変換なしの場合雪奈になります
4話:良薬は口に苦し
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信春「ん?厄魔を知らぬのか?!
厄魔とは恐ろしい見た目をした化け物だ。
その牙やつめは全てを引き裂き、地獄のような咆哮は遥か彼方の山からでも遠雷のように聞こえてくる」
結月「そんな怖い化け物がいるんですか?!」
信玄「あぁ、最近急激に数を増やしているうえに領民から被害の報告が上がってきてな
きりが無いというのはわかってるが、兎に角厄魔の巣を見つけては叩いて回ってんだ」
結月「それじゃあ、もしかして信玄様も一緒に!?」
信玄「あぁ、もちろん。俺には領地のみんなを護る義務があるからな…それに口だけ出して現場にいかねぇなんて性に会わねぇだからみんなと戦うってわけだ」
結月「でも信玄さんは…」
信玄「もしかして、俺の身体の心配か?
確かにありがたいことだけどよ…俺ってそんなに弱い男に見えるか?」
結月「いえ、そいうわけじゃ…うわっ!」
結月の頭を笑いながらわしわしと撫でる信玄
信玄「俺を信じてここで待っていてくれ
直ぐに終わらせて帰ってくる…な?」
まだ何か言いたげの結月をよそに信玄たちは背を向けて歩き始めた信玄「あぁ、そうだ。お前もあいつのこと頼むわ」
結月「あいつ?」
信玄「雪奈だよ…恐らく昌信もこれから厄魔退治にいかなきゃならねぇからな…あいつ見張りがいないとすぐに脱走して
厄魔退治に行きそうなんだ…
それこそ、あいつのほうが先に身体を壊しちまう…
どうか見張っててやってくれねぇか?」
結月「‥‥わかり、ました」
そう返事すると嬉しそうに笑みを浮かべて再び歩き出す
本当に行かせていいのか?あんなことがあったばかりなのに
今朝見た夢のこともあり不安を隠せない結月は制止の声をかける
結月「‥‥やっぱり、待ってください」
信玄「ん?どうした?」
結月「信玄さんが行くんだったら私もついていきます」
信玄・昌影「「なんだって!?!」」
昌影「お前この間も戦に勝手についてきただろうが!反省って言葉を知らねぇのか!
それにお前には雪奈の見張りを頼んだだろうが!!」
信春「落ち着け昌影。どうやら考えなしというわけではななさそうではないか…」
結月「もしまた信玄さんが倒れてしまうようなことがあっても私の血を飲めば症状を抑えられます。万が一の時に役に立てるはずです
だからお願いします私も連れて行ってください」
信玄「お前は優しいなこんな俺を心配してくれてすげぇ感謝してる
」
結月「それなら!」
聞き入れてもらえたのだろうか一瞬喜んだものの結月をあやすように撫でた。
信玄「けどな、俺のことなら本当に心配いらねぇよ
この前お前の血を飲んでから今までにないくらい調子がいいんだ
さっきも見ただろう?俺が元気に素振りしている姿を」
結月「…」
信玄「そんな心配そうな顔すんなって帰りに甘いもんでも買ってくるからよ…雪奈の面倒を見てやってくれ…」
そう言って笑いながら去っていた
厄魔とは恐ろしい見た目をした化け物だ。
その牙やつめは全てを引き裂き、地獄のような咆哮は遥か彼方の山からでも遠雷のように聞こえてくる」
結月「そんな怖い化け物がいるんですか?!」
信玄「あぁ、最近急激に数を増やしているうえに領民から被害の報告が上がってきてな
きりが無いというのはわかってるが、兎に角厄魔の巣を見つけては叩いて回ってんだ」
結月「それじゃあ、もしかして信玄様も一緒に!?」
信玄「あぁ、もちろん。俺には領地のみんなを護る義務があるからな…それに口だけ出して現場にいかねぇなんて性に会わねぇだからみんなと戦うってわけだ」
結月「でも信玄さんは…」
信玄「もしかして、俺の身体の心配か?
確かにありがたいことだけどよ…俺ってそんなに弱い男に見えるか?」
結月「いえ、そいうわけじゃ…うわっ!」
結月の頭を笑いながらわしわしと撫でる信玄
信玄「俺を信じてここで待っていてくれ
直ぐに終わらせて帰ってくる…な?」
まだ何か言いたげの結月をよそに信玄たちは背を向けて歩き始めた信玄「あぁ、そうだ。お前もあいつのこと頼むわ」
結月「あいつ?」
信玄「雪奈だよ…恐らく昌信もこれから厄魔退治にいかなきゃならねぇからな…あいつ見張りがいないとすぐに脱走して
厄魔退治に行きそうなんだ…
それこそ、あいつのほうが先に身体を壊しちまう…
どうか見張っててやってくれねぇか?」
結月「‥‥わかり、ました」
そう返事すると嬉しそうに笑みを浮かべて再び歩き出す
本当に行かせていいのか?あんなことがあったばかりなのに
今朝見た夢のこともあり不安を隠せない結月は制止の声をかける
結月「‥‥やっぱり、待ってください」
信玄「ん?どうした?」
結月「信玄さんが行くんだったら私もついていきます」
信玄・昌影「「なんだって!?!」」
昌影「お前この間も戦に勝手についてきただろうが!反省って言葉を知らねぇのか!
それにお前には雪奈の見張りを頼んだだろうが!!」
信春「落ち着け昌影。どうやら考えなしというわけではななさそうではないか…」
結月「もしまた信玄さんが倒れてしまうようなことがあっても私の血を飲めば症状を抑えられます。万が一の時に役に立てるはずです
だからお願いします私も連れて行ってください」
信玄「お前は優しいなこんな俺を心配してくれてすげぇ感謝してる
」
結月「それなら!」
聞き入れてもらえたのだろうか一瞬喜んだものの結月をあやすように撫でた。
信玄「けどな、俺のことなら本当に心配いらねぇよ
この前お前の血を飲んでから今までにないくらい調子がいいんだ
さっきも見ただろう?俺が元気に素振りしている姿を」
結月「…」
信玄「そんな心配そうな顔すんなって帰りに甘いもんでも買ってくるからよ…雪奈の面倒を見てやってくれ…」
そう言って笑いながら去っていた