んだ車を爆発させて運転手があたかも死んだかのように偽装できたが…あれは車をドリフトさせて

ガードレールの切れ目に運て席のドアが来る絶好の位置に車を止めて爆発のタイミングに合わせて脱出しなければ意味がない…

ドライブテクもないお前にそんな役をやらせるわけにはいかんだろう？」

ジョディ「‥‥怒)」

ジョディは図星を付かれて押し黙るがまだ何か不服を感じているようだ…
ジェイムズ「しかし二人は彼等に繋がる唯一の糸その二人をなんでむざむざ彼らに…？」

赤井「昨夜彼女たちと契約したんです…ただの糸ではなくFBIの釣り糸になってくれと…このボウヤの策略に乗せられてね…」

ジョディ「でも…本当によかったの？コナン君…

優希君って確か…あなたの親戚のお兄さんだったんじゃないの？！そんな彼をわざわざ危険な組織に戻すなんて…」

コナン「大丈夫だよ…ジョディ先生確かに心配だけど、

兄さんは僕よりかなり頭が切れるし新一兄ちゃんよりも上な人だから…冷静な判断は取れると思う…。

それに…ちゃんと話をしたからね…あの時‥‥」

ー回想ー
コナンは優希に話しかけた
コナン「…なぁ、兄貴‥‥」
「‥‥ん？」

コナン「相談があんだけど…いいか？」

僕たちは部屋を出て優希がいた病室に戻った。
「なんだ？新一…」

コナン「‥‥その…兄貴にこんなことを言うのも気が引けるんだけどさ…お願いがあるんだ‥‥」

「‥‥フッ)新一お前の考えは兄さんには全てお見通しだぞ？」

コナン「えっ？！」

「どうせ、キールと僕を組織に連れ戻させてFBIの人たちに情報を流せ…とでもいいたいんだろう？」

コナンは目を見開いて…気まずそうにあぁと頷く…

「お前は普段から組織のことになると無茶ばっかりするんだから

俺は何もできない自分の無力さにいらだっていたんだ‥‥

血のつながっている弟が俺に頼ってくれない…
もしかしたら寂しかったのかもしれないな‥…

だからお前の力になれるんだったら…僕は喜んでその願いを受け入れるよ…」

コナン「‥‥兄貴‥‥」

「それにな‥‥組織に戻ったら…お前の身体を小さくした例の薬のこと何かわかるかもしれないからな何か情報を探ってくるよ…」

コナン「っ！！でも、お前…下手な行動すれば…奴らに！？」

「大丈夫さ…僕の初めの仕事は情報取集だったし

僕が情報を探ってても不思議じゃないさ…それに奴らに怪しまれるようなへまはしない…安心しろ…

必ず組織を潰すデータを見つけて見せる！
そしたらお前たちにちゃんと報告するからさ…」

と安心させるようにウィンクしコナンの頭を撫でた。
まだ何かいいたけな顔をしていたが「無理をするなよ」と零し
優希は目を見開くがすぐに戻して大きくうなずいた…

ー回想終了ー

コナン「って話をしてたかラ‥‥僕は兄さんを信じるよ…」

ジョディ「‥‥コナン君…」

そして策戦の前方を明らかにした
赤井さんが契約したのは
水無怜奈の場合は弟である本堂瑛佑に証人保護プログラムを受けさせて身の安全を保護することだった。

そしてコナンの実の兄貴である優希は何も条件を出していなかった。ただ一つ彼の周りの人間を守ってほしいという願いだけだった

特に灰原哀をと赤井に願い出たのだ…
それに赤井は「初めからそのつもりだ」と答えたので安心した笑みを浮かべていたのを赤井は新鮮に思い出していた。

キールはポルシェに乗り気を失った優希を支えながら病院には手を出さないでほしいと願い出た
ジンたちが勿論理由を聞いた

キールは「ただけがの治療をしてくれた人たちがいるから気が引けるだけ」と答えた。

本当にFBIに手を貸していたら奪還しに来るとわかった時点で何らかの対策をしていたはずだからと付け足すとジンはキールの立てて手を出さないでおこうと言った。

ジンは赤井の策戦が気に食わないと話す

ジン「あの赤井がこうもやすやすと二人を奪い返させる策を立てていたとは思えぇねㇱな…まだ何か裏があるんじゃねぇかとな」

ウォッカは赤井をやり損ねたことを残念がった
そしてキールは隣を走るベルモットと目が合った。
ただ二人は何も言わずにお互いを見ていただけだった…。