ウォッカ「アラスカは？」

キール「ごめんなさいね…アラスカは運転手を気絶させるので精一杯でそっちまで気配りが出来なくて…

急ブレーキした衝撃で気を失ってしまったの‥‥」
ジン「‥‥ウォッカ…アラスカを連れ出せ…」

ウォッカ「へい‥‥」

車に近づき後部座席からアラスカを引き出し抱え込み
ジンはキャンティに撃つよう命じる

キャンティはライフルを構えキャメルに標準を合わせる

キャンティ「恨むんなら…こんな間抜けな作戦を立てた…FBIの連中を‥‥」

かっ！！

引き金を引こうとした瞬間に車が勢いよく爆発した‥‥。

ドォオオん

ウォッカ「ば、爆発？！」

キャンティ「まさかあの運転手（バカ）信管抜かずにぽけっちにしまっていたんじゃ…？！」

キール「もしかしたらさっき車がぶつかったはずみに偶然信管がはまったのかも…」

彼等が動揺するなかでジンは冷静に何かを考えていた‥‥

爆発している車を見て野次馬が次々と集まっていく‥‥。

ジンがやっと口を開く

ジン「キールは俺の車に…ウォッカ…アラスカをハコベ…」

ウォッカ「了解…」

気を失っているアラスカとキールはジンのポルシェに運ばれた
そして…
ピッポパっ
Prrrrr
「‥‥せ、成功しました‥‥」

赤井≪ご苦労‥‥よくやった‥‥≫

それだけいうと赤井は通話を切った
そして隣にいたコナンに成功だという笑みを浮かべるとコナンも笑みを浮かべる…

赤井「しかし‥‥本当に良かったのか？」
コナン「へ？」

赤井「アラスカ…工藤優希は君のお兄さんなんだろう？」
コナン「‥‥うん、兄さんを危険なところには送りたくないけど…

こうするしかほかに手は考えつかなかったから…
でも兄さんは僕より頭がきれるし必ず生き延びると思うよ」

赤井「‥‥そうか」

そして病院に戻り他のFBIたちに報告した‥‥。
するとジョディが一番先に声を上げる。

ジョディ「えぇええー！？！水無怜奈と工藤優希をわざと組織にわたした？！！」

赤井「ああ、だからキャメルにドライブテクをアピールするように言ったんだよ…

この病院から水無怜奈と工藤優希を連れて脱出するう際の運転手として選ばれるようにな‥‥


そしてその車を奴らに判別させ、彼女らを奪還させてやったんだよ‥‥そう、奴らがFBIの策を読んでまんまと出し抜いたと錯覚するように‥‥このボウヤとじっくり策戦を練ってな…」