やぁ…僕の名前は先ほど説明したとうり雪奈だよ
現在信玄様の命により任務を遂行中

何でも上杉から何やら動きがあるとのことで、僕が駆り出されたわけである。

上杉の領地へ侵入した僕は動きを見ているとどうやら戦支度をしているようである。
あの速さではまた武田軍との戦は避けられないだろう。
そう感じた僕は急いで撤退して信玄様に報告した。

「信玄様…ただ今戻りました」

信玄「おぉー相変わらず早いな…それで？どうだった？」

「やはり上杉軍はこちらの動きに警戒しているようです」

信玄「そうか、…俺たちもそろそろあいつとの決着をしたいとおもってたしな数日後上杉領へ向かうぞ」

と面白おかしく口角を上げた。
信玄「雪奈疲れているところ悪いが…頼めるか？」

「はい、何なりと」

信玄「相手がその気なら俺たちはそれに答える…そうだろう？」
「はい！では、信春様たちにも伝えてきます」

信玄「あぁ！頼んだ‥‥」

そして僕はまた瞬神の術を使った‥‥。

一人取り残された「信玄」と呼ばれた男は「ふぅ」と息を吐いた
彼の名前は「武田 信玄」武田軍の総大将である。
仲間からの信望が厚い。