部屋のテレビをつけるとキールがテレビに映っていた
怪我も治ってすっかり元気だという知らせを流していた

これは罠だと気づいた
直ぐに外にいる警備員につたえた

「あの！すぐに集まらないように伝えてください」

FBI「えっ！？」

「これは罠なんです！」

と説得しようとするも…時すでに遅く
ダっダっダっと走る音が聞こえた彼等が奴らの策戦に踊らされていることと知らずに迂闊な行動していた

ジョディさんたちまでもが駆けつけた

ジョディ「なんだ…いるじゃないじゃあ、なんだったの！？今のテレビは‥‥」

「踊らされていたんですよ‥‥」

赤井「少年の言うとうりだ‥‥奴らの掌で‥‥思い道理にな」
それにコナンこと弟も説明するそれは合成によってつくられた偽物の映像だと。

コナン「厄介なおまけ付きが一緒に見舞い品についていたんだよ‥‥」

そのころGinの車の中では小型のノートパソコンで病院内の発信機を見ていた。
ウォッカ「くくく‥‥まるでゴミに群がるハエのようだ‥‥

どんどん集まってきますぜ‥‥第4病棟の307号室ってところですかね‥‥」

ジン「あぁ」

ウォッカ「病室がわかっちまえばこっちのもんですぜ…兄貴

でももう一人のアラスカの場所は判明できませんが」

ジン「‥‥フン恐らく監視しやすいように隣の病室にでも監 禁されているだろうよ‥‥

それにキールとアラスカの檻の場所なんざ最初から眼中にはねぇよ」

ウォッカ「え？」

ジン「要はその場所を我々に知られたと悟らせFBIの脳天に恐怖の楔を打ち込むことだ‥‥

後は急いたハエどもがどう飛ぶかだがな‥‥ニヤリ)」
FBIたちが発信機とこれからどうするかを話し合っている時
コナンは博士のビートルで二人を運ばないか持ち掛ける
そして博士に電話しようと携帯を取り出すも赤井さんに取られてしまいその提案は拒否された

赤井「いくらボウヤでもそいつは出来ない相談だ‥‥

これは我々FBIの仕事これ以上一般人を巻き込むわけにはいかん‥‥」

コナン「あ、でも」
赤井「後は我々に任せるんだ…大丈夫‥‥君のお兄さんも必ず我々が守って見せるから‥‥」

そういってコナンに携帯を返しながら優希を見つめた
その行動には必ず意図があるに違いないと思った。


コナンは優希に話しかけた
コナン「…なぁ、兄貴‥‥」
「‥‥ん？」

コナン「相談があんだけど…いいか？」

僕とキールを運ぶ運転手はキャメル捜査官に決まった。
僕は後部座席に座らせキールは助手席に座った‥‥。